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上妻地区農業再生協議会「畑作公社」

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相続もあり、故郷に三十数年ぶりにUターン。 そのつもりは無かったが、あえて、困難な路を選択することになった。 三年間で出逢った農家さんは多数いるが、稲作農家6名の集団と一昨年から…
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#みどりの食料システム戦略

その7 ハウス、露地、果樹園、水田

その7 ハウス、露地、果樹園、水田


①主力は反収の多い施設園芸
 加温と無加温の双方があってもいいね!併せて1haもあれば。
 年間、併せて20品目程度が栽培できれば。
 北関東に限らずですが、冬期は野菜の品目が減少する。
 補えるのは、施設栽培であり、反収も露地と比べると一桁違う!
 イチゴ、トマト、胡瓜、ナス、ほうれん草、ブロッコリーなど。
②市内の果樹園は、梨とブドウくらいなので、多種の果樹園
 柑橘の北限であり、リンゴとサ

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その6 農業入門塾と新規就農者

その6 農業入門塾と新規就農者

労働力と新規就農希望者と農業入門塾

就農することの愉しみと留意事項・女性は、紫外線対策が一番かな?
 畑や田圃の紫外線は、海のそれと同様!
・農機具は危険が伴うから慣れた時に留意が必要。リスク排除の心構え!
 昔の農業と違い、体力勝負では無い!過半は農機具作業。
 強いてあげれば、収穫が最大の体力かな?
・予定は未定!すべて天候と農作物次第!
 ハウス作業は除き雨天に出来ることは稀。天候に逆らわ

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その5 組合員の農機具と農地面積

その5 組合員の農機具と農地面積

6戸の農家の農機具保有を調べてみた!氣絶しかねない程の農機具をお持ちでした^^;
一番稼働時間の多いのはトラクターと軽トラとスーパーカブあたりかな?
特に稲作農家さんは農機具への投資額が多い。
畑の管理機も多種多様、それこそ、品目と同じくらいの管理機がある。
田植え機やコンバインの稼働時間は二週間程度だろうか?
使用頻度の少ない農機具は、組合に集約したらいいやね。
無論、使用料は組合が支払う。

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その4 交流施設化

その4 交流施設化

田圃や畑から人が消えて久しい
この季節になると、田圃のあちこちでトラクターが稼働している。
あとひと月もしないで、次は田植え機の出番になる。
その前に、水を張った田圃は、蛙の合唱団が登場する!
人口は減ってるわけでは無いのにこれはどうしたことだ?
人手だけに頼っていた農業が農機に取って代わられただけですが。
戦後の農政には批判も多いが、農村人口を製造業、サービス業に展開し、高度経済成長を支えたには

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その3 肝心な農場像

その3 肝心な農場像

農場ゆえ、当たり前に農産物を育てないといけない!

①主力は反収の多い施設園芸
 加温と無加温の双方があってもいいね!併せて1haもあれば。
 年間、併せて20品目程度が栽培できれば。
②市内の果樹園は、梨とブドウくらいなので、多種の果樹園
 柑橘の北限であり、リンゴとサクランボの南限。後のことを考えて、
 新品種があっても良い。ハスカップ、ポポー、フェイジョア。
 野鳥さんように柿。栗、反収は氣

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その1主役は子どもたちと知恵の伝承者 

その1主役は子どもたちと知恵の伝承者 

老後なる言葉が昔から好きでは無かった。

明治生まれのジイちゃん子だったこともあるかも知れない。
脳裏に残るのは、幼児期にジイちゃんに諭されたことと背中で語っていた父親の姿。
ジイちゃんは、農地の境界争いを修める名人だったようだ。
穏やかな人柄だった所為か? 無欲の人物だった所為か今となっては真偽はわからない!
幼児期ゆえ、たぶん、4~5歳の頃。
何度もその場に連れていかれた。
境界のクヌギを一夜

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その10 循環農業の町。耕畜連携❣

その10 循環農業の町。耕畜連携❣

畜産王国は輸入穀物王国でもあるし、堆肥原材料の宝庫!

農林水産省は昨年度「みどりの食糧システム戦略」を打ち出した!
たぶん、内閣府のムーンショット目標や国連のSDGsに連動してのこと。

農家の皆さん! 好機到来ですよ!
個々の政策に目くじらを立てることなく、邁進すると明るい未来が拓けます!

循環農業のまちの作り方わが町の農産物生産高は、年間120億円程度。と近隣市町と比べると耕作面積の割に数

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