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実践する者に最大の武器を与えてくれるSUNABACOのDX人材育成講座!

講座に参加したきっかけ

 昨年、自身が携わっている分野(農林業)でIT化が出来ないか!また、その技術を習得したくてSUNABACOさんhttps://sunabaco.com/のプログラミング講座を受講しました。
 その時も大変勉強になったけど、自身の業務に落とし込めずに悩んでいたら、長野県のリンゴ農家さんの取組みを見て、これは!と思い受講を決めました。


講座の内容

  • 自分の業務の棚卸し

    • 講座はまず、自分が現在携わっている業務の棚卸しから始まります。これは、現状を把握し、改善点を見つけ出すための重要なステップでここを見つめないとDXは無用の長物と化します。

  • 再現可能な手法の学習

    • 続いて、再現可能な手法(EBPM、MVP、UX、アジャイル開発)を学びます。これらの手法は、実際の業務改善に役立つ具体的な技術や考え方を提供してくれます。特に経営的な手法を学んで来ないで事業をやってきて失敗してきた筆者にとっても全てが目から鱗でした!

    • また、この講座を通して使えるいろんな書籍の紹介があり、特に今の自分に刺さった良書がこれです。

  • 卒業制作

    • 最後に、講座の集大成として卒業制作を行います。参加者は多種多様な業種や立場の方とグループを組み、チームのメンバーの誰かの業務のDX化をテーマに制作を行います。今回は、幸いにも私が携わっている林業の人材育成に関するDX化をテーマにしていただきました。毎日深夜まで、仕事や家庭がある中、全集中でコミットしていただいたメンバーの皆様には本当に感謝しています。

卒業制作

テーマ「林業の伐採業務の人材育成におけるDX化」

 林業の伐採現場は危険が多く技術習得に時間とコストがかかるため、そこをDX化できないかがテーマになりました。
 実際、チームメンバーからのヒアリングを通じて、最初はデジタルなマニュアルの整備が必要と思っていましたが、講座内でも学んだ顧客が本当に求めているものは、技術指導のプロセスに課題があるという事が見えてきました!

顧客が本当に求めている物

MVP(Minimum Viable Product)

 正解の見えない取り組みに対して、小さなアウトプットを積み重ねて顧客が求めている物にたどり着く手法としてMVPと言う手法を講座内で知り、それに向け要件を決めて実践することにしました。
 ここでは、研修現場を用意して、技術習得のアンケートや動画を撮影してみようと言う事になりました。

MVPの1回目
アンケート
動画の撮影と確認

 現場で実践して見えてきたことは、指導者と弟子の認知に差があることがわかり、これを定性的、定量的に評価できたら改善の目標が立てれるのでは?と言うことがわかりました。

認知のズレ

改善結果

 まず、指導者と弟子の作業の姿勢ややり方にどのような差があるか(定性的)比較すること、また、どの作業に時間がかかっているかの(定量的)差を見て改善点を見つけることにしました。

 また、伐採(チェンソー)の作業に大きな時間の開きがあり、伐採に特徴的な受け口、追い口のプロセスで大きな差があることがわかりました。
 これを中心に技術習得を指導すれば良いと言う方針にもなります。

作業効率の差

 指導者と同じにできないにしろ、目標を1分縮めることを設定した場合には、生産性が20%も改善することになるので、ここが改善されれば業務革新にもなるポイントが一目瞭然になりました。

EBPM(エビデンスに基づく政策立案)

 2週間の卒業制作では、ここまでで終わりましたが、DX化はこれから得られたデータをどう活かすかが重要であり、データなどのエビデンスに基づく意思決定が属人的にならないことにより、再現性を確保して行くことが重要です。
 そのプロダクトのバックログとして、APPSheetを使い、これらのデータをスプレットシートに保存して、改善につなげるようなデータを構築をしていきたいと考えています。
 だから、アプリとかではなく無料のノーコードツールでDXは簡単に実現出来てしまいます。

ノーコードツール


卒業制作の動画(1:09:30から)

 その他のチームの発表も全て素晴らしいです。

実践こそ全て

 最後にDX人材育成講座のスクショを引用させていただきますが、一番今の自分に刺さっているのはAARRRモデルというものです。
 1ヶ月後(今日の飯を食うためにやること)→3月後→1年後、私はずっとこの1ヶ月後のことしか考えていない経営者でした。
 DXはおそらくここで言う3ヶ月後とか1年後に効果が出てくる取り組みだと思っています。なので、実践している者とそうでない者の差はここで生まれるのだと思っています。
 とは言え、まだまだ実践には乏しくMVPを地道に積み重ねていきたいと思っています。

 講座で教えていただいたSUNABACOの皆さんをはじめ、一緒に卒業制作をしていただいたチームの皆様、そして同時受講していたコミュニティの方々にはこの場をお借りして感謝申し上げます。


・業務の何かを変えたいそんな全ての方に最大の武器を与えてくれる講座にダイブしませんか?


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