農本主義者の地域再興論(卍や七代目)

北関東の田舎町で暮らす、古希のジイさんです。 生涯の目的は、農業・農村の再構築! 三年…

農本主義者の地域再興論(卍や七代目)

北関東の田舎町で暮らす、古希のジイさんです。 生涯の目的は、農業・農村の再構築! 三年半前に、街づくりを目的に6名で一般社団設立。 今年は、「畑作公社」 後に8名で法人化をした。女性5名。代表者も女性(*^^)v https://www.rakuen-farm.com/

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地域主義に徹すれば路は拓ける!

世界は陰謀と理不尽に満ちている。 知った不幸、知らない幸せとか云いますね。 さしづめ、ジイさんは知った不幸派。 知らないでいれば、素知らぬ体を決め込んでいれば、もっと穏やかな人生だったかと(^^) が、知ってしまった以上は、子孫が残されているかぎりは、路をつくらないといけないと念じている。 むろん、誰彼構わず、持論を振りかざすことは無い。 通じないよな~  こちらは何十年も、何百回も触れてきて辿り着いてるからね~と。 古希を過ぎて以降に書き連ねていることは、すべて遺言のつ

    • 黒駒不動尊 創建300年祭その1

      次の100年に向けて 公私 祖父の教えと父親の行動から、いつの間にか、人生は「公私」であると学んだ。世界的にも、日本国内でも私欲の塊と思える皆さんが跳梁跋扈している昨今。古希を過ぎた今日でも、行動の原則は、公私で生かしていただいている。時には、私に重きが入ることもあるが、バランスよく生きてきた!と自負している。 今回の祭りの世話人を仰せつかった折も当然「公私」のバランスと考えた。 私的には、人生の中で、数度にわたり指摘され続けて来たこと。  貴方には、お不動様が守り本尊と

      • 黒駒不動尊その5創建300年祭

        世話人は12年に一度? 前回は、61歳! 当時は、福島で農家の復興支援をしていた。 前々回は、49歳! 上京一年目で東京在住。 前々前回は、37歳! 東京往来の日々で産直の立ち上げをしていた。 その前は、25歳での参加。爾来50年ぶりの世話人を仰せつかった。 微かに残る記憶は、一番年下での参加であり、地走りだけを務めた。 すべて、父親が代替で出てくれていたものであろう? 62歳!74歳!83歳!と三度。 83歳の折は、癌の摘出手術の後ゆえ、パスさせていただいたかも知れない。

        • 黒駒不動尊その4 狛犬と千羽鶴と錐。

          阿吽と狛犬 聴かれた言葉かと思います。 阿吽の呼吸とか使いますね。 たぶん、初めて本堂の狛犬をしみじみ眺めてみた。 誰が彫ったんだろう? 創建時に彫ったんだろうな~ 村人なんだろうか? といろんな空想が脳裏を過った。 で、狛犬。 調べてみたら、口を開けているのは獅子。 閉じているのが狛犬とありました。 役割は、邪氣を払うとされてます。 近隣では大宝八幡様の神門を潜ると、右側に口をあけた獅子。 左には口を閉じた狛犬が整列しています。 お不動様本殿の四隅に狛犬と獅子の彫刻があり

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        • 農本主義者の地域再興論!
          93本
        • 「やがて農場は楽園になる❣」
          27本
        • 上妻地区農業再生協議会「畑作公社」
          28本
        • ACT米
          3本
        • 大東亜戦争と戦後史
          8本
        • 地方自治体
          3本

        記事

          黒駒不動尊その3と飯村家

          お不動様。64名の登記名義人 明治45年(1912年)という年は、7月20日に明治天皇が崩御され、後に大正元年となります。 遡ること八年。日露戦争が起きてます。 乃木将軍と東郷元帥の二人が軍神とされ。後に、乃木坂で有名な青山墓地近くに乃木神社(地方にも点在している)明治神宮入口付近に東郷神社が残ります。明治44年、45年の動向を調べてみましたが、仔細は、わかりません。 地租改正やら、登記制度創設などがあったんでしょうか? 明治45年6月20日付けで、噂通り、64名の連名で登

          黒駒と黒駒不動尊その2

          判明している歴史と遺跡 忠魂碑(昭和29年建立) 上妻小学校のプール傍らに石碑が建立されている。 忠魂碑と碑には記載されている。 明治維新以降の戦死者が祀られている。 昭和29年建立とあります。 この年は市町村合併があり、真壁郡上妻村が消滅し、6月1日に下妻市になった年です。市制移管の直前に建立されてます。 予算も含め、先人の皆さんは思うところ多々だったんでしょうね? ちなみに、当時の村長は、〇〇〇〇氏。 ちなみに、石碑の裏に戦死者の名前200名弱全員が彫られている。 最

          黒駒と黒駒不動尊その1

          令和6年・不動尊の世話人を仰せつかった。 振り返ってみると知らないことばかりが山積しているので、良い機会と様々調べてみることにした。 1)そもそも黒駒の地名 2)歴史と遺跡 3)黒駒不動尊のこと 『黒駒』なる地名 固有名詞で有名なのは、江戸末期に清水の次郎長をはじめとした侠客が台頭した時代。次郎長の対抗馬として、山梨県(現在の笛吹市)に『黒駒の勝蔵』なる侠客(やくざもんですね)が存在してたようだ。 中学校の地図で黒駒を見つけた時には、なぜか親近感を覚えた。 もう一か所。兵庫

          生涯現役と公私

          日本人四人に一人は65歳以上だそうだ! 父親は牛飼いだった。 15歳で満鉄に入り、17歳で海軍飛行兵に志願し、終戦後田舎にいやいや帰郷したようだ。 昭和30年代に、乳価が高価な時代。 酪農家は一日も早く子牛を離したいと考えてた時代があった。 そのことに目をつけ、(主に牡)肥育を始めた。 当時は、子牛一頭に酒二升とか醤油4本とかでもらい受けてきてたようだ。 ようだと云うのは父親に同行していたから知っている。 ホルスタインのオスは氣性が激しい。 数か月も育つと、それこそ、夜中に

          将門公の命日。ジイサン73歳の誕生日でもある

          将門公は37歳で戦死した。ジイサンは73歳。生き永らえている。 故郷は北関東。大本家の過去帳が逸失しており、先祖がどこから来たのか不明。が、大本家の五輪の塔が室町時代と伝わることからその時代に何処からかやってきたものであろう。 20年ほど前、新潟のとある町に同姓が並んでいた。 ひょっとしたら、この一族だったのかも知れないと感じている。 農に戻る!と決めてから40年が経過した 当時、8年半勤務した農協内のゴタゴタに嫌氣がさして退職し、不動産やでも始めるか?と弟子入りする先を探

          将門公の命日。ジイサン73歳の誕生日でもある

          食糧確保と絶滅危惧種・百姓!

          いつまでもあると思うな主食の米 先日、アホ会議(ダボス会議ともいうらしい)のスピーカーの一人が稲作をやめさせようとして、温暖化の主因のひとつ!とやり玉にあげてたようだ。 稲作は、水がイノチ。当然、アジアモンスーン地帯が稲作の主要国。 以下は少々古いが稲作主要国。 最大の生産国である中国は、水不足が常態化しており、揚子江沿岸地帯が稲作地帯。北京以北は、小麦などの雑穀生産地。 輸出余力のある国は、インド、ベトナム、ミャンマー、タイあたりではなかろうか? いずれも、長粒種生産国家

          村で生きるということ!

          お不動様の世話人が回ってきた 合計10名。輪番制になっている。 お不動様の土地は、明治の地籍改定の折に、68名の連名になっていると聞いた記憶がある。 お不動様の土地は、名主さんが寄付されたものとも聞く。 三十数年、村を離れ、放浪してきた。 東京~千葉~栃木~福井~福島~沖縄と居宅を移してきた。 6年前に両親の死去に伴い、一時帰郷のつもりが居残ることになって7年目。 大好きなお不動様への参拝だけは欠かしたことが無い。 10名のうち、見知った人物はただ一人だった。息子と同級生で今

          定住と流転(巨人への便り)

          突然、FACEBOOKに見知った笑顔が現れた。 30年ほど前に訪ねた山形県置賜地方に住む巨人だった。 身長は190cmを超えるから世代としては、異質。 が、巨人と表現しているのは、農の世界、地域にどっぷりと浸りつつも 地域のため、未来のための活動を続けてきていることにある。 とても、おいらには出来ない生き方。 書き下ろし書籍を斜め読みした後に書いた巨人への便りが以下 あと一か月で73歳になる。 いま、手掛けている事業をカタチにして、来年から、3割の時間は行脚の時間に当てよう

          ドイツとイタリアで起きている農業

          ドイツの農民連携(DVB)は燃料補助金削減に怒り、8000名前後の農民を動員し、ベルリンを機能不全に陥れている。 日本でも燃料費軽減措置は存在しているらしく、結構大きな比率を占めているらしい。結果、ドイツ政府は、膝を屈したかたちで、補助金削減の先送りとしている。 ドイツの農業政策は、温暖化対策もあり、脱石油と称して、太陽光発電や風力発電が普及し、農地を浸食していたようだ。 が、目先の問題を先送りしただけで、第二幕が起きるであろう。 EU各国の農業の現状 日本は統計上、専業

          ドイツとイタリアで起きている農業

          縄文時代と『結』と『講』その1

          お不動様の世話人を仰せつかった。 故郷を離れ、30年以上が経過しているから個人的には、30年以上ぶりの、世話人。 いずこの地域にも、神社は残し伝えられてきた。 村の鎮守様として社をお祀りしてきた。 その伝統を受け継ぐのが、世話人の役目。 労力を惜しまず、地域のために活動する。それが結の本質ではなかろうか? 戦後のある時期まで、結と講は、色濃く残されてきたし、現在も受け継がれている。 冠婚葬祭に金銭や米、味噌、人手を出し合ってきたのが、結と講。 農村に農機具(田植え機やトラク

          縄文時代と『結』と『講』その1

          オーガニックの勘違いその②

          大規模化以外に生き残れない? 令和5年。農家の平均年齢は68歳?を越えているかも知れません。 帰郷七年目。周囲を見回すと確かに若手と呼ばれる農家さんもチラホラ見かけるが、集落に一人程度でないかしら? 代わりに年金受給世代が鉄人となって農業を営んでおられる。 規模拡大に邁進しているいわゆる事業法人化の皆さん。 傍らで、適正規模(単独で可能な範囲のこと)で経営しているみなさん。 見回すと、同世代か若干若い世代ばかり。 50年前の農協職員時代。 振り返ると、専業農家と呼ばれる皆さ

          オーガニックの勘違いその①

          放置してある温州みかんやサクランボとハイビスカス この子は夏の間は庭先に居られました。 その間に、虫の餌食になり、アブラムシや他の虫に集られて瀕死。 好きでは無いがホームセンターでスプレー式の殺虫剤を購入してきた。 500円前後だったかと思うが、たっぷりかけてあげた。 一枚目の画像は、葉っぱの中の虫さんたち。 アブラムシだけではありませんでしたね。一度使っただけで放置されてる殺虫剤。 多少は後遺症が残っているようですが、新芽を出して光合成をおこない、花も咲かせてます。 た