Photo by sono_note 月と白蛇 1 霜林 穂 2020年6月16日 04:38 月明かりだけが差す部屋、彼に抱き抱えられるようにして月を見つめる。少し離れ気味の切れ長の目、冷たく見える三白眼、男性にしては珍しく白い肌が月明かりに映える。不安感が少しずつ癒される。彼の白い喉仏が微かに上下するのを見つめながら、安心感に包まれて眠りに落ちる。私はとても幸せだ。 ダウンロード copy #小説 #超短編小説 #140字小説 1 サポートしていただいた分は、書籍の購入に使いたいです。素敵な本へのお礼として。 記事をサポート