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2ヶ月に1度くらいの頻度で京都に遊びに行く女の独断と偏見による京都オススメスポット①

こんにちは、ご無沙汰しております。
年に1度のペースでしか記事が上がらないことに定評のある清水です。
今回は、概念香水でもニュージャンルの沼に沈んだ話でもないです。

前置きが長いので、お急ぎの方はちゃっちゃとすっ飛ばして目次からお読みください。暇を持て余した方はこのままお付き合いください。

タイトル通り「2ヶ月に1度くらいの頻度で京都に遊びに行く女の独断と偏見による京都オススメスポット」について、書き連ねていくのですが。なんでこんな藪から棒に……と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。現にわたしが1番そう思っています。年に1本、情熱のままに書きたいだけの記事を書いて燃え尽きて去っていく、その姿はまるで一夜の打ち上げ花火のように……というのは冗談で。
しかし、この記事で書こう!と思えるほどに熱量に溢れた出来事が起こったからこそ、こうして筆を執ることになっている理由(ワケ)なのです。

そ・れ・が!!
旅マス!!!

アイドルマスターSideMと京都の主要観光地がコラボ!!
夢か?????!!!!
しかも担当おるやんけ?!?(書いてる人は葛之葉雨彦、北村想楽P)
えーーらいこっちゃ、もしかしてこれって祭り?

担当選抜誠にありがとうございます。長マント似合いすぎ、センキュー。

元々日帰りで遊びに行く事の多い京都と、応援しているアイドルがこんな素晴らしいコラボを!!本当にありがとうございます!!!!!!
JRさんとアイドルがオススメする観光地も非常に素晴らしい場所ばかりですが、
正直「まだ色々ある」と思ったが故、(あのカツカツタイムアタックみたいなオススメコースの中で巡るのは正直厳しいところもあるかもしれませんが)ちょっとニッチかもしれない京都の独断と偏見によるオススメスポットやお土産物をまとめてみようと思い立ち、こうしてキーボードを叩いている次第です。
長くなる事この上ないので、アイドルのオススメコースに沿って記事を分けていこうと思います。
ちなみにオススメコースに上がっているスポットは、わたしは未開拓の場所が多いので殆ど紹介はないです。公式情報をご確認いただけますと幸いです。


病の根絶コース周辺


パンとエスプレッソと嵐山庭園『パンと』

初っ端から大変申し訳ありませんが、嵐山に最後に観光で訪れたのは4年前の秋。
最早写真もほぼ無い上、記憶も無い最悪の事態ですがここだけは記憶と写真に残っていました。関東関西中心に展開するパンとエスプレッソと  の嵐山店。嵐山の素敵な庭園を眺めながら頂くアフタヌーンティーが人気なんだとか。嵐山周辺だと近隣の福田美術館内にも店舗があるのでパン好きは是非。

近代建築や古民家を改装した店舗が多いので建物から既に楽しいパン屋さん。
この時何を買ったかまで写真は残ってなかったけど、多分定番のムーを買った気がする。

嵐電で終点の嵐山に向かうまでに車折神社があったり(芸能の神社なので声優さんもよくお参りに来ている)嵐山の一つ手前の嵐電嵯峨で降りると安倍晴明墓所に歩いて向かえます。これはたまたま京都で仕事の際に乗った嵐電。

嵐山行きに魔改造される江ノ電。
可愛いゆるキャラのラッピング嵐電。

お米自慢 おにぎり屋さん

下鴨神社から程近く、出町柳駅から徒歩1分のおにぎり屋さん。
おにぎりだけでなくおかずの種類も豊富でリーズナブルで美味しかったです。
二等辺三角形みたいな形が独特で、目と鼻の先の鴨川デルタみたいでめちゃめちゃいい。バテて食欲が湧かない時でも食べ切れるちょっと小ぶりなサイズ感も助かります。

冷蔵ケースにはおかずもたくさんありました。
鴨川デルタで食べる梅干しおにぎりって至高。
鴨川デルタの飛び石。亀と千鳥が混ざってる。

京都府立植物園

下鴨神社から決して近くはないけれど……個人的に行ってよかったスポットだったので捻じ込みます。なぜなら独断と偏見によるオススメスポットだから。
元よりわたしも、縁あって何度か訪れるようになった古道具屋の店主さんに教わったのですがお花の時期によっては本当に絶景なのでぬい撮りする人はメチャメチャ捗ると思います。バカ広くて隣接の温室が面白い。かのビル・ゲイツが寄贈した「人生で読んだ最高の本」5冊がきのこ文庫というなんともファンシーな書庫に収められていて、ベンチで座って読めたりするのでとてもいいリフレッシュになりました。ただ半日は悠に溶けるので注意。

きのこ文庫。先生が嬉しそう。
ちょうど見頃のチューリップ。花盛り。
大層な名前のついたサボテンが多数展示されている。
友達のおうちの子と一緒に撮った。

純喫茶ラテン

伊藤久右衛門 祇園四条店から歩いてすぐの雑居ビル1階。
遠くからでもよく目立つトリコロールの看板の奥にある喫茶店で、入り口が奥まっているのでちょっと入るのを躊躇してしまいそうになりますが、中がとんでもなくて、店内いっぱいのステンドグラスはマダムの手作り!凄すぎる……
カレーを頂いたのですが、お肉がホロホロになるまで煮込まれていて本当に美味しかった……

マダムの手作りステンドグラス。どれも美しい……
カレーが本当に美味しかった!サラダとドリンクを付けました。
3段それぞれフォントが違うのがなんとも愛おしい。

東華菜館

正直、京都で中華を食べずに帰るのは本当に勿体無いと思うのです。
特に春巻き。京都の春巻きはちょっと特殊だから。
普通の春巻きは春巻きの皮で具材を包んで揚げるのが鉄板ですが、
京都の春巻きは薄焼き卵で具材をパンパンに包んで揚げるのです!!
何言ってんだコイツって思った人はちょっとネットで調べてみてほしい。
でもって、満を持して京都に降り立ったらご飯の候補に入れてくれ〜!

京都の春巻き。薄焼き卵で黄色い。具はパンッパン。
何頼んでも量が多いので、欲張って注文し過ぎには注意。

東華菜館は建築的にもメチャクチャ面白くて、未だに全国に残る学校や教会建築を数多く残したウィリアム・メレル・ヴォーリズが建てた唯一のレストランとされていて、大正15年の竣工当時の姿を残す貴重な建築であり、日本最古のエレベーターが現役稼働していたり、フロア毎に全く意匠の違う部屋が美しすぎて、食事に行く度に舐め回すように館内を練り歩いても飽きない大好きなお店です。

この空間で食事できる喜びをいつも噛み締めている。
異国情緒漂う階段。こんな中華料理屋は最早奇跡。
この時は運よくお店の方のご厚意で屋上まで見学させてもらえたので京都の夜景と屋上を独り占めした。
海の幸や山の幸をあしらった豪華絢爛な玄関ファサード。
外玄関ファサードを見上げると頭上にお魚さんがいる。

喫茶ソワレ

京都の喫茶店と言えば、こちらのお店を真っ先に思い浮かべる方も少なくないかと思います。特にデレマスPの諸君。
何を隠そう【蝶のはなむけ】塩見周子特訓前がもう、そのまんま喫茶ソワレだから〜!!そもそも最近アイマスのカードイラストに喫茶店モチーフが多様されるようになってきて本当に嬉しくて嬉々として実店舗特定を……
とにかくアイマスともご縁のある喫茶店である事は確かなのです。
店名のソワレは「夜会」を指し、店内は女性を美しく見せる青色の照明でなんとも幻想的。そこで七色に輝くゼリーポンチを頂くのは、まさしく至高。
ただ、非常に、本当に非常に混み合い行列に並ぶこともしばしばなので、土日は特に並ぶ覚悟を握りしめてきた方が良さそうです。

食べる宝石、ゼリーポンチ。
開店凸で奇跡的に窓際の特等席に座れました。
京の都の夜会は、雑居ビルの隙間でひっそりと開かれる。

フランソア喫茶室

ソワレから徒歩3分とかからない、道路の向かい側にもう1軒行きつけの喫茶店があります。夜は遅く22時まで営業しているので、帰り際に立ち寄ったりしやすい事もあるのですが、それ以上にここのロイヤルミルクティーが美味し過ぎるのです。ミルクがたっぷりで、でも紅茶が薄くない。添えられた角砂糖は一つだけ溶かしてゆっくり味わう。そのためだけに立ち寄るのです。
教会のようにも、豪華客船のようにも捉えられるイタリアン・バロック調の洗練された店内と、一際輝く半個室のステンドグラス。2003年に、喫茶店としては初の国の有形文化財に登録された、歴史ある建物の中で素敵な時間を是非どうぞ。
お酒の提供もあり、お隣のケーキ屋さんフランソア洋菓子店のケーキも店内で注文する事ができます。

メニューのイラストも味わい深い。ロゴ入りコーヒーカップが可愛い。
サイズの違うステンドグラス。光が透けて飴細工のよう。
元々は町屋だった漆喰の建物。1934年の開業。
上部が撓んだようなリズミカルなフォントが最高。

桜庭薫さんのこのコース名、バックボーンがあるからこその力強いタイトルで非常に良かったです。
個人的に、あまり嵐山の方へ足を伸ばしたことがないので、旅マスをきっかけに未開拓の地へと繰り出していこうかと模索しています。

▶︎▶︎▶︎2ヶ月に1度くらいの頻度で京都に遊びに行く女の独断と偏見による京都オススメスポット②へ続く……

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