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窓際の猫、目先のインコ

※サムネの可愛くて素敵な画像はお借りしたものです。

これは、とある日の夕食時のこと。
家族とカレーを食べていた時の出来事である。

うん、やはりカレーは美味しい。じゃがいものホクホク加減がたまらない。福神漬けも乗せよう。
流れるローカルニュース。暮れていく空……と目線を庭に移すと2つの山がついた丸いシルエット…!

「えっ!?何かおる!!猫??」

まさかの来訪者である。見たことない白い猫。
「あー、りのは見たことないね。前も来とったよ。あの猫首輪つけとる、どっかの飼い猫じゃろう」と父。どうやら猫さんは散歩中らしい。確かに首輪があるし、毛並みも綺麗だ。

猫の目線はこっちに一切向いてない。
目線の先には……カゴの中にいる我が家のインコ、ピーちゃん。

明らかに狙われている。狩るものと狩られるものの絵面だ。猫は微動だにせず目線をピーからはずさない。

一方、命を狙われているピーはというと……
全力でヘッドバンギングをしている。
インコちゃんがヘドバンをする時は超ご機嫌。うれしい!たのしい!大好き!状態である。
獲物として見られているとはつゆ知らず、初めて見る猫を前にテンションが上がっている。
ピ、ピーちゃん……。

獲物を見る目をした窓際の猫、目先の喜ぶインコ。
その後、猫さんは諦めたのか庭から姿を消していた。ピーちゃんは夕食を終えた私たちを見計らって、カゴから出せ出せとアピールを始めた……

と、この話にオチは無いのだが、出来事としてnoteに記録したいと思ったので残しておく。

窓も鍵を閉めているし、カゴの中に入っているため安全圏ではあるが、猫がインコをパクッとしてしまう事例はあるため、より一層戸締りに気をつけようと思った。

#インコ #猫 #日記

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