下高井戸シネマ スタッフ 2019年映画ベスト!
皆さま、こんばんは。
不安な毎日が続きますが体調など崩されていませんか?
ずっと家の中にいると気持ちも鬱々としてしまいがちですが、こんな時だからこそ「ゆっくり休むぞ〜」と気持ちを切り替えて、お家で楽しめることを探していきたいですね。
さて、本日は企画第二弾です。
下高井戸シネマ スタッフ 2019年映画ベストを発表します!!!
ちょっと今更感も否めませんが…。
いや「今だからこそ言える」映画ベストがあるかもしれません!?
当館は毎年、忘年会(下高井戸の居酒屋たつみで毎年行っています。スタッフ全員たつみジャンキー)で、その年の映画ベストをみんなで発表するのが恒例行事になっています。
基本的には「映画館で観たもの」ですが、とくにルールはありません。
旧作でも新作でもOK、順位を付けて発表する人もいれば、順不同の場合もあったり、DVDで観た作品を発表してくれる人もいます。
要はなんでもありのベストです(笑)
……はい、なので結構、長丁場になります。
ぜひコーヒーとお菓子などを片手に読んでいただければと思います。(今の時間はお酒とおつまみでもいいですね)
またコメントもあったりなかったりとざっくりです。堅苦しい映画論などは一切ございませんので、ゆる〜くお楽しみください。
ちなみに太字のタイトルには、公式サイトか映画.comのリンクが貼ってあるので気になった方はチェックしてみて下さい。
〈スタッフ A.N〉
『Girl ガール』ルーカス・ドン監督
新しいLGBTQ映画の波を感じました。
日本よりずっと理解が進んでいる国ベルギーで、お父さんやカウンセラーの人が本当に優しくてみんなでサポートしてて、主人公もすんごい可愛い!夢もあってそこに向かって頑張るんだけど、、、それでもすんごいつらい。とにかくつらい。
単純な差別とか偏見ではない葛藤に主人公が頑張れば頑張るほどずっと涙がとまりませんでした。
『幸福なラザロ』アリーチェ・ロルバケル監督
この監督の前作の『夏をゆく人々』も大好きでした。
田舎の暮らしをのびのび、キラキラ映していて、口ではうまく言えないけどハッとするシーンがいっぱいつめこまれてます。旅してるみたいな楽しい映画体験。
後半は現代の世の閉塞感みたいなものが連想されていって1番最後のシーンは魂震えました。
『たちあがる女』ベネディクト・エルリングソン監督
女の色々な面が面白く描かれていて楽しかったです。感情が盛り上がってくるとそれを応援するようにでてくる、ミュージシャンの髭男たちの音楽も大好き。北欧のとぼけた笑いと女の強さに爽快感!
『ラブゴーゴー』『熱帯魚』チェン・ユーシュン監督
別のスタッフに勧められて、フラッとK'sシネマにリバイバル上映を観に行ったら大好きだった2本。映画好きへの最高のプレゼント。さえない主人公たちへの愛がすごい。仲間だぁ〜!感がすごい。
『マチルド、翼を広げ』ノエミ・ルボフスキー監督
主人公の女の子がとにかく可愛いし、怒ってて、この子がダッシュする姿に泣きました。最後はこの子が大きくなって好きな映画『バードピープル』の女優さんになってでてきた!
『ひかりの歌』杉田協士監督
スタッフの間でいい、と話題になってて観に行ったらやっぱりよかった。
口にできない感覚がギュウギュウに詰まってる。だから映画なんですね
〈スタッフ S.H〉
『ハロウィン』(2018年製作)デビッド・ゴードン・グリーン監督
ハロウィン第1作の40年後を描いた映画。頭空っぽで、観られる!とにかく楽しい!!かっこいい〜!!カレンになりきって、ハロウィンごっこしたい〜!!
『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』J・J・エイブラムス監督
全エピソード見続けた仲間たちと共に在らんことを〜!!長い旅だった〜!!って感情が高ぶり、はじめと最後のクレジットで泣きました。
大きなスクリーンで観られてよかったです。
『砂の器』野村芳太郎監督
名画座で観ました。重たくずっしりした映画でも、ひょうきんな渥美清が出るとやっぱり映画館の中には笑いがおきる。
映画館で、名作を、誰かと観る。久々にワクワクしてしまいました。
〈スタッフ S.M〉
1位 『ワンダー 君は太陽』スティーブン・チョボウスキー監督
幸せで泣きます。自粛で暗くなった心もあったかく、優しい気持ちになれます。こんな時期に是非観てほしい映画です。
2位『グランド・イリュージョン』ルイ・レテリエ監督
3位『追憶の森』ガス・バン・サント監督
そのほか『エクス・マキナ』『Girl ガール』
〈スタッフ K.U〉
1位『トイ・ストーリー4』ジョシュ・クーリー監督
2位『多十郎殉愛記』中島貞夫監督
3位『帰れない二人』ジャ・ジャンクー監督
〈スタッフ M.U〉
【邦画】
1位(同率)
『ひかりの歌』杉田協士監督
こんなにも人物に対する優しい眼差しの映画があるんだろうか…。優しい眼差しを受けた全ての人物の「いい顔」と「いい声」がそこに在る。(濱口竜介監督『ハッピーアワー』にも通ずるものを感じました。)それだけでこの映画が愛おしくてたまりません。
『嵐電』鈴木卓爾監督
見終わった後の興奮が今でも忘れられません。
音楽のように軽やかで、不思議で、時に力強い。現実には起こりそうにないことがこの映画の中では起こるけど、それは現実を生きるわたしたちへのエールのよう。そのエールを映画でできること全てを使って届けてくれたような作品です。ありがとう(泣)
2位『火口のふたり』荒井晴彦監督
どこを切り取っても荒井晴彦さん脚本・監督の映画。無駄のない会話と二人の営みの繰り返しに垣間見える社会への憤り。堪能しました。
何より主演の瀧内公美さんが素晴らしい。どこかにぶつけたのであろう足のアザ、おしりについた肉割れ…。(こんなことを言ってごめんなさい。)
「瀧内公美」という女優である前に「一人の女性」の生き様を目撃しました。
3位『ワイルドツアー』三宅唱監督
これもまた『ひかりの歌』同様、出てくる人物たちが最高に素敵!もう商業俳優なんていらないんじゃないか?と言いたくなってしまう…。いや、玄人には玄人にしかできないことがありますね!
恋に、植物採集に、iPhone撮影に、そして実際の撮影に楽しんでいる彼らを観ているだけで幸せです。
【洋画】(順位なし)
『7月の物語』ギョーム・ブラック監督
またしてもほぼ映画出演未経験の人たち(フランス国立高等演劇学校の学生たち)が出演しています。先の映画と同様、人物が最高に素敵です。みんな瑞々しくキラキラとしています。そしてよく動き、よくしゃべるわ、怒るわ、ケンカするわ笑 そんなヴァカンスを過ごして少し大人になっていく姿に、切なさと希望を感じました。
『マリッジ・ストーリー』ノア・バームバック監督
結婚やそれに付随する「愛する者同士の関係」が、いかに「大したこと(もしくは奇跡)」だということを思い知らされました。
愛し合っていた過去に、戻れたかもしれないあの日に、時に後悔を感じながらも、新しい未来の糧にしようと微量ながらも邁進するアダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンが素晴らしかったです。
【旧作】
『ウインド・リバー』テイラー・シェリダン監督
周りから好評価だったので遅ればせながら早稲田松竹で。…素晴らしすぎました。登場人物に対して一定の距離を保ち描かれる物語。そのせいで余計にそれぞれの痛みが浮き彫りになります…。どうしたらこんな映画が撮れるんだ!!!最高です。
『アクトレス 女たちの舞台』オリビエ・アサイヤス監督
「老い」というテーマは重くなりがちなのですが、これは一貫して軽やかです。随所に流れるクラシックと、シルス・マリアからの雄大な眺めのお陰でしょうか?面白かったです。クリステン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツが最高。
『洲崎パラダイス 赤信号』川島雄三監督
「洲崎パラダイス」と呼ばれる遊郭の手前にある小さな飲み屋が舞台です。そこの轟夕起子扮する女将が健気というか泣かせるんです…。夫婦二人で始めたその飲み屋で、ご主人が失踪したあとも子供二人を育てながら働いていて、お客は遊郭の若いチャラチャラした女の子たちと同伴のおっさんたち(若い健気な青年もいる)で、でも女将さん自身もそんなに年ってわけじゃなく綺麗なんですが、なにせお金がないし…。
とりあえず一見の価値ありです。
『女っ気なし』ギョーム・ブラック監督
デブでハゲで女にモテないが、なんだか愛おしい…!こんな役やらせたらヴァンサン・マケーニュの右に出る者はいない。(しかし他の作品や実際のインタビューなどではかなり色気があるので毎回驚きます。)
いちごのシーンがとくに大好きです!
【ドラマ部門】
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズ マット・ダファー監督・ロス・ダファー監督(ザ・ダファー・ブラザーズ)
今まで海外ドラマを観たことがなかったのですが、ついにその扉を開けてしまいました。私は90年代生まれですが、古い年代のカルチャーや雰囲気が大好きなので、まんまとハマり全シーズン一気見。
監督たちの映画や音楽への溢れんばかり愛の数々に彩られたストーリーもとっても面白いのですが、キャストが全員100点満点!こんなに愛おしい面々に出会えただけでも幸せです。(一番の推しはダスティンです)
ぜひ観てください!
他にも『運命は踊る』『ラスト・ムービースター』『i -新聞記者ドキュメント-』『グリーンブック』『隣の影』『ヘレディタリー/継承』『孤独な天使たち』などが面白かったです!
〈スタッフ T.K〉
1位『COLD WAR あの歌、2つの心』パベウ・パブリコフスキ監督
冷戦下のポーランドで恋に落ち、時代に引き裂かれた2人の、美しく、魂が震える究極の恋愛映画。無駄が一切ない映像美に、民族音楽やジャズ。大胆で情熱的だけれど、繊細で脆いズーラから目を離せず、気付いたら何度振り回されても良いからズーラにまた会いたい。。。と上映中期間中何度か繰り返し見てしまった一本。
2位『さらば愛しきアウトロー』デヴィッド・ロウリー監督
ロバート・レッドフォード俳優引退作!16回の脱獄と銀行強盗を繰り返したが、誰ひとり傷つけなかった74歳の紳士フォレスト・タッカーのほぼ真実の物語。銃は使うが誰も撃たないという掟を貫き、好きなことに人生を捧げるフォレスト・タッカーは、痺れるほど格好よくて、そんな彼に心惹かれてしまうジュエルの少女のようなキュートな笑顔が忘れられない。。。同じくデヴィッド・ロウリー監督作の『A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー』(2017)もぜひ
3位『よこがお』深田晃司監督
無実の加害者へと転落した女性を主人公にしたヒューマンサスペンス。
予期せぬ裏切りと、過剰な報道によって、突如いつもの日常から転落してしまった主人公のこの物語は決して他人事ではなく私たちの生活に繋がっている。深田監督が下高井戸シネマで上映時、トークをして下さり、その際、〈人は孤独である、それでも生き続けないといけないよね〉と仰っていて、まさにその通り、人生は続くのだ、と思った作品です。
主演の筒井真理子さんの圧倒的な演技も見所です。
以下順不同
『第三夫人と髪飾り』『マリッジ・ストーリー』『ブラック・クランズマン』『沈没家族 劇場版』『僕の帰る場所』『ジョーカー』『バーニング 劇場版』『幸福なラザロ』『ROMA ローマ』『魂のゆくえ』
〈スタッフ S.M〉
『トイ・ストーリー4』ジョシュ・クーリー監督
『嵐電』鈴木卓爾監督
『運命は踊る』サミュエル・マオス監督
『シシリアン・ゴースト・ストーリー』 アントニオ・ピアッツァ監督・ファビオ・グラッサドニア監督
『オアシス』イ・チャンドン監督
『ワイルドツアー』三宅唱監督
『クロール 凶暴領域』アレクサンドル・アジャ監督
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノ監督
〈スタッフ H.K〉
『娘は戦場で生まれた』ワアド・アルカティーブ監督・エドワード・ワッツ監督
2011年にシリアで始まった平和的なデモから、第二次世界大戦以降最悪の人道危機となったアレッポの戦いへと発展していく内戦の一部始終を撮影したドキュメンタリー。撮影したワアド監督は、夫のハムザ医師とともに、この戦いを最前線で撮影しているので、これ以上ないレベルで現場のリアルを映し出しています。爆撃により子供が家族の前で亡くなってしまったり、銃弾を受け意識不明となった妊婦が病院に担ぎ込まれたり、映し出される惨状は想像を超えており、今この世界でこんなことが起きているという事実に非常にショックを受けました。様々な主義・主張があると思いますが、こんなことは絶対にあってはならないと思います。これは子供から大人まで全ての年代に映画館で見てもらいたい傑作です。世界で45以上の賞を受賞し、カンヌ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞を受賞しました。この賞の数も納得。当館でもぜひ上映したいと思っております!
〈スタッフ H.I〉
『ジョン・ウィック パラベラム』チャド・スタエルスキ監督
最初からハイテンションで始まる楽しい一本。キアヌって動けるけど、あんまりかっこよく立ち回らないのが魅力。
なんかスマートでなく、どんってしてる感じがいいし、黒スーツもよい。
やっぱり、これから乗り込むぞっていう時は正装!
このシリーズはワンちゃんが重要なんだけど、今回が一番いい使い方してた。あのワンちゃん欲しい!このワンちゃん大活躍シーンが大好き、何回でも観たい。
雨で照りかえったNYを走り、図書館の本で殺し、ナイフ投げ合戦し、何故かカサブランカに行き、またNYのホテルで戦う。
NYって殺し屋しかいないのかって思うけど、敵の変な日本語も飛び出す。
音楽もかっこよかった。『ベイビー・ドライバー』でもいい仕事した、マリリン・マンソンのバンドのギターです。サントラの20曲目、が去年のベスト・スコア!なんと次もあるって!サイコーです。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クエンティン・タランティーノ監督
タラちゃんの、夢想。ブラピがかっこよかったし、アカデミーおめでとうと言いたい!
歴史を変えちゃう、こうなってたらな~って映画の力だと思う。
古きよきハリウッド。あの昔の雰囲気をだせるもの凄かったし、長い映画苦手な自分に飽きさせなかったのは凄い。
車、ファッション、音楽。どれもかっこよかった。タラちゃんの映画は昔の曲を上手く使う天才だし、唯一最後までかかる「キープ・ミー・ハンギング・オン」にのってのラスト、もう、ありがとう!曲はかっこいいし、あのラストは、もう、夢。感動した!
ブラピがハリウッドを車で疾走するところいいな~と。映画だね、映画!どこから観てもやっぱりタラちゃんの映画は長くても楽しい。これもわんちゃん大活躍だった!それと、元ネタ探しは楽しいです。
今年は、そんなのばっかり!
『ゴーストランドの惨劇』パスカル・ロジェ監督
これはホラーで、『ハロウィン』と悩んだけど。
いや~怖かった、この監督のはいつも痛いから・・・。そして綺麗なお姉さんが2人出る。
夢なのか現実なのか、不思議なこと観ているこっちが安心したとたんに、あ~って思う、ある意味疲れる映画。大好き。痛いのいやだけど。
「映画史上最も不快なトラウマ映画」って宣伝文句なところもうなずけるけど、これはもうやっぱり痛い!ホラーに定番な田舎は怖い!
すっごく可愛いのに、暴力描写は顔に集中していて痛さが伝わってくる・・・可愛いのに。
監督以外の予備知識無しで挑んだのだけど、ミレーヌ・ファルメールが出ていた。しかもお母さん役?そんなに年とってたか。
意外性・・・重要。日本では、あまり知られていなくて悲しいけど。スクリーンで観れただけでも嬉しい。
『さらば青春の光』フランク・ロッダム監督
初めて観た中二の頃から、どこか記憶の片隅にある映画です。
あのベスパに憧れ、あのスーツをいつか着たい、あの白い断崖絶壁に行ってみたい、と!
WHOも知らなかったし、洋楽を聴き始めた頃でスティングが出てたな~って感じだった!
ジャンルでも音楽ムービーだけど(WHOのアルバムの映画化だから、しようがないか)ファッションとバイクに憧れて、いつかイギリスに行くって誓ったし、衝撃だった!
繰り返し観て、観る度に違う発見、映し出されるモノが全て憧れだったのだろう。もう、どこをとってもかっこいい。もうイギリス大好きじゃん!
そして、今年になってからだけど、渋谷であるお店の前で定員さんに声をかけられ入ったお店が、この映画がきっかけでモッズスーツを専門にしたお店でした。そこで、憧れの本物のモッズスーツを着ることできましたが、残念なことにモッズスーツは高くまだ憧れです...
『サッドヒルを掘り返せ』ギレルモ・デ・オリベイラ監督
『続・夕陽のガンマン』の巨大なセットを復元って!凄い!これぞ映画の愛!!!
去年はレオーネ関係が話題になって素晴らしい年でもあったんだ。
ラストに感動!イーストウッド最高!メタリカも最高!モリコーネも!
久々に後半はもうほとんど泣いてました!
数少ないドキュメンタリーのベスト入りでした。
〈スタッフ N.Y〉
ベストとは言いましても、どの作品も全てが素晴らしいので順位をつけるのは難しいので、2019年に見た忘れたくない作品群を挙げます。
新作、旧作、ドキュメンタリーから3本づつとしまして、やっぱりこれもよかったと言っておきたい作品たちを多数つらつらと。
まとまらなくて、すみません。
【新作】
『マチルド、翼を広げ』ノエミ・ルボフスキー監督
『ブラック・クランズマン』スパイク・リー監督
『ひかりの歌』杉田協士監督
【旧作】
『新学期 操行ゼロ』ジャン・ヴィゴ監督
『タレンタイム 優しい歌』ヤスミン・アフマド監督
『キング モンゴメリーからメンフィスまでの記録』 イーリー・ランド―監督・リチャード・カプラン監督
【ドキュメンタリー】
『ミッドナイト・トラベラー』ハサン・ファジリ監督
『少女は夜明けに夢をみる』メヘルダード・オスコウイ監督
『道草』宍戸大裕監督
他にもいい作品だったなと思うのは、
『魂のゆくえ』『プライベート・ウォー』『ラスト・ムービースター』『シークレット・スーパースター』『迫り来る嵐』『Girl ガール』『さらば愛しきアウトロー』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『ようこそ、革命シネマへ』『おしえて!ドクター・ルース』『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』『未来を乗り換えた男』『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『ROMA ローマ』
主人公の衣装が大好きだったのは『さよなら、退屈なレオニー』
音楽が大好きだったのは『アマンダと僕』
〈スタッフ N.K〉
【映画部門】
『ワイルドツアー』三宅唱監督
『わたしは光をにぎっている』中川龍太郎監督
『台北暮色』ホアン・シー監督
『ROMA ローマ』アルフォンソ・キュアロン監督
その街の良さが伝わってくる映画が好きなんです。
主人公は人だけど、暮らしているその街も主役になり得る存在感がある。あぁ、この街に暮らす人もこの映画を作ってる人もみんなこの街が好きなんだなぁと感じるんです。
特に『台北暮色』は、私が旅行で行った台北と同じ風景なのに何もかもが違くて、街への愛が滲んでいて、とてもとても良かったです。
【DVD部門】
『お早よう』小津安二郎監督
『映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』原恵一監督
2019年、クレヨンしんちゃんにハマった1年でした。
小さい時は見せてもらえなかったしんちゃんですが、観てみたらなんて面白いんだ!!オトナ帝国、、、うぅ、、って感じで引き続きクレヨンしんちゃんにハマっています。
『お早よう』は大学でみました。教室で、みんなで「アイラブユー」に可愛くて笑いながら観れたその空間も、もちろん映画もすべてよかったです
〈スタッフ S.M〉
1位『サスペリア』ルカ・グァダニーノ監督
ダンスシーンの映像美が物凄いのと、トム・ヨークの劇伴がレディヘファンとしてはたまらないです。ホラーかと思いきや感動のラストシーンも…。サントラを聴いて思い出し泣きしたりしてました笑
2位『岬の兄妹』片山慎三監督
3位『さよなら、退屈なレオニー』 セバスチャン・ピロット監督
〈スタッフ M.H〉
2010年代ベスト!です。
『シング・ストリート 未来へのうた』ジョン・カーニー監督
『不気味なものの肌に触れる』濱口竜介監督
『ミュリエル』アラン・レネ監督
『インターステラー』クリストファー・ノーラン監督
『乱れる』成瀬巳喜男監督
『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』ギャレス・エドワーズ監督
『6才のボクが、大人になるまで。』リチャード・リンクレイター監督
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シリーズ マット・ダファー監督・ロス・ダファー監督(ザ・ダファー・ブラザーズ)
以上、下高井戸シネマ スタッフ 2019年映画ベストでした!
お疲れ様でした!!
ネット配信されている作品もあるので、ぜひ気になったものがありましたら観てみて下さいね。
そして「あ〜わかる!」とか「あんまり好きじゃなかった…」とか、ひとりごちてみるのも良し、家族で談義してみるのも良し、もちろんコメントも大歓迎です。
それでは最後までありがとうございました!
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