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自分が生まれる前に流れていたCMを見るのが好きだ / 明日からまた先生

昭和の怪しい通販番組

自分が生まれる前に流れていたCMを見るのが好きだ。

先日も、昭和CMパトロールをしていたら日本文化センターという通販番組で今の時代ではお目にかかることのできない商品が紹介されていたのでテンションが上がった。

「二重底」
「隠し引き出し」
「隠し鍵」
「隠し金庫」

という刺激的なパンチラインで紹介される この『金庫付きカラクリたんす』は、商品説明が開始して2秒でいきなり女房に隠れてへそくりを溜め込む男が映し出され、ナビゲーターの明るい声で「誰でも隠しておきたいものがあります♪」と宣言される。

給料手渡しの時代ならではの需要をつかんだこの闇のアイテムは、その後もテンポ良く「隠し引き出し」「二重底」といった脱税を匂わせるワードとともに紹介され、最後に3,900円の12回払いで購入できる告知と共に、信じられないくらいダサいスタンドライトが付いてくることがわかるCMとなっている。

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