ビジョナリーカンパニー②飛躍の法則を読んで

規律ある人材:人が重要

偉大な企業のリーダーは、失敗は自分せい、成功は仲間や運のお陰と考える。なによりも先んじて、適切な人材を集める事から始め、ビジョンや戦略は後から決める。また、不適切な人物を排除する。

規律ある考え:やらないことを決める

偉大な企業は、厳しい現実と向き合いながら「最後」に勝利する。楽観的な目標や希望的観測を立て負けてしまう事はない。また、「情熱を持てる」x「世界一になれる」x「経済的原動力(分かりやすい成長指標を伴う本質的な事業構造)」の3つの要素が重なることを見つけ集中して実施する。それ以外のことはやらない。

規律ある行動:技術は最後

適切な人材を集め、3つの要素が重なる「重要なこと」を明確に実施する企業文化があれば、マネジメント不要で偉大な業績を達成できる。適切な人材や明確な「重要な事」が定義されていない企業では、官僚的なマネジメントが必要となり大企業に陥いった末に失速、崩壊する。

ITをはじめとした革新的な技術は、「重要なこと」を実現する促進剤としては強力な力を発揮するが、それ単体で偉大な業績を作ることはできない。

これらの人材・考え・行動の3つの規律がそろうことで、ゆっくり着実に事業が成長し、気づけば偉大な業績を成し遂げているといった状況が起こる。突然起こるものではないし、一発逆転もない。

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