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弦理論入門②~臨界次元の導出~

2.量子化重心  古典論の時に話忘れたのでここで重心座標,重心運動量を定義します. $${x^{\mu}(\sigma^0)=\frac{1}{\pi}\int_{0}^{\pi}d\sigma^{1}X^{\mu}(\sigma^0,\sigma^1)}$$ $${p^{\mu}(\sigma^0)=\int_{0}^{\pi}d\sigma^{1}P^{\mu}(\sigma^0,\sigma^1)}$$  重心に関する量は上のように小文字で表します. 正準交換

    • 弦理論入門①~古典弦~

       はじめまして。しもだです.  今回はWathematicaのアドカレ企画の記事として弦理論について話します.  この企画に向けて勉強したので初学です. 参考文献底本は [1]吉川圭二,「弦の量子論 超弦理論への道」,朝倉書店,1991 です. 前提知識・特殊相対論(アインシュタインの縮約規則,ローレンツ変換,相対論的力学), ・解析力学(ラグランジアン,ハミルトン形式) ・量子力学(正準量子化,交換関係と生成子について) がわかっていれば読めると思います. 相互作用を考

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