黒駒不動尊その4 狛犬と千羽鶴と錐。
阿吽と狛犬
聴かれた言葉かと思います。
阿吽の呼吸とか使いますね。
たぶん、初めて本堂の狛犬をしみじみ眺めてみた。
誰が彫ったんだろう? 創建時に彫ったんだろうな~
村人なんだろうか?
といろんな空想が脳裏を過った。
で、狛犬。
調べてみたら、口を開けているのは獅子。
閉じているのが狛犬とありました。
役割は、邪氣を払うとされてます。
近隣では大宝八幡様の神門を潜ると、右側に口をあけた獅子。
左には口を閉じた狛犬が整列しています。
お不動様本殿の四隅に狛犬と獅子の彫刻があります。
お立ち寄りの際には、見直してみてください。
それはそれは立派な彫刻ですね!
この彫刻は別名、阿吽とも呼ぶそうです。
阿吽の呼吸のそれですね。
大宝八幡宮の神門を入ると右に口をあけた獅子。左に口をとじた狛犬が並んでいます。
こちらも大宝八幡宮ですが、神門の両側に、阿吽が並んでいます。
右側の口をあけたのが阿さんで左が吽だったかな?
元来が阿吽とは仏教用語のようです。
阿は梵字でいう、始まり。
吽は同じく梵字の、終わりを指すそうです。
あいうえおが、『あ』から始まり『ん』で終わるのと同様?
真言宗では、阿吽は宇宙を指しているのかも知れません。
そもそも梵字は仏教!
阿吽二柱は、神道!
神仏融合の結果なんでしょうね?近年は聴く機会が無くなりつつあるようですが、方位除けとか云いますね。
上棟式の折に、矢の向いた先は、北東(丑寅)と南西(ひつじさる)なんだそうです。
脇道へそれました
そもそも、なにゆえ、黒駒不動尊は耳不動なのかしら?と考えてみましたが・・。わかりません。
神社、仏閣としては、古いほうではありませんからね。
建立時に、モノガタリと併せ、耳鼻科の無い時代。耳にフォーカスした結果かも知れません。
近年は少なくなりましたが、こどもの頃、昭和30年代には、錐と願い事を納めたものでそれこそ、外から中が見えないほどだったと記憶しています。
今でも、熱心な方が居られ、千羽鶴や錐の奉納があとを絶ちません。
ありがたいことですね。
不知、不徳ゆえ、自分の知らないことを検索しながらのBLOG。
ちょいと脇道に逸れてしまったかも知れません。
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