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All about kidofuji stream

上映があるからというのもあるし、なんだか頭の中も部屋の中もとっちらかっているし、そんで夜中原付で竹林に行って金属バット持って喚き散らしたい衝動も理解はできるが、今はなく、夜は疲れて眠ってしまう。だから、経験則として筆を進めています。別にどうってことはない。面白くもないし、韻だって踏んでない駄文なので、もし最後まで付き合いたければ投げ銭してください。ただ長いだけの何の教養にもならないものということだけは保障しますね。

kidofujiについて
noteというと最近見ているのは、格闘家の青木真也さんと格闘系ライターのジャン斉藤さんのくらいです。たまに課金します。だから活字に飢えているというのはなくて、情報であったり、独自の見解を知りたくて読んでいます。
今、来月撮影予定の長編映画の準備をしています。毎日たくさんやること、考えることがあって、例えば、今週はオーディションが二日、シナリオを改稿も仕上げないといけません。大変だけど頭をぐるぐるああでもないこうでもないと思考させ、ショートさせるのはなんだかロックンロールみたいで昔から好きなようです。いいものって楽にはできないけど、だからって努力し続ければできるかっていうとそれはわからんってなります。回り道でも少しづつ接近していくしかないかなと思います。

『kidofuji』は今年の正月に撮りました。1月4日だったはず。寒かったかな。室内にいたので覚えていません。映画音楽を二本同時に抱えていて、忙しかったんですけど、たまたま「フィックスワンカットで15分以内の映画を募集中」という名古屋のギャラリーN映画展さんの募集を見て、直感的にいけるなと思ったのがきっかけです。その前に、『東京の恋人』でもキャメラをやってくれたソッチュくん(金碩柱)と飲んだ時、「そろそろ撮らなあかんで」と言われたことも効いているのかもしれません。その時の飲み会にライターの那須千里さんも来て、全おごりした日かな。

これは個人的なことで、ムーラボのパンフにも少々書いたけれど、2020年に『東京の恋人』に出てくれた階戸瑠季さんが突然亡くなってしまい、2021年には父親が癌で亡くなりました。それで自分の脆いところが出てしまって、何も出来なくなってしまい、映画なんて当然作ろうという余裕もなくなったし、作る目的も失いました。その理由として前述した二人に見てもらうために映画を作るというモチベーションは少なからずあったからでしょう。それは亡くなってしばらくした後、気が付きました。また生前、そういう話をしていたからだと思います。階戸さんに関して言えば、今後主演で映画作ろうよという話もしていましたし、企画進行中の映画の相談に乗ったりしていました。ある種の共闘関係ではあったと僕としては思っています。

『kidofuji』を見てもらえば分かりますが、冒頭に2人の人物にデディケーションを掲げています。西岡恭蔵と父です。階戸さんではないです。父に関して言えば映画の舞台であり、高円寺に実在する立ち飲み屋・きど藤に生前から行きたがっており、彼の好きそうな酒やつまみが揃っているため、いつか連れていきたかった、そういう思いで記載しました。父は出不精な人間なので、僕が東京に出てきてもう十数年経過しておりますが、東京に遊びに来たのは親戚の結婚式のための一回だけだったと記憶しております。そのへん、調布から出たくないつげ義春先生みたいだな。
西岡恭蔵さんについては前回上げたnoteを読んでいただくと理解も容易いと思われます。

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