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ベンチャー企業に行くべき人、行くべきではない人【実体験から】

こんにちは、しもんです。

新卒でベンチャー企業に入社し、ウェブマーケターとして働いています。

今回は、人生の最初のキャリアとして「ベンチャー企業」を選んだ私が、経験から、ベンチャー企業に行くべき人とそうではない人の特徴を説明します。

自分の特徴と会社が合わないのは、嫌いな人と同棲するくらい悲惨ですので、この記事を参考にして、自分にあった会社選びをしていただければ幸いです。

1 自分1人の力でビジネスができるかどうか

自分を成長させたいと思うが、自分1人で何かビジネスをする力はない。

何かを頑張ってみたいけど、1人で頑張れるとは到底思えない。

そんな人には、ベンチャー企業で、必死に働いている人と同じ環境に身を置くことをおすすめします。

この1ヶ月間で、私もだいぶ自分のキャリアについて真剣に考えるようになりました。

逆に、この自分でやりたいことがはっきりしている人は、就職せずに起業やフリーランスで働くべきかと思います。

企業に身を置いて学べる社会人マナーなど、プラスの面もありますが、もちろん雑用など自分の成長にあまり繋がらない業務もこなす必要があります。
残業で自分のやりたい学びの時間が削られてしまうこともあるので、自分の力だけでスキルアップをしていける自信があるなら、自営業で成長する方が早いかもしれません。

2 すぐ色々な案件を自由に回したいかどうか

新入社員の入社式が4月に終わり、5月になりましたが、多くの会社では新入社員研修がまだ続いていると思います。

ベンチャー企業に就職してから、私は1週間の引き継ぎ後、10件ほどの案件のオーナーになりました。
もちろん先輩社員が1人ついてフォローしてくれます。

商品カタログのようなものはありますが、クライアントに提案をする際は、自分で策を考えて、その効果を根拠づけるシミュレーションを毎回作成します。

私は、基本的にはググって8割の問題を解決する。
残りの2割の経験が必要なことについてのみ、質問する、というようなスタンスです。

このように、早くからある程度の自由裁量を持って仕事に取り組みたい方には、ベンチャー企業がオススメです。

逆に、先輩社員から色々教えていただき、マニュアルをじっくり読み込んで、準備万全の状態で仕事に取り掛かりたい方はベンチャー企業で働くと、整備の整っていない環境に非常に大きなストレスを感じると思います。

失敗するのが怖くて、ミスを少なく順調に仕事を進めたい方には、ベンチャー企業をオススメしません。

3ビジネスライクかどうか

先程も述べたように、入社してすぐに多くの案件を引き受け、経験や技術不足のこともあり、残業がしばしば起こります。
これを成長できる機会と捉えるか、自分の時間が削られて最悪と思うかで、ベンチャー企業に行くべきかどうかを判断できます。

私はフランス留学中に、フランス人が絶対に残業をしないで、人生を楽しく生きている姿を見て、自分も絶対に残業はしないと心に誓っていました。

しかし、実際には毎日1、2時間程度の残業、案件の対応が急務な場合は、夜の9時くらいまで残業もありました。

ちなみに言っておくと、会社からの強制は全くありません。残業していることを黙っていろと言われている訳でもありません。

ただ自分の満足のいくところまで進めてないから残業するという形です。

逆に言えば、リモートワークでサボっていてもわからないので、自分の仕事ぱっと終わらせて、他の事をする時間にもできます。

今はまだ新入社員ですが、上司の仕事量を見ると、半端ないです。
カレンダーには夜の10時まで予定がびっしり、部長クラスになると、どこで休んでいるのかというくらい、土日も仕事が入っています。

上に行くにつれて仕事量も多くなるので、仕事でたくさんの経験を積みたい、というビジネスライクの方は、ベンチャー企業がオススメです。

逆に、プライベートとビジネスを切り離したい人は、ベンチャー企業おすすめしません。

もしあなたがとても仕事のできる人間で、効率的に業務を終わらせることができたとします。
その時は自由な時間がたくさんできて、仕事の経験も積めて、とても良いと思います。

しかし、立場が上になるにつれて責任も大きくなり、プライベートに仕事が侵入してくることが多くなります。
少なくとも、私の会社の先輩たち見ていて、それは明らかです。

どんなに自分が努力しても、どんどん新しい仕事が降ってきて、暇な時間ができるということはないので、プライベートが大事な方は、ベンチャー企業をお勧めしません。

4やる気のある人と厳しく働きたいか、人間関係に悩まず、仲良く働きたいか

私の会社で一番驚いたことは、やる気のない人が1人も見当たらないことです。

全員が自分の仕事を必死になって行っています。
ただ、仕事という目的が最初に来るので、社内の人同士が仲良くなることは二の次です。良い意味で冷たいということです。

その目的を達成するためには、年齢や立場関係なく厳しいことを言います。
敬語や感謝の気持ちを伝えるというマナーは重要視していますが、年が上だから偉いのような古き悪き上下関係はあまりありません。

このように、仕事上の目的に向かって突き進める人が、ベンチャー企業に向いています。

逆に、社内の人と仲良く、円満な関係の中で働きたい人は、ベンチャー企業をオススメしません。

人間関係に気を使いすぎて、自分の意見を言えない人は、自分で考えて価値を生み出せない人間と判断され、あまり重宝されません。

それよりも、自分で考え行動できる、主導的な人間が求められます。
このような環境で人間関係が深まる時は、仕事で成果を出した時です。
飲み会などでワイワイすることが楽しい人もいれば、仕事で成果を出すことが気持ちいい人もいるのです。

いかがだったでしょうか。

この記事では、ベンチャー企業にいくべきかどうか、に関して4つの特徴をまとめました。

1 自分1人の力でビジネスができるかどうか
2 すぐ色々な案件を自由に回したいかどうか
3    ビジネスライクかどうか
4   やる気のある人と厳しく働きたいか、人間関係に悩まず、仲良く働きたいか

こうやって振り返ってみると、私にとって、ベンチャー企業に就職は悪くない選択だったと思います。

人間関係に執着がなく、自由に生きたい、自分ひとりで稼げる能力を早く身につけたいと思っている、そんな人間だからです。

皆さんも自分の納得のいく人生キャリアを歩むために、企業選びには自分に合っているかどうかを考えましょう。

皆さんの重要な選択に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。



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