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育休ライフ 12周目

娘の風邪がうつり、気持ちがダウンした1週間。
妻の慰労&娘の誕生日旅行があったから、楽しい気持ちでいっぱいだったけれど、体調が崩れると心から幸せとは言えないことを実感。
健康と幸福について考えさせられた。


健康と幸福
健康でなければ、幸福にはなれないと改めて実感した。
今回の風邪は鼻にくるタイプで、副鼻腔に膿がたまったせいで味覚&嗅覚がぶっ壊れてしまった。
味覚と嗅覚がなくなって気づくことがたくさんあった。

まず、食事。
食事が楽しくない。私は料理が好きだし、料理も味だけでなく香りも楽しめると思っているので、家事の中でも一番好きな仕事である料理がつまらないと生きている心地がしない。生活の中で食事が大きなウエイトを占めているのだと再確認した。今まで、栄養が取れれば何でもよいと思っていた面もあるが、無意識に味付けや匂いで自然と食事を楽しんでいたのだと感じた。風邪をひくことでこれらを手放す羽目になったことがとにかくしんどかった。
逆に鼻をかんだ直後、数秒だけ嗅覚が戻る時間がある。その時にかすかに感じたかつ丼の肉々しい香りは、大きな幸せを感じる一瞬だった。(今日の夜ごはん)
結論、健康であることは食事を楽しめることにつながる。逆に食事を楽しむ土台には健康がある。当たり前のこと。


次に、体調不良になると気力がなくなる。
活力がなくなると、本当に生きている実感がなくなる。欲求がなくなり、なにもしたくない気持ちに支配される。そんな自分自身にがっかりするのだが、子育てをしていると、そんな中でも子供との時間をとらなければならない。私の体調不良は私の責任だから、娘に責任はない。だから私のせいで娘に不利益があってはならない!と私は考えるので、気が乗らないながらも楽しんで育児をしようと奮闘した。きっと娘は普段と違う親の様子に気づくだろうが、それはそれでいいと思っている。私の考え方や気持ちの持ちようなので、この選択で良いと思っている。実際に娘と関わると、元気をもらえることもあるから不思議。娘に感謝。そして気を遣って早く帰ってきてくれた妻にも感謝。たくさんのプレゼントを家族からもらっている。感謝。
気力がなくなるのは仕方がない。しかし、「病は気から」である。自分の”気”をどのような状態にしたいか、それはコントロールできるのだと感じた。今回で学べたことは気のコントロールだろう。


健康でないと人生は楽しくない。健康でいることの大切さが身に染みた。


娘は2歳になり、自己主張ができるようになってきた。
言葉も文章で言えることもあり、自分の意思をもって要求してくることも増えた。1年前はまだ歩いてもいなかったのに、成長はとてつもなく早い。
欲求が強くなったぶん、欲求が満たされないと荒れることも増えた。まだまだ小さな嵐で済んでいるが、そろそろ大嵐が来てもおかしくないと感じている。
娘の「こんちわ」ブームが続いている。生き物に対してだけでなく、人形や物にもあいさつをしている。律儀に挨拶する姿は微笑ましく、相手からのあいさつも強制するところはさらにかわいらしい。最近は、人形を私のところに持ってきて「こんちわする」と言って渡してくる。人形を持つと「こんちわ」と娘が言うので、こちらも「こんちわ」と人形をぺこりとさせる。それで娘は満足らしい。笑 2歳ながらに体育会系である。

コミュニケーションで使う言葉を自然と覚えてくれていることはうれしい。
ただ、まだ上手に言葉が出ない場面もあり、そんなところも可愛らしい一面だと感じる。
例えば娘は薬のことを「すくり」と覚えている。どうしてひっくり返るのかわからないけれど、しばらくそっとしておこうと思う。ちなみに娘は粉薬が大好物で、「すくりのむ!」と駄々をこねることが多々ある。飲みたがらないよりはいいが…なんか薬を好きになるって個人的には複雑。
かわいいから許す。今だから許す。


そういえば先週、妻がある付属小の公開研究会に行った。
仕事と育児の両立で苦労しているにもかかわらず、向上心を忘れないところ、本当に尊敬する。
手前味噌だが、妻のような人材が教育界にいることはとても重要だと思う。妻ほど向上心がある人は、教育界に見切りをつけて別のステージで活躍できると思う。妻はそれをしないで教員として第一線で働いている。身近にお手本のような背中があることは刺激になる。私も自分のできることに日々取り組もうと思う。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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