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育休ライフ 9週目

今週は一時保育や体験教室など刺激の多い1週間。
刺激が多いことは、娘にとっての負荷になるが、適度な負荷は成長には必要なのかもしれない。ぐんぐん伸びている。


私が育休をとってからは週1回ペースで一時保育を利用しようと考えている。理由は保育園での生活に慣れることと、私の勉強時間の確保だ。
保育園生活への適応自体は、ありがたいことに「あまり問題ない」と園の先生方から言ってもらえる。外ではお利口さんらしい。
私といると、同年代の子たちと遊ぶ姿をあまり見ないが、円に預けると自然とそういった様子が見られるらしい。良い成長の機会である。
また、もう一つの懸念である「食事」も、家で食べるよりも給食のほうがモリモリ食べるので大変ありがたい。
きっと娘は園内での生活をめっちゃ頑張っているのだと思う。頑張りを認めつつ、一時預かり後は目一杯遊んであげたい。


今週は体操教室デビューの日。
もともと鉄棒が好きで勝手にぶら下がっていたり、私の真似をして前転したりと体を動かすことに興味関心が高かった娘。
恵まれたことに家の近くにある体操教室では、定額でトランポリンやマットなどが使い放題。気になったので体験してみると、施設の広さや体操器具の充実度に大感動だった。
娘も体操場独特の跳びはねやすい床?やトランポリンに大興奮で、終始動き回っていた。
ここでは、先生が準備体操をしてくれるのだが、娘は長座やストレッチを先生の見様見真似で再現していた。子の月齢にしてはなかなか再現性が高いと思う。褒められるとさらに上機嫌になりもっともっと張り切る…の繰り返して1時間。大満足。
少し月齢が上の子たちにも刺激され、補助逆立ちから補助逆立ち歩きまでしたのには驚いた。コツなんて知らないし伝えられないこの月齢で、あるのは好奇心のみ。子供の力も改めて思い知らされた。この好奇心に働きかけられれば、学校教育ももう少し楽しくできるのだろうか…。


2歳に差し掛かる月齢は、とにかく真似事が好きで良くも悪くも身の回りの環境や人に影響されるのだろうと感じた。体操教室だけではないが、日々刺激を受けて、それを脳で処理し、自分の言動で表現する楽しさがあるのだろう。では、この時期に親としてどんなかかわりが望ましいのか、周りの環境をどう整えていけばよいだろうか。娘の成長がうれしい反面、この時期が娘の将来に大きな影響を与えるんだろうと思うと、責任の重さを感じる。



話は変わって児童館でのリトミックのイベントで、講師の先生が「3歳までに躾をしておくと後々大きな問題が起きない」とおっしゃっていた。
”三つ子の魂百まで”とあるように、幼児期のかかわりがその子の人生を決めてしまうのだと思うと、日々のかかわりについてもう一度考えなくては…とプチ反省。逆に、保育園に通わすということは、その時間を保育士に託すということであり、それはそれですごい決断であり、保育士という仕事の尊さを強く感じる。人を育てる仕事はどれも素晴らしいと思うが、保育士や幼稚園教諭などの未就学児と関わる仕事は、特に重要視されたほうが良いと、講師の方の話を聞いて改めて感じた。
さらにこんなこともおっしゃっていた。
「子供の問題はすべて、親の責任です」
ズシンと重くのしかかる言葉。と同時に、教員という仕事柄「本当にその通り」とも感じられる言葉。
娘の真似事の話ではないが、2歳にもなれば世の中のことがわかるようになってきて、”親の背中”を見るようになる。その時に、どんな背中をみせられているかは、毎日振り返りたいチェックリストの一つになるだろう。



育て方に正解はないからこそ、親が見せる生き様がその子供の正解になる。そうであるならば、親がどんな生き方を素晴らしいかを自己分析し、その生き様を貫くことが子供にとっての愛ある教育になるのかもしれない。
ただ、間違った愛情やゆがんだ愛情、都合の良い解釈など、人間として胸を張れる生き方かどうかを、親は日々考えていく必要がありそうだな…と答えがまとまらずちょっともやもやしている。
現時点での答えは”善い行動をする”であるが、”善いとは何か”を、考えて日々生活したい。


仕事に追われていないと、考え事が多くなる。人間、ちょっと忙しいくらいがちょうどいいのかもしれないが、この考え事ができる喜びをかみしめながら、毎日を生きていきたい。



追加

娘がマン・ガタローさんの「おおきなかぶ~」を読むとにやっと笑う。マン・ガタローさんの笑いがわかるのであれば早熟すぎる。


おままごとの想像力が大爆発している。空想で見えないものが見えている。ある児童館では、空気清浄機のスイッチをポチポチして、りんご、バナナ、ジャムを取り出すことに成功した。ちょっと時間がたつと水道にもなり手洗いをさせられた(7回も)見えないものが見えているのは素敵なこと。



娘が早起き過ぎてしんどい。5時台に起きる。起きてすぐにおままごとが始まる。今日は起きてすぐにプラレールの踏切を鳴らす。いつもより「かんかん」が頭に響いた。今思い返せば可愛らしいが、その瞬間は、しんどい。笑

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