2007年のAirPods

朝の新宿駅、
僕はiPodで音楽を聴きながら
通勤客で混雑する丸の内線のホームへ。
歩いていると、突然の衝撃が僕を襲った。
頭が後ろから引っ張られるような強い力。
ズボッと 耳からイヤホンが抜けたっ。
同時にポケットからiPodが飛び出した。
なんだっ!?
振り返って見るとそれらしき人はいない。状況から判断すると階段の手すりにイヤホンのコードを引っかけたようだ。


垂れ下ったイヤホンを引き揚げ、手にとってみる。

イヤホンの表面部分がごっそりなくなっていた。
外れた拍子に地面にたたきつけられて壊れてしまったのだろう。
自分の不注意だ。
しょうがない。


音楽を聴くのはあきらめ
新聞を読みながら会社へ向かう。

会社に着いて
デスクににカバンを置く、PCの起動スイッチをON。
PCが立ち上がる間に
うがいと身だしなみのチェックだ。


鏡の前に立ち
髪型、ネクタイをチェック。
いい感じだ。


あっ

耳に白いもの

耳の中にイヤホンが残ってた。

イヤホンの表面 発見しました。

イヤー、気づかなかった。

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※上記文章は、2007年5月のブログからの再掲載です。このブログをAppleの関係者が読んで、そこからAirPodsの着想が生まれたとか生まれていないとか、信じるか信じないかはあなたを次第です。



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