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朝が来る。ビルの窓が一斉に陽を反射し、1日が始まる。品川駅始発のリニアに乗って、名古屋の…
一目惚れだった。 敵対しているというのに。気持ちを押し殺した。それなのに彼女が言う「愛し…
衝撃波を残しながら、カモメの編隊が空を飛ぶ。カジキマグロの群れが、高波をおこして迎撃す…
「何堂々と歩いてんだよ」 六角形や八角形たちと下校していると、立方体や正八面体、3次元集…
そろそろ働くか、とアルバイト情報誌を開く。手を止めるほどのものはない。ふと、ひとつの求人…
気がついたら死んでいた。 これが三途の川か、向こうから船がきた。渡し守が口を開く。 「ハ…
ボーイフレンドは海兵隊だった。 一度陸地を離れると、次に会えるのはいつの日か。毎日砂浜で、海を見つめて彼を思う時間が幸せだった。 ある日彼の殉職が知らされた。 私は信じる、この世に幽霊は存在する。彼は私を見捨てない、死んでも必ず会いに来てくれる人なのだ。 私は待つ、天に召されるその日まで。
集団登校の集合場所へ、重い足で向かう。入学してすぐ、皆にいじめられた。それ以来一言も発さ…
自衛官の制服に萌えるクラスタがあるらしい。 大人気なのはどれだろう、新旧どちらの制服なの…