【日曜朗読劇場 銭形平次捕物控】長編連載 怪盗系図④/野村胡堂作 【朗読時代小説】 読み手七味春五郎  発行元丸竹書房 オーディオブック

銭形平次捕物控 長編第三弾は、怪盗系図!
 かつて、宇都ノ谷峠をさわがした六人斑男。
 二人はすでに死亡したが、生き残った四人の一味は、江戸に潜伏しているらしい。仲間割れでも起こしたのか。腕に入れ墨のある男たちが、一人また一人と死んでいく。
 捕り物名人、銭形の親分は、ガラッ八と捜査にのりだすが。

■登場人物紹介
平次……銭形の平次。岡っ引き。銭占いと鍋銭打ちが得意技
八五郎……ガラッ八。平次の子分。
笹野新三郎……南町奉行筆頭与力。奉行朝倉岩見守の知恵袋。
お栄……半兵衛の娘
近江屋半兵衛……元浪人の金貸し
宇八……近江屋の番頭。
定吉……近江屋の小僧
明石五郎八……お栄のいた一座の座長。
元吉……仁助店に住む少年
定五郎……定吉の父親
お里……定五郎の妹
湯島の吉……中年の下っ引き
お雪……元吉の姉
お銀……八五郎が通い詰めるお店の主
寅吉……両国の御用聞き
お六……五郎八の妻
金太……平次の子分の下っ引き
助十……同上
若松……同上
巳之吉……同上
半次……明石屋一座の木戸番


■用語集
有卦……陰陽道で、干支による運勢が吉運の年回り
杯盤……宴席で用いる器
強談……強い態度や調子で談判すること
懊悩……オウノウ・なやみもだえること。
作為……人が自分の意思で作り出すこと
儼然……ゲンゼン・いかめしくおごそかなさま
桟敷……サジキ・一段高くつくった板敷きの見物席。桟敷席
ベターハーフ……良き配偶者、妻
欺瞞……ぎまん・あざむくこと。だますこと
たもとくそ……たもとのそこにたまるごみ
古怪……コカイ・奇異なこと。ふしぎなこと
如法……ニョホウ・文字通りであること
天眼……テンゲン・テンガン・一切の事象を見ることができる眼。





■この動画の目次
第二話 黄金環
0:00 明石五郎八
16:24 お栄の手紙
27:52 たんすの中
37:12 木戸番半次
46:25 つぶての手紙
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