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入国制限の緩和✕円安⇒その先の日本

 こんにちは、Shimizu_Tです。

 今日は、ちょっと硬めの話で恐縮です。入国制限の緩和と円安が重なると、日本はどうなるか?について。

 日本だけではないものの、外国人の入国制限を厳しく行っている国というのは珍しい部類で、例えば、接種証明があれば隔離免除で入国を認めている国も多いらしい(出入国に関する規制などは変更が激しいので、正確な情報は外務省のHPなどでご確認を)。

 各国の状況を見ていると、日本だけ頑なに鎖国のような状況を続けるわけには行かず、いずれ観光客も少しずつ受け入れて、だんだんと感染拡大前のように、日本のあちこちで外国人観光客の姿を見るようになっていくのであろう。
 最近になって、6月ころから外国人観光客の受け入れを再開するとの報道もされている。

 今は円安が進んでいるので、相対的に日本の物価は安く感じられる(注)から、外国人観光客にとって、日本がより魅力的な観光地になるであろうことは容易に想像できる。

 ((注)1ドルが100円から130円になったとして、今まで1,000円の物を買うのに10ドル必要だったのが、約7.7ドルで済むことになるから。さらには、日本と違って賃金が上昇している国の人にとっては、余計に日本の物価が安く感じられる。「そんな事いちいち言われなくても、わかってるよ!」という人には、余分な説明で恐縮です。)

 で、何が起きるだろうか、ということを想像してみる。

 観光地の物価は、今よりさらに上がるんだろうな。
 日本人を相手にするより外国人を相手にした方が、儲かるからなあ。

 そうすると、日本人が国内の観光地を気軽に旅行することが難しくなってしまうんじゃないだろうか。

 ホテルや旅館の料金も、外国人の宿泊を見込んで値上がりしたり、観光施設の入場料や土産物なんかも同様にね。

 あるいは、観光地だけでなく、円安で石油や食料の輸入コストが上昇して日本のインフレが進み、でも賃金が上昇する要素がないので、産業が衰退し、観光に依存せざるを得ず、外国人が日本に落としていくお金が頼りになっていく、近い将来に日本がそういった国になるのだろうか。

 「おもてなし」をウリにして、日本が観光産業中心で進んでいくという考えもいいのかもしれないけど・・・。

 ちょっと、話が変な方向へ外れてしまって申し訳ない。

 こういった話は日銀や政治家のような専門家に任せるしかなく、自分のような一市民があれこれ考えても仕方のないことかもしれないけど、ちょっと気になって書いてみました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
いつものように、締めくくりはこの言葉で。

 「毎日が、心穏やかに過ぎますように」

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