イラストでおくる スタッフおすすめ映画vol.5
8月!そして梅雨明け!!一気に夏っぽくなりましたね!!!
セミの声を聞いてこんなに感動したことはないんじゃないかと思っているスタッフです。皆さま、いかがお過ごしですか〜?
先日から下高井戸シネマ オリジナルグッズの販売が始まりました!
本当は休館期間中の販売を目標にしていたのですが、なにせスタッフ全員グッズ作りをやったことがなく悪戦苦闘…。「グッズって簡単にできそう!」(←なんて単純な考え)と最初は思っていたのですが、「どんなイメージのものが作りたいのか?」から始まり、生地やプリントの位置を決めるのにも時間が掛かりました。こうしてお披露目できることになり本当に良かったです泣
今後ネット販売も予定していますが、現在は劇場のみの販売です。ぜひご来館の際にお買い求めください〜♪(もちろんグッズのみお買い求めも◎!)
では「イラストでおくる スタッフおすすめ映画」まとめ最終回です!どうぞ!!
『サスペリア』ダリオ・アルジェント/1977年
初めて観たのは、小学校の高学年かな。夏休み中で雨が降っていた日でした。
父と新宿歌舞伎町の映画館へ行った。珍しく最初から観た。(昔は始まる時間なんて調べて行かないから、途中から入って観るっていう感じだった。だからラスト知ってて最初から観るって感じ)
バレエを学ぶ為、アメリカからドイツへ来たバレエ学院での奇妙な出来事。この学院の正体とは?
あまりストーリーは追わなくても大丈夫です。
最初の雨の空港のシーンから怖かった。豪雨・雨怖い!
外国のお部屋は奇麗で広くって凄いな~とも。色や模様が印象的。狂った色使い最高です。イタリアさすが芸術の国。
バレエ学校が舞台だけど、あんまりバレエしないです。それと、プールで泳ぐシーンでプール深いな~って思った。今でこそ2メーターの深さでも泳げるけど、底深プール、これも怖かった。背泳ぎしながら話すのもいいなって、やってみたい!
そして、物凄い勢いで印象的な音楽。怖かった。今聞いても怖い。
雨の日なんか特にオススメです。暗ければもっといいかも・・・。 ゴブリン未だに好きです。
ダリオ・アルジェントの魔女三部作の一作目。(HI)
『白夜』ロベール・ブレッソン/1971年
8年前、ユーロスペースでのフィルム上映で観ました。
当時は色んな映画を見始めた頃で「ドストエフスキー?堅苦しい映画だったら嫌だな…」と思っていたのですが、そんな偏見は始まって直ぐに吹っ飛びました。
主人公の青年が草原でスキップをし、でんぐり返しを始めます。
ある夜出会い、一目惚れした美しい女性マルトの名前をテープレコーダーにひたすら「Marthe Marthe…」と吹き込み、再生し、それを聞き、を繰り返します。
はい、爆笑です。
青年は真剣なので笑っては失礼ですが、いや、ホント面白いです、というか変ですね、この映画。(笑)最後の最後まで男性と女性の見ている方向があまりにも違う。ああ、これが恋のリアルです。(MU)
『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』ポール・フェイグ/2011年
人生どん底30代女子たちのドタバタコメディ!移転前のタカノ橋にあったサロンシネマで観ました。一人旅の途中、机や座布団のある館内で、お菓子を食べながら笑って泣いて元気になって映画館を出た思い出があります。(NM)
『Hole』ツァイ・ミンリャン/1998年
ツァイ・ミンリャンの映画が大好きなのですが、もし「1番を選んで」と言われたらめちゃくちゃ悩みながらもこの作品にすると思います。
2000年まであと7日。雨が降り続き、謎の伝染“ゴキブリ病”が蔓延する台湾。水道工事で床に穴が開いてしまった男と下に住む女の物語。
静かな映画のイメージが強いミンリャンですが、なんとこれはミュージカル!グレース・チャンの名曲にのせて歌って踊るシーンが最高です!!!
観るといつも元気になります。辛くてもなんか生きてるのも悪くないかもって思わせてくれます。
実はこの映画、劇場では観たことがないのでいつか絶対に劇場で観たいです!
どこかの配給さん・劇場さん、よろしくお願いします…!(MU)
『トト・ザ・ヒーロー』ジャコ・ヴァン・ドルマル/1991年
老人になったトマが人生を振り返り、姉への想いを巡らせる。切ないのにシャンソン“ブン”にのせて陽気に綴られる物語。家族でスーパーに行き、レジでお母さんの額から血がたら〜っとするシーンは衝撃的。
この作品は元支配人のお気に入りの作品で、その時ちょうど上映していた光が丘テアトル西友まで観に行きました。フランス映画社BOWシリーズの名作です。劇場さんも配給会社さんもなくなってしまいましたが、思い出深い作品です。(NY)
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