チチタケと冷凍庫 チチタケ話1/2
時代的には、携帯電話がやっと一般的になって来た頃の話。
きのこ撮り採りにはまり、だんだんに色々名種類のきのこをおぼえ恥じていった中でも、比較的に早い時期に自分で見つけおぼえた1種類に、チチタケがあります
図鑑で、どれだけ知った気になっているきのこでも、実際に見るのとは、やはり違い、今でもそうだが、知識だけあって、はじめて現物を現物に出会った時、ああ!あのきのこだと・・と、解るきのこなど、なかなか無いものだが・・
チチタケ・・こいつだけは、容姿はさておき、あの白いチチが特徴的で、初めて自分が山にて出会った時も、あ〜これがチチタケかぁ〜と直ぐに、理解納得した奴です。
2000年に入った頃・・仕事仲間の身内の方が・・簡単に言うと、その友人のお兄さんが食堂を経営していて、丁度その頃、自分の住む上田市あたり、道路拡張工事だとか、バイパス道路のなのど、道路工事ラッシュだったのかも知れない。で、その知人のお兄さんのお店が道路拡張にともない、ちょうどカーブを取り払い直線のなる予定の場所にひっかており、お兄さんも、長年お店経営していて、年齢もあり、その道路拡張を機会に、店じまいすることになったそうで。
ある日その友人が、兄貴が店じまいするにあたて、業務用の冷凍庫があるんだけど、もし欲しければ持っていっていいよ・・って話をくれた。
願ってもない、とにかく、馬鹿みたいに、山に通って、山菜だの、きのこだの採りまくりが、メチャクチャ楽しくて楽しくての中で、当然収穫物、1度には食べ切れ無い、あげて喜ばれる収穫物・・・なら、自慢がてら、どんどん上げて、その他、保存方法が昔から確立されてる、山菜とか、きのこは、それに従って色々台所は大変な事になっていて、、1人暮らしにしてはそ、それなりきに大きめのも冷蔵庫もあったのだが、とてもとても・・・とにかく直ぐに、もらい受けに行っても、使い始める事に。
極端に大きいわけではないが、さすが業務用って感じで、冷凍出来るものは、どんどんそれに入れて保存はじめた。
時期は真夏・・インターネットとかまだ普及する以前から、買いあさった図鑑や書物によっても、チチタケ・・特に栃木県なのでは、大変に珍重され、この、チチタケを出汁に・・" チタケうどん ”なるものが、有名で・・・と、文章だけの知識だけが先行したきのこで・・そうか、美味しいきのこなのかぁ〜と・・更には珍重されている?って、おいら行く山のエリアには、時期も真夏で、地元のきのこ好きでも、まず山に入る人など見かけない頃で、さらには、皆知っていても、何故か・・あ〜これね・・と、人気無いきのこ・・チチタケ・・
食べる習慣のない地域の地元で、昔から住む物知りに年寄りとか尋ね行っても・・あ〜これね・・と、どっかじゃ食べるらしいけど、この辺じゃ採りもしないよ・・ぐらいの情報しかえられなった。
今でこそ、時期になると、ネット販売されてるほどのきこで、チチタケは、きのこ中でも、栽培が難しい菌根性なので、売られいるのは皆天然で、結構おどろく値段で、売られるを見てびっくり。
話を戻そう・・世の中やっと、インターネットなんて言葉が出て来た頃、早速自分で、きのこ大好き(後に、きのこ好き に変名する)HPなるもの開設し、見つけたきのこ、写真撮りまくり、Facebookやら、TwitterなどというSNSなど、全く無い時代だったので、自分のHPにUPしまくっていた・・今思えば、誰が見ていたのか・・それと同時に、世のかなにやっとメールが普及しはじめていて、そこでも、きのこと写真 と言うメーリングリストを主催開設しはじめる事に、無論話題は、一年通してきのこ中心、その中に、当然チチタケも登場してくる訳で、実際にチチタケ好んで食べる地域の方とも、知り合いなる・・。
ある夏・・連絡がはいり、「そんなにチチタケ出てるんでか?」って、多分半信半疑だったのだと思う、とにかく、今思いだしても、チチタケ大当たりの年でもあって・・「歩けど歩けどチチタケだらけですよっ」て答えた方は、・・お隣の群馬県の方だった。
下記は、2005年8月25日の きのこ好き でじたるメモのリンクアドレスです
https://shimoji.sakura.ne.jp/z/cz-05-08-25.html
是非1度一緒に山に連れて行って下さいとのこと、季節ものなので、連絡あったあとの直ぐの土日だっかに、待ち合わせし、いつもの山へ・・・
いざその日になると、何故か・・料理人で蕎麦屋のオヤジ(山のエキスパート)が、くっついてきてる、そんなオヤジでも、チチタケそこまでして採りくるのなら、色々聞いてみたいって感じで、普段なら、そのオヤジも見向きもしないチチタケ採り3人歩く事に・・
蕎麦屋のオヤジも・・普段チチタケ採らんくせに、わざわざ遠征までしてきた人が、どんどん採るのみて、人が採ってるの見ると、つい・・やっぱり俺もみたいな感じなってしまうのは、きのこ話だけではないですよね。
おいらも、今日は山案内だけで、チチタケも少し、採れれば、料理方法や保存方法教わってぐらいなつもりだったんですが・・あまりにチチタケだらけで、2~3本程度あればのつもりだったが・・
結局、いろいろ試すが、どうしても美味しいくべれない・・なんで、こんなきのこがもてはやされる地域があるのだろうと思うほど・・でも、実際、遠征までして採り来る方もいるも、事実・・その時だったか・・冷凍保存で、かなり長期に渡って保存で来るの知ったので、それからは、採ってきて、もらった業務用の冷凍に入れ・・また・・入れの繰り返しで・・・いつか美味しく食べてやるのつもりが・・結局食べ無いで残り貯まってゆく、チチタケ専用の冷凍庫のようになってきていた。
上ぶた式で、大きく開口するタイプで、その上ぶたは、少し重めでしっかり中が密閉されるようになっていた。
気が付いたら・・どれだけのチチタケが冷凍保存されていたのだろう・・
暑いある日・・あれ?なんか・・冷凍庫の様子がおかしい・・今シーズンもまた活躍してもらわなきゃならんのに・・と・・うわ蓋を空けて中見ようと、数センチ持ち上げる・・・・・・そのまま慌てて手を放し葢閉め戻す。
長年働いた冷凍庫のコンプレッサー完全に壊れてしまっていたようで・・いつからか、中にそのままの大量のチチタケ・・・。
数日後、軽トラで、不要なモノなんでも引き取ります〜ってなアナウンス流しながら、ながしている軽トラが、直ぐ近くを通ったので・・呼び止めて・・運転主の兄さんに、サラッと訳を話し・・「このまま葢空けないで、ぼったくり値段じゃなければ、そっちの言い値で頼むわ・・と・・とにかく、おいらの目の届く場所でフタだけ開けないってのだけ条件でよぉ〜・・」と・・その兄さんも、「いいっすよぉ〜」と笑顔で、普通の廃棄物価格で引き取りって事で、おいらも手伝い、軽トラに積積み込んで持って行ってくれた・・
あの時・・もう1センチ余計に、あの冷凍庫の葢持ち上げていたら・・・思い出したくねぇ・・・
次回は・・ちゃんとチチタケ食べれるようになってからの話を書きますね・・
チチタケの話2/2につづく
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