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4分で弁当買いに行くの、無理でしょうよ。

 こんにちは、Shimizu_Tです。

 今日は、弁当を買わずに新幹線に乗った時はどうしたらいいのか、という話です。(最後にオチあり)

 職場の先輩2人と遠方へ出張し、その帰りに新幹線に乗った。
 時刻は17時過ぎ。

 3人とも直帰することは職場に伝えてあり、新幹線の中で弁当を食べて帰ろうということになった。

 ただし、新幹線に乗るのが発車間際となってしまい弁当が買えなかったので、車内販売で買おうかという話になり、とりあえず3人で新幹線に乗り込んだ。

 車内販売で弁当が2つしか無かったらどうしようか?
 ビールが売り切れってことは無いよな?

 早く来ないかなあ? 車内販売のワゴンはまだかなあ? 

 しかし、すぐに私達の目論見が崩れることとなる。

 発車してしばらくすると車内放送で、「この◯◯号では車内販売を行っておりません。自動販売機による飲み物の販売も行っておりません。」とのアナウンスが流れたためである。

 私達3人は、思考停止状態に陥ってしまった。

 どうするか?

 このまま1時間半ほど乗って、下車してから店を探すか?
 しかし、今日は丸1日の出張で歩き回り、17時過ぎとやや早い時間とはいえ、すぐにでも何か食べたい、ビールも飲みたい。

 先輩A「おい、Shimizu_T。ウーバーを頼め! ハッ ハッ 」

 もちろん、冗談である。
 まだシラフの状態で真剣にこんなことを言えるほど、理性のない先輩ではない。

 先輩B「まあ、何とかなるだろ。」

 たぶん、何ともならないと思う。
 私達のために臨時で車内販売のワゴンが来るはずもなく、下車するまで何も口にすることができないのは確実である。

 さて、どうするか。いや、どうなるか。

 私達が乗った新幹線は各駅停車のため、すぐに次の停車駅で止まった。
 ここで、車内放送のアナウンス。
 「後続列車の通過を待ち合わせるため、この駅で4分停車します。」

 そんな事してるから、下車駅への到着が遅くなるんだ。早く行け!

 先輩A「次の停車駅で受け取れるように、ウーバーを頼め!」

 さっきの冗談よりはマシだが、でも現実的ではない。
 実際にそんな注文ができるかは知らないが、数分の停車中に駅の改札でウーバーを受け取れるとは思えない。

 先輩B「Shimizu_Tくん。君、陸上部だったよね。じゃあ、売店で駅弁とビール買ってきて!4分あれば楽勝でしょ!」

 いや、楽勝ではないと思う。
 このご時世、各駅停車しか止まらない小さな駅のホームの売店は閉まっている。列車を出てホーム中央まで行き、階段を降りてから改札を出てコンコースまで行ってようやく売店にたどり着く。
 売店が改札近くにあるかどうかも分からないので、今から往復して発車までに戻って来られる自信がない。

 それでも、「4分あるから・・」「弁当の種類は任せるから・・」「とにかく・・」と押し切られ、売店まで走ることに。

 改札で駅員に「売店! 弁当! 一旦出ていい?」と早口で説明すると、駅員は「売店ならあっち👉」と教えてくれた。
 すぐに売店は見つかり、とにかく弁当とビールを3個ずつ取って店員に渡し、「レジ袋は有料ですけど・・」「買う!買う!早く!」と焦りつつ何とか買い、先ほどの駅員に目配せして改札を通過し、階段をダッシュで上がっていった。

 ホームではプルプルと発車のベルが鳴っている。
 「駆け込み乗車は、危ないですから・・」
 そんなことは構っていられない。
 乗らないわけには行かないのだ。
 
 ふ〜・・・あれっ、逆方向?

 話は、ここまで。

 最初にも書きましたが、この話には「オチ」があります。
 私の書き方が拙いためでもありますが、読んでいる途中で「何か嘘くさいな?」と思ったあなた!

 そうです。嘘くさいです。

 どこかに、私の創作=フィクションが含まれています。
 全部かもしれないし、最後だけかもしれないし、でも、読んでいただいて面白かったと思っていただけたならうれしいし、なんだツマラナカッタと言われれば、もっと上手な文章が書けるように勉強します。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
 いつものように、締めくくりはこの言葉で。

 「毎日が、心穏やかに過ぎますように」

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