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月と白蛇

月明かりだけが差す部屋、彼に抱き抱えられるようにして月を見つめる。

少し離れ気味の切れ長の目、冷たく見える三白眼、男性にしては珍しく白い肌が月明かりに映える。

不安感が少しずつ癒される。

彼の白い喉仏が微かに上下するのを見つめながら、安心感に包まれて眠りに落ちる。

私はとても幸せだ。

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