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しつけ糸の取り忘れにご注意!

こんにちは!下村知未です。

新年度だからこそ発生しやすいこの問題!という投稿です。笑
知っているようで知らない人が多いしつけ糸のお話です。

家庭科の授業で被服があれば、しつけ糸の存在や、使い方を知っている方は多いと思います。

ですが、社会人でも縁があると思っている方は少なく、もはや忘れ去られている人も多いと思います。

長い話ではありませんが、大切なしつけ糸の話をしていきます。


しつけ糸とは

まず、なぜしつけ糸というものが存在しているのかという説明をしておきます。

みなさんがイメージするのは、仮縫いのイメージが強いと思います。
ですが、他にも役割があります。

  1. 仮縫いとして使用

  2. 着用するまでの期間に型崩れすることを防ぐため

1はおそらく一般的に知られていると思います。
2は着用するタイミングで外すしつけ糸になります。

しつけ糸がついている服としては、
スーツ、コート、ボトムスなどがあります。

スーツの背中にあるベントやポケット、肩の縫い目についている糸がしつけ糸です。


取るしつけ糸と取らないしつけ糸

しつけ糸と言っても実は取るものと取らなくていいものがあります。
もちろんあくまでもしつけ糸なので全部散っても大丈夫です。笑

取るもの

簡単に言うのであれば、表にでているしつけ糸は取る!です。笑
よくあるのはジャケットのベント(後ろの切り込み部分)についているものですね。

これは取り忘れると恥ずかしい人になってしまいますので、
着用する前に必ず確認しておきましょう。

取らなくていいもの

こちらも簡単にいうのであれば、パッと見で見えないものは取らなくてもいいです。
分かりやすいのは、ポケットについているものや、ジャケットの裏地についているものです。

ポケットのしつけ糸を取らないと使えないじゃん!という方もいらっしゃると思いますが、
型崩れを防ぐためにも見栄え的にもポケットにものは入れないのが良いからです。

ポケットに携帯や財布を入れてしまうと、どうしても膨らみが出来てしまい見栄えが悪くなります。

ですので、物を入れないようにあえてしつけ糸を取らないようにすることで、
ジャケットの寿命を延ばすことになるのです。

また、相当良いものやオーダー品でないとなかなか出会うことがないのですが、
ジャケットの裏地にもついている場合があります。

なぜ裏地にしつけ糸がついているのかは説明すると難しいので、割愛します。笑
取っても問題ないのですが、取らないでおいて着用するうちに自然に切れる方が良いと学生の時に教えてもらいました。(懐かしい)


まとめ

なんだかんだ長くなってしまいましたが、
地味だけど大事な存在のしつけ糸について詳しくなってくださると嬉しいです。

取るものはきちんと取って、綺麗に着こなしていきましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました!



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