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人の晴れ姿

こんにちは

そしてお久しぶりです。
ShimoUです


2024年に入ってからは、自分で自分の機嫌を取るべく試行錯誤を続ける日々です。

自分が落ち着けること、Exciteできること、友達と1対1で話す時間を取ること、自分が落ち着ける音楽を聴くこと、などなど。


これまで自分が足を踏み入れなかったような場所にもいきました。

例えば、自分が抱えている悩みと同じような悩みを抱えている人たちが集まる当事者交流会。

例えば、全日本ブレイキン選手権。

例えば、親友が推しているアーティストのライブ参戦。

例えば推しアーティストのファン同士の交流。


人生って面白いですね。いろんな巡り合わせで、いろんな方の価値観に触れて、いろんな人と価値観があったり合わなかったり、タイミングが合ったり合わなかったりが続く。


昨日まで考えていたことと真逆の考えを持つようにもなる。

みんなそんな感じだから、今は会いたくてもそう簡単に会えないような人もいる。

どれもこれも全てタイミングです。
最近は、自分にそう言い聞かせています。

そうして、相手のことを尊重し続けるんです。

今は忙しくしていて自分との時間を共有する余裕がないけれど、またいつかその人と楽しい時間を共有できる日が来るかもしれない。

”自分の手を取って頂ける”日が来るかもしれない。


その日まで、自分は自分のことを満たすための日常を続ける。近況報告で「お互い成長したね〜笑」「お互い強くなったね〜!」って笑い合える日が来るように。


自分が仲良くしたい人は、「あなただから」っていう理由で選ばせていただいていることがとても多いです。


その人でないと話せないことがある。
その人でないと共有できない価値観がある。
その人でないと笑い合えないことがある。
その人とでないと作り出せない空気感がある。
その人とでないと満足できないことがある。
その人が発する言葉だからこそ意味がある。

「何を言われるか」
よりも
「誰に言われるか」
「誰と話をするか」
の方が大事なのかもしれません笑




言ったっけ?

最近、人の温かさが肌に強く刺さります。
それは自分のメンタルが安定しないから。
メンタルが安定しない自分に優しく接してくれること、自分の存在を認めてくれること、自分のためを想って言葉をかけてくれることが嬉しいんです。
相手に時間がない中、少しでも自分と関わってくれることが嬉しいんです。


最近、孤独感と不安感に揉まれながら生活しているからでしょうか。
自分1人の時間が増えたからこそ、人の愛と有難みを強く感じます。


だから、そういう人たちと手を取り合いながら前に進みたいのかもしれませんね。



今月から新たな取り組みを始めました。
年末に思いつきで買った手帳に、毎日あることを書き込んでいます。


その手帳が、幸せなことで埋め尽くされるといいな🫶
あ、手帳の中身は会った人&見せたい人には見せますね!



前置きはこの辺にして。


最近、人の晴れ舞台に立ち会わせていただくことがとても多いです。

それも、ただの晴れ舞台ではありません。

人生を本気で生き抜いてきた、何か1つのことに本気になって取り組み続けてきた人たちの晴れ舞台に立ち合わせていただくことが多いです。


その中でも特に印象的だったのが、2/17〜18で開催された、「第5回全日本ブレイキン選手権」です。

このブレイキン選手権、本当に×2、大満足のいくものでした!!!!!


ブレイキンは今年のパリ五輪の新競技で、今注目を集めている(らしい)競技です。

オリンピックに先立って、ナイナイの岡村さんが応援団長を、DA PUMPの KENZOがアンバサダーをそれぞれ務めています。

2人ともゴリッゴリのB-Boyだからね。当然&納得の人選です。

この記事の半分ぐらいはブレイキン選手権のレポみたいなものです。


本日もどうぞよろしくお願いします。

全日本ブレイキン選手権レポ!!

はい。とにかく“最高”の一言に尽きます!

彼らが自分の全てをダンスに捧げた姿を、間近で沢山拝ませていただきました。
彼らのパフォーマンスはスクリーンにも映し出されてたんですけど、スクリーン見るのなんて勿体無い!!
っていうので、踊ってる選手たちの姿を目でずっと追っていました。


僕が観覧していたのは、2日目の午後部門です!
キッズチーム部門の決勝戦バトルを見て、B-Girl/B-Boyの決勝トーナメント、そしてブレイキン応援ソングのDA PUMPの新曲・『Pump It Up!』をまじまじと見ていました。


決勝戦に出ている選手たちは、お互いに切磋琢磨し合う“仲間”たち。(てか全日本に行く時点で相当の実力の持ち主なんですけど笑)

お互いが幼い頃からの知り合いで、お互いがお互いの存在を認め合い、一緒に練習しながら、お互いがお互いのことを沢山認め合える間柄の人たち。

だからこそ、本番のバトルでは遠慮なく本気でぶつかり合うし、バトルを終えた後は「お疲れ様!あんたと闘えて良かったよ!」とお互いに抱擁して互いの努力と実力を称え合う。

最高のライバルであり、最高の友情が垣間見える、それはそれはとても幸せな空間でした!

Hiro10というB-boyは、準決勝で幼馴染のISSHINと戦うことが決まった時のインタビューでこう言葉を残しています。


「幼い頃からずっと一緒だったアイツ(ISSIN)と決勝戦で戦えて嬉しい」



こういう関係憧れるなぁ



切磋琢磨し合う仲間でありながら良きライバルである人たち。

”ダンス”っていうコミュニケーションツールを通してお互いのことを認め合える関係性。
本当に素敵。


中でも一番衝撃的だったのが、男子準決勝第1回戦!

パリ五輪に内定していて、ブレイキン選手権3連覇を果たしていたShigekiXがまさかの敗退!

バトルの情報は何もなかった自分でも、「ShigekiXはバケモン」って情報だけは知ってたんで、ShigekiXが負けたのには度肝を抜かされました。


でも、それは同時に「努力は人を裏切らない」っていうことの証明にもなったのかなって!

ShigekiXを破ったISSINは、その勢いで優勝しています。
ISSINが準決勝で勝った時の会場の沸き上がりは言葉に表せないぐらいのものでした。

ISSHINの勝利がわかった瞬間、
歴史が覆った!
ぐらいの衝撃的な空気感が会場に流れていて、それはそれは衝撃的なものでした。(2回目)

まじで、決勝戦以上の熱気がNHKホールを覆っていたんです!!!


ISSINは準決勝後のインタビューでこう言っています。

自分が出せるものを全部出し切りました!

おいおい、カッコよすぎかって。

ブレイクダンスに命を賭けてきて、その対戦相手が運悪く(?)オリンピック内定者&三連覇してる絶対王者で、、、


自分がISSINの立場だったら、絶対に諦めています。
だって勝ち目がないって判断しちゃうもん。

まぁ、俺はどちらかというと安定志向だし、”勝てない勝負はしない”人間だからね。


だからこそ、どんな状況であってもあきらめずに自分の可能性に全てを賭けるISSINさんエグすぎな。

B-Boy ISSHINの生き方に強い感銘と衝撃を覚えた瞬間でした。



でも、それは同時に何かに真剣に向き合い続けることの大切さも教えてくれたような気がしています。

ShigekiXも、ISSINも、Hiro10も、TUKKIも、本当に×2カッコよかった。
RIKOも、Ayaneも、Nanohaも、Ayumiも、本当に×2カッコよかった。


なんでカッコいいの?

自分のやりたいダンスを極めてるから。

胸を張って「ダンスが大好き!」って言えるから。
どんな状況であっても諦めず、天狗にならずに日々進歩してるから。


観に行ってほんとうによかった。

彼らの勇姿を拝めて、その集大成を見れて本当に良かった。

心の底からそう思えた大会でした。



あと、印象に残ってるシーンがもう1つ。

B-Girl Ayumiの優勝インタビューでのお話。

「何がAYUMIさんをここまで駆り立てたんですか?」
「ダンスが大好きだからです❤️」

こんなこと言ってました。(うろ覚えでごめんなさい)

自然とその言葉が出てくるあたり、本当にダンスを愛してるんだろうなぁ、と伝わってきます。

自分が大好きなものだからこそ、どんな逆境であっても続くんだろうなぁ、と思います。
本当に大尊敬。


今回、前情報ゼロで臨んだんで、彼女の過去は全く知らなかったんですけど、この言葉だけで目頭が熱くなる感覚ありましたもん。

もっとダンスバトルの世界を知ろう!
ダンスバトルこそ、最高の自己表現の手段なのかもしれない。



あー、ダンスって最高、、、



中学時代を思い出して

僕が中学3年生の夏休み、部活動の関東大会のスタッフとして大会運営に従事させていただいた経験があります。


3日間毎日5時起き、しかもお盆休みが潰れる、受験勉強もまともにできない、ってことで、僕らは不平不満しか言ってませんでした。


当時付き合ってた彼女と、関東大会スタッフになったことの愚痴合戦だけで5時間ぐらい話盛り上がってたっけ?笑 ※当時の彼女は部活内恋愛でした。


当時の彼女だけではありません。
部員みんなで愚痴合戦。


だから、選手たちの本気の戦いを見ても、何とも思わなかったんです。

「この人、人間を捨ててる」
「1つのことに本気で打ち込んでいる人のどこがいいんだ?」

そう疑問を感じながら大会運営に携わっていた記憶があります。



あれから8年半。当然、当時の彼女はいません。
さて今どこで何をしているのやら。

興味ないけど笑



その話じゃないっすね。

当時と競技は違えど、同じ「1つのことに本気になって取り組んできた人たち」の最高決戦を観戦する場です。

しかも、今度はスタッフとしてではなく、客として。
なんなら観覧料¥2,500まで払って。

しかも
「観に行きたい」
って自分から思うようになって。


あれから自分も沢山成長したんだな。

沢山の人の沢山の価値観に触れて、本気の戦いを見て心が動かされるまで成長したんだな。


それもこれも、自分と関わってくださっている全ての方々のお陰様なんだな、と思います。


8年半越しに見た、選手たちの本気の戦いでここまで人間の価値観は変わるんだ。

想像力が働いていたからかもしれません。
自分もB-Boyの1人として、Breakin'を練習する大変さを少し知っていたからかもしれません。



でもね、確信した。

ダンスはみんなの希望の光になる。


技名とか、どういう体の身の熟しをしているかはわからないことだらけだけど、それでも沢山感動を与えてくれて、観戦する楽しさを教えてくれて、1つのことに全力で取り組む人達への尊敬心が生まれて。

こういうの、定期的に見に行こ。




“ダンスバトル”への憧れ


僕自身もB-Boyなんです。実は。
俗にいう“エンジョイ勢”ですね。


技の習得には人より時間がかかる。
しかもあまりダンス練に時間を割くことができない。


これまではこういう状況でした。

だから、全然ダンスも上達しなかったんですね笑

倒立ができるまで3年もかかった笑

倒立が出来た時の心境は「やっとか」という安心感と、「まだまだここから!」っていうアグレッシブさが半々。


こういう感覚は技ができた時に感じられるある種の達成感。

アドレナリンとアハ体験に支配される、それはそれは理想の空間。


これから沢山の技をマスターするぞ!




一身上の都合で生活スタイルがガラッと変わりまして、、
仕事終わりの時間帯にダンスに沢山時間を割けるようになったんです!


さて、来年を目途に、Breakin'のダンスバトルに出場してみるかね???
そのために、今自分がやるべきことは・・・・・


なぜダンスバトルなのか?

僕はメンタルが不安定です。

それは、過去に仕事で適応障害になって、無理ができない体質になってしまったから。

ダンスバトルをやろう!と思ったのは、それこそブレイキン選手権のShigekiXの発言でした。

「準決勝で負けたのは悔しかったんですけど、ここで気持ちを入れ替えて、メンタルコントロールを上手くして、次に臨みます」

「気持ちを入れ替えて」
ね。

その言葉聞いたのいつぶりだ?笑


でも、間違いなく自分の心にはビビッと来るものがありました。


「あ、ダンスバトルだったら自分のメンタルを安定させられるかもしれない」

「自分が好きなダンスに打ち込めば、ストレスにもよく効くし、その分ダンスも上手くなって、自分がダンスに懸けてきたもの全てをバトルでぶつけられて、自分らしい表現もできて、プラスなことしかないのかもしれない」

「本気で何かに打ち込むことで、精神疾患を経験して今も生き苦しさと戦っている自分がダンスバトルで全てをぶつけることで、そのバトルを見てくれている誰かが、自分のことをよく知ってくれている大切な人が、”また自分も頑張ろう”って思うキッカケになってくれるんじゃないかな?」




自分の中でのこれらの気持ちは、今確信に変わりつつあります。


だって、踊るだけで自分のストレス緩和される感覚あるんだもん。


メンタルが本当に潰れている時、ダンスをしても全く心も体も爽快になりません。

逆に苦しくなるだけでした。




だから、自分には「踊れる時間/心理的余裕があること」の有難みを身に沁みて感じることが出来ます。

踊れるだけで幸福感があります。





「希望は追うから煌めくのさ」


DA PUMPの新曲「Use Your Body」のワンフレーズです。

本当にこの通り!笑


日常生活を送ることで精一杯の自分が、最近やっとダンスに対して“追える希望”ができました




今の具体的な目標はこんな感じです

2024年のダンス目標
①Breakin'のレベルを更に上げる(細かいことはこれから決める!笑)
②POPPINとKRUMPを始める

2025年
”B-Boy・ShimoU”、”POPPER・ShimoU”、”KRUMPER・ShimoU"としてダンスバトルで戦い続けるストリートダンサーになる。

そして、精神疾患から立ち直った自分が今度はダンスバトルの世界で戦い続けることで、自分が自分の大事な人にとっての希望の光になる


「あいつが頑張り続けてるから、自分も明日からまた頑張ってみようかな」


自分が活動していれば、自分と同じように苦しんでいる人たちへの啓発だったり周知だったりにも応用が効くかもしれない。



ストリートダンスに憧れた者として、ストリートダンサー・ShimoUとして、ダンサーとしても人間性としても、まだまだ成長の余地はありますね。


いつかダンスでお仕事頂けるようになったら嬉しいな笑



本日もありがとうございました。

ShimoU

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