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単語中心から動詞中心へ−「伝わる英語表現」(長部三郎)

英語と日本語の違い
・具体的
地形 topography → rivers and mountains
・説明的
選挙公約 I did what I said I would (during ~):選挙で私が実行すると約束したことを行った→漢語に直すと選挙公約を果たした
更に英語に直すI made good on my champaign pledges
・構造的
SVや対比
並列性、揃える(規則性)、つなげる

日本語→視覚化→伝えたい情報を抽出→英語に直す
単語の逐次訳ではなく情報を伝える
具体的、説明的、構造的を意識して表現を変化させる
日本語の表現は名詞に偏るが、それを英語では動詞を据えて表現する
名詞を動詞で表現すること
動詞が文の中心
時制や単語同士の繋がりを意識せざるを得ない
より学びが深くなる

日本語の文章を英語に置き換える
一文一事
一センテンスにはひとつの意味内容だけにする、日本語では文が長かったり、複数の意味を込める傾向がある
「切る」「送る」「埋める」
ひとつの意味で文を切る
一文が長くなるのなら、同一の意味でも後ろに送る
抽象的な文に説明的な表現を加える(行間を埋める)

日英翻訳の手順
1意味の把握・整理と主語の選定
2主語の選択・語法・文法
3推敲(具体的、説明的、能動的)

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