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めんどうだと思ったら、それをやる

1日が充実して終わった〜!って思えるのって、
「めんどうくさい」と思うことに
どれだけ向き合ったかってことと比例している。

って数日前にメモを残していた。

ここのところ仕事がとんでもなく忙しくて、
気を抜くと仕事のことだけ考えて一日が終わってしまいそうになる。
それはそれである程度の達成感はあるけど、
1日に充実感を感じるのって、
それ以外の余計な「めんどうくさいこと」をどのくらいやったで
決まってくるよな〜ってそういうことを考えてた。

こんなに忙しいのになんで朝から本を読んでるんだろう…とか
早く仕事しないといけないのになんでトイレ掃除してるんだろう…とか
やってる暇なんて1秒もないはずなのになんでゲームしてるんだろう…とか、
noteなんか書いてる場合じゃないのになんで書いてるんだろう…とか

やらなければやらないでスルーできてしまう「めんどうなこと」。
それにどのくらい真摯に向きあうかで日々の充実度は変わってくる。

結局、毎日って「めんどうくさいこと」との戦いだと思っている。

大なり小なり毎日って、めんどうなことの連続で、
適当にやり流したり、やらなかったりももできるけど、
いかにしっかり向きあって、
どれだけていねいにそれをこなしていくか、
それで人生は変わっていくんじゃないか。

つまり「めんどうくさいこと」って大事だよね!

って特にそれ以上のことはないのだけど、
今日たまたま読んでいた「座右の寓話」という本にこんな話が載っていた。
「二人の商人」という話。

簡単に書くとこんな内容。
昔2人の商人がいて険しい山道を同じくらい重い商品を背負って歩いている。
ひとりは「もう少し山が低ければもっと楽に仕事ができるのに、いっそ行商をやめて家に帰りたくなる」とぼやく。
もうひとりは「この山がもっと高くて登るのがきつくなればいいのに」と言う。
「そうすればみんな諦めて帰るから自分だけ思う存分商売ができるのに」

困難なこと、つまり「めんどうなこと」があればあるほど、
誰もやりたがらないからチャンスがある。
そういう寓話。

以前読んだ中小企業の生き残り方についての本でにも似たようなことが書いてあった。

新しい商売のアイデアを思いついてもすぐにマネされてしまう。
どうすればマネされないか。
「誰もマネしたくないと思うくらいめんどうなサービスをしっかりやること」
が秘訣の一つだという。
「超めんどうなことを徹底してやる」ってことが
ビジネスで生き残る方法につながるのだ。

結局めんどうくさいことってみんなやりたくない。
その「めんどうくさいこと」をやるかどうかが、
日々の生活にも仕事にも価値を生み出すことになるんじゃないか。

「めんどうだと思ったら、それをやりなさい」
少し前に母を病院に連れて行ったときに医者に言われたことば。
高齢になった母の認知症予防や体の衰えを抑えるのに、日々の生活で具体的にこれをした方がいいというようなことはありませんか?って質問をしたら、こんなことを言われた。

「日々の生活の中で、あれしなきゃ、どこかいかきゃって思っても、
めんどうくさいなー、やりたくないなーって思うでしょう。
そうやって、めんどうくさいなーって思ったら、
積極的にそれをやりなさい。それが一番の予防法です」

老化予防にも「めんどうくさいこと」をやることが効果的なのだ。

「めんどうだと思ったら、それをやる」

自分事として受け止めた。


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