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青少年的人生論 #2

心が踊れば

雲ひとつない青空
心が踊れば

頭を下げる仕事
心が踊れば

いつから願いになっていたのだろうか

無性に人を愛したくなる瞬間がある
無性に人を嬲ってやりたくなる瞬間がある
そんな一部分の気まぐれが私の全てだと思われたらどうしよう、と不安になる

上を眺め、心が踊らない日に願い、
俯いて心が踊る日を迎えることだってある
変わり者がなんだ、と安心する

なんとなく、日常の一部に私が主人公の世界があってもいいのではないか、と思う
私は私の中に、確固たる本当を持っていて
それは、この世界にあるどんなものをも打ち負かしてしまう
きっと皆がそのような狂気をうちに孕んでいる
愛おしさすら感じる
そして、内包するその狂気の暴動を感じる

鬱屈としたうねりの中は
思い届かず目が回り
強い希望すらぼやけてしまう

そこで心が踊れば、うねりも我を忘れて踊ってしまうのではないか
そんな淡い希望はしぶとく、ぼやけようとはしない

少しで良い
昨日より今日、今日より明日が
ありきたりな文言も
必死に何度も、何がなんでもと言い聞かせれば
前に進んでいく

ただ、時に立ち止まると
雲ひとつない青い空が広がっているかもしれない

心が踊れば

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