![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95097795/rectangle_large_type_2_ed55aa9634437aaa9fe5180fd83c56d3.jpeg?width=1200)
2022年に訪れた温泉10選
2020年、2021年に引き続き、2022年に訪れた温泉10選を記していきます。
今回も1県1温泉縛りはなし、2022年に新規で訪れた温泉で印象に残ったものを選出しました。北東から順番に紹介していきます。
1.嶽温泉 赤格子館(青森県)
嶽温泉では今では日帰りのみの利用可能な赤格子館でも入浴。こちらでもトド寝をしながらプチ湯治。美しいポリバス酸性泉は極上湯。素晴らしいこの湯にもっと浸かりたかったです。 pic.twitter.com/efnkFR9hcp
— 霜築 (@shimohayu1924) May 14, 2022
まずは、私の大好きな酸性泉である青森県岩木山エリアにある嶽温泉から。5月14日に訪問。小島旅館の隣でひっそりと日帰りのみやってる温泉です。酸性泉がドバドバとかけ流されており、ツイートにあるようにトド寝ができます。酸性泉×トド寝の禁断のコラボ(?)ができるこの温泉が今年入ったシンプルな酸性泉の中で一番印象的でした。
2.あたご温泉(青森県)
本日のシメはここ。あたご温泉。津軽平野を一望できる立地の温泉は東鳴子の湯を彷彿させるアブラ臭ありのアワアワモール泉。こちらの湯とぬるめの水風呂との交互浴が最高すぎました……
— 霜築 (@shimohayu1924) May 14, 2022
こんな温泉を家の近所に欲しい……… pic.twitter.com/r50OxmPMor
こちらも青森県岩木山エリアにある温泉です。こちらも5月14日に訪問。先ほどの嶽温泉のシメの風呂にしようと思って立ち寄りましたが、個人的には嶽温泉よりもインパクトがありました。大好きなアブラ臭ありのモール泉というだけでも感動なんですが、ここの施設の特徴は何といってもぬるめの約27℃のモール泉の水風呂があることです。ぬるめで水風呂苦手な自分でも存分に交互浴が捗りとにかく最高でした。ここの水風呂は水風呂にしては、馬鹿みたいにデカいのが特徴で湯船が小さくて入れないといったことも起きなかったのもポイントが高いです。津軽に行くたびに入りたくなる極上の温泉施設でしたので、2023年も訪れたいと思います。
3.微温湯温泉旅館二階堂(福島県)
念願叶い、ついに微温湯温泉旅館二階堂へ。理想の泉温、31℃の酸性含鉄アルミニウム硫酸塩温泉は極上の湯でした。ただただ極上。それだけしか感想がでてこない。南東北の理想郷は福島の山奥にありました。 pic.twitter.com/mLFOoJpeL9
— 霜築 (@shimohayu1924) September 25, 2022
ここは本当に県庁所在地のある福島市なの???と思える山奥にある極上湯、微温湯温泉旅館二階堂に9月25日にようやく訪れることができました。酸性含鉄アルミニウム硫酸塩温泉という何それ?と思う泉質の温泉は、アルミ臭というか鉄臭ある酸性泉を31℃という理想の泉温のぬる湯で楽しめる、温泉オタクが描く理想郷でした。酸性の強い温泉は熱湯が多いので長野県の渋御殿湯とともに貴重な温泉だと思います。福島はなにかとよく行くのでここもまた再訪できればと思います。温泉に居たる狭い山道を走ることになるのはネックですが……
4.雲母温泉上関共同浴場(新潟県)
新潟県の関川村にある雲母温泉上関共同浴場へ。ツルツル熱めのナトリウム塩化物泉を100円で堪能。熱めのピュアピュアな湯は想像以上の気持ち良さでしたね。素晴らしいお湯をありがとうございました。 pic.twitter.com/jQN7NiZxBs
— 霜築 (@shimohayu1924) September 23, 2022
米坂線と並走する国道113号線沿いにある共同浴場です。100円という非常に安価な値段、チェリオの自販機でジュースを買う感覚で温泉に入れます。(訪問した2022年9月23日時点)他の紹介する温泉に比べたら、特徴に乏しいですが、熱めの新鮮な湯はとにかく気持ちよく、ここの湯は良かったな~と心の底から思えるいい湯でした。野沢温泉のシンボルである大湯とどことなく似たものを感じました。あとこの共同浴場の特徴はお金を入れると鳴り響くブザーにあると思いますので、このブザー音をきくためだけにでも訪れてほしいと思える温泉です。
雲母温泉上関共同浴場名物の爆音をきけて感動の涙を流してしまった……… pic.twitter.com/8vBf7m1kre
— 霜築 (@shimohayu1924) September 23, 2022
5.玉川温泉(山梨県)
甲府盆地の“玉川”にある玉川温泉へ。アルカリ性のつるつるなお湯で秋田の有名な玉川温泉とは真逆な泉質ながらこちらもとてもいい湯で満足。せっかくなので浴用タオルは秋田の玉川温泉のお宿、新玉川温泉のものを利用しました。 pic.twitter.com/2BDkBTKtZg
— 霜築 (@shimohayu1924) April 9, 2022
秋田県ではなく山梨県にある玉川温泉です。山梨県の竜王に玉川という地名があって、その玉川でわいた温泉だから玉川温泉です。
ここの温泉の特徴は湯量が豊富でとにかくドバドバなことです。笑っちゃうぐらいドバドバです。初めて訪れたときにドバドバでここまで人って笑顔になれるんだなあと思いました。4月9日に初訪問し、感動して7月10日に再訪。山梨の竜王の温泉と言ったらぬるめ泡付きありの極上湯、山口温泉ですがこちらのドバドバ玉川温泉も訪れる価値が十分ある甲府盆地を代表する温泉の一つだと思います。
玉川温泉、ドバドバすぎて酒井トド音になりました。 pic.twitter.com/53iPLOabtJ
— 霜築 (@shimohayu1924) April 9, 2022
6.西圓寺温泉(石川県)
小松市野田町にある西圓寺温泉へ。廃寺を利用した珍しい温泉は硫黄、鉄分、カルシウムを含む塩化物泉という温泉オタクにはたまらない極上の泉質で源泉掛け流し。今まで入った石川県の温泉ではナンバーワンかも。無料で利用できる足湯はお寺の温泉という雰囲気があって良かったです。 pic.twitter.com/baLm3PnYth
— 霜築 (@shimohayu1924) September 3, 2022
石川県小松市にある廃寺をリノベーションした温泉です。9月3日に訪問。
廃寺をリノベしたという時点でかなり特徴的ですが、特筆すべきはここの泉質です。硫黄、鉄分、カルシウムを含む塩化物泉をかけ流しで提供。実に素晴らしい。小松市内の単なる宅地という、なんでこんなところにこんないい温泉が湧いているんだと思う温泉ですが、似たような泉質の喜連川早乙女温泉もなんでこんなところにこんな極上湯が!?と思える場所にあるので、この手の極上湯は意外に思える場所によく沸き立つかもしれません。ここを訪れた日は小松市内のルートインに宿泊したのですが、こちらもこの温泉に似た泉質でいい湯でしたね。
7.郷緑温泉郷緑館(岡山県)
岡山県北の名湯、郷緑温泉にようやく入浴……
— 霜築 (@shimohayu1924) July 3, 2022
湯原温泉郷らしい化粧水のようなツルツルトロトロのアルカリ性温泉を35℃程度のぬる湯で楽しめます。湯の峰温泉つぼ湯同様30分貸切で予約不可となっています。入浴ハードルは高めですが、この足元湧出の極上ツルツルぬる湯に入ることができて幸せでした。 pic.twitter.com/SFkvxC97Hn
岡山県の県北、湯原温泉郷にある名湯にようやく訪問。7月3日に日帰り入浴で訪れることになりました。美人湯王国の美作にありがちなアルカリ性のツルツル温泉を足元湧出かつ約35℃というぬる湯で楽しめる極上湯。日帰りだとこの極上湯をたったの30分しか堪能できないので、今度来るときは宿泊で堪能したいですね。
8.島原温泉HOTELシーサイド島原(長崎県)
前回、島原半島訪問時に時間の都合で行けなかったHOTELシーサイド島原へ。26℃の源泉掛け流し高濃度炭酸泉は夏にたっぷり。熱めの別源泉の浴場との交互浴で無事到達。 pic.twitter.com/tJYYoiVTRE
— 霜築 (@shimohayu1924) August 27, 2022
炭酸泉王国、九州には島原半島にも炭酸泉あり。島原港のすぐ近くに湧く高濃度炭酸泉。8月27日に訪問。晴天の真夏に入る、26℃の冷たい炭酸泉はとにかく極上でした。冷たい高濃度炭酸泉と適温の普通(?)の島原温泉浴場との交互浴が無限に整いました。内湯より露天の炭酸泉が気に入りましたが、露天の炭酸泉は一人分ぐらいしか入れない小さな湯船なので人の少なさそうなタイミングで訪問するのがおススメです。
9.地獄温泉青風荘(熊本県)
熊本最強の温泉にようやく入浴。最強すぎて感動の涙を流しそうになった。すずめの湯のぷくぷく酸性泉は東北最強の温泉、藤七温泉をパワーアップさせた感じ。とにかく凄かった。九州に来るたびにここへ通いたい………… pic.twitter.com/TqKMa0B6MR
— 霜築 (@shimohayu1924) April 24, 2022
名湯だらけの九州にはプクプク自噴温泉もございます。2016年に起きた熊本の地震で一時休業していた地獄温泉に念願叶い、4月24日にようやく訪問が実現。とにかく感動ものでした。九州の年にすると誓った2022年に出会えた九州では一番の温泉だったと思います。東北の温泉で例えると高湯温泉を藤七温泉のように楽しめる理想郷のような温泉です。リニューアル後は万人受けする綺麗で高級路線の施設に生まれ変わってしまったのですが、とにかく無事に復活し、この極上湯に訪れることができたのが2022年で一番幸福だった出来事だったのかなと思います。この温泉のすばらしさを共有するために、今度行くときは旅団メンバーで再訪したいところです。
10.吉松温泉郷鶴丸温泉(鹿児島県)
吉松温泉郷の鶴丸温泉で朝風呂。ほどよく熱めのコーヒー色のツルツルモール泉を堪能。“味”な外観とは裏腹に脱衣所等は想像より綺麗でびっくり。脱衣所と露天風呂でジャズが流れる雰囲気も良かったです。 pic.twitter.com/zJYKJA50Tl
— 霜築 (@shimohayu1924) July 16, 2022
鹿児島県の宮崎県境にある町、吉松にある有名な温泉施設である鶴丸温泉にようやく訪問が実現。家から850kmぐらいかけて自走して7月17日に訪問しました。初の自走での鹿児島県、数ある吉松の名湯の中で有名どころであるこちらの温泉に訪れました。お湯はシンプルなモール泉です。そこまで特徴のある温泉ではないですが、モール泉が大好きなので印象に残った温泉となります。隠しダンジョンのようなアクセス経路でたどり着ける露天風呂は内湯より熱めの湯で気に入りました。水風呂もセットであって交互浴もできます。
以上、2022年の温泉10選でした。2023年もさらなる極上湯に巡り合える1年になることを願います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?