第10章 2020年6月末(術後3週間〜)そして日常へ…しかしまた腰痛が?

2週間の隔離生活も終わり、私は東京の自宅に戻りました。シェアハウスに住んでいたので、不便を感じたときにはハウスメイトの力も借りたりしながら少しずつ日常に戻っていきました。特に、重いものを持ち上げたり運んだりするときは誰かの力を借りていました。または、それをどうしても一人でやらなければいけないときは、ドイツで買った医療用のコルセットを巻いて慎重にやっていました。
少しずつ、椅子に座ってみたり、毎日散歩を続けたりしながらコツコツとリハビリを頑張りすぎず頑張っていました。そして数ヶ月も経てば、1人で買い出しに行き1人で料理して1人で洗濯をして、おそらく端から見たら大きな脊椎手術を数ヶ月前に受けた人間とはわからないのではないかと言う位までに回復しました。
しかし、1つの懸念がありました。
それは...腰痛です。
人によっては、ADRの手術後に起きた瞬間から腰の痛みが消え去ってしまった、という人もいます。しかし自分の場合術後数週間は腰痛が持続し、そこから痛み止め(イブプロフェンのみ)等の力を借りて腰痛のレベルを少しずつ抑えて行きました。

ADRの情報収集をしているときに経験者の人たちから回復には時間がかかる手術でありすぐに腰痛がなくなると考えない方が良い。良い日も悪い日もある。と伝えられていたので、日に日に変動する腰痛のレベルに関しては日常生活を遅れる範囲であればあまり気にはしてありませんでした。

しかし、2020年8月ごろから痛みがどんどんひどくなってきました。服用する痛み止めも増えました。これは何かおかしいのではないか?と考えシュミッツ医師に電話したりなどもしまし電話したりなどもしました。最寄りの病院でCTやレントゲンを撮りましたが、原因は不明のままでした。

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