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1400万分の1の東京に来た理由

2019年の4月、神戸にいた。

アートを作る傍ら、CADオペレーターとしてプラント設計関係の仕事をしていた。

でも仕事はうまくいってなくて、毎日気を遣って、背中が神経痛でピリピリ痛かったけど、そんな些細なことを言える友達もすぐ近くには、居なかった。

このとっても孤独な状態を打開したくて、自分の数少ない資産のうちの一つ。アートでいろんなところに応募してみたり、夜な夜な転職サイトを漁ったり、たくさんもがいた。

ある夜たまたま本屋さんで、クリエイターの起業の本を見かけた。

そこに名前が載っていたのが

クリエイター界隈ではとっても有名な、台東デザイナーズビレッジだった。

とても人気があるらしいこの施設、自分が目指すべきなのか、わたしに合うのか、自分の足で確かめに行ってみたいと思った。そのうちに、クリエイター起業塾が半年スパンで開講されていることも知った。

起業を考えたことなんて微塵もないけれど、ものはどうやって売れていくのか、そんなことも知識としてもっていないことをひけめに感じていたから、勉強したいと思った。

でもなんとなく、潜在意識の中で”東京”というのがあった。

”次住むなら東京。” 

衝動的に何か行動や購入ができるタイプではないけれど、何か心の奥底でキーワードがある。それが湧き上がってくるから、自分の行動や購買が府に落ちるんだと思っている。

だから、クリエイター起業塾の選考に受かったら、上京してみる。と決めた。

思い返しても切羽詰まった理由だなあと思う。笑

また、特に意識はしていなかったけど、なんだか結婚から遠ざかったような気がした。





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