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新時代のロールモデルをつくる組織論

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時代は大きく、早く、変化し続けています。日本でも新時代のロールモデルとなるような組織をつくるために、さまざまな企業の「組織論」についての記事をまとめました。
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#ティール組織

『ティール組織』の次本(嘉村賢州)

場づくり専門集団のhome’s viの代表理事、東京工業大学リーダーシップ教育院の特任准教授、個人・地域・社会の変容をコ・クリエーション(共創)で起こすコクリ!プロジェクトのディレクター。 様々な活動に取り組むかたわら、膨大な量の書籍を研究や実践に取り入れている『ティール組織』解説者の嘉村賢州さんに、『ティール組織』の次本(次に読むとおすすめの本)を、「世界観」「事例」「手法」の3部構成で紹介していただきます。[編集:山下智也] 『ティール組織』は探求の旅の扉を開く本まず

広報担当がいない会社だけど、組織や事業のオリジナリティで勝負する。

TABIPPOには、広報担当がいません。 いつか「広報担当」を採用したいなとか、職種や肩書ではなく「役割」として「広報」を担当する社員がでてくればいいなとか、思うことは多いのですが、現状は「広報担当」がいません。 ですが、いろんなメディアから取材を受けることは同じ規模の会社の中では、かなり多いほうだと思います。たぶん。 広報や広告プロモーション、そして採用などに大きな予算をかけられない小さな会社にとっては、メディアに取材してもらうことは会社の権威性や、信用に繋がっていく

[ティール組織]導入約2ヶ月。何がおきてるか、聞いてみた。

「須田さん、私、訪日旅行事業のバス仕入れチームに異動することにします。」 昨日、アシスタントに助言プロセスでそう告げられ、 「とても、良いと思います。」と告げた。笑 訪日旅行事業のチームに聞くと、1日でも早い異動が欧米豪マーケットへの業績に+に寄与するということだったで、 「じゃあ、すぐにでも後任を...」 と言っても、いないので。笑 もともと受付を担当していたこともあったので、準備をしていた自動化で受付業務の撤廃。弊社ではもうコーヒーは出てきません。笑 受け持

TABIPPOが会社になって5年。起業して、辛いことや悩むことも多いけど、やれることもやりたいことも、増えました。

こんにちは、TABIPPO代表の清水直哉(しみなお)です。 2019年4月10日に、株式会社TABIPPOを創設してちょうど5周年となりました。 2014年に起業をしてからあっという間に5年が経ち、26歳の若手起業家だった僕も、31歳のおじさん経営者になりました。ベンチャー企業というよりも、中小企業という感じです。 2010年4月10日の大学生時代に、TABIPPOはボランティアの活動として生まれました。会社になる前は4年、会社にしてからが5年なのでもうすでに9年の月日

「階層がないフラットな組織」より「階層があり、社員が自分の役割を越えて動き回る組織」のほうが強い説、を考える。

カヤック人事部の柴田です。以下のツイートの内容を自分でもっと考えるためにブログ記事にしてみました。 まとめ・階層がない組織にも、非公式な階層はできている。 ・平時は組織の階層を活かして動き、有事は階層を気にせず自分の役割を超えて動くような社員を増やすのが良さそう。 ・「自分の役割を越えて動く」を社員に学習させる方法があるはず。そうしないと、結局組織が硬直化する。 ・「役割を超えて動く方法」を学習してもらうために、新入社員にしってもらうことをまとめてみた。 階層がない組織に

人間の本質は光。人を信じる性善説を前提とした経営スタイルについて。

平成が終わり、令和がはじまった。 平成最後の1日は、当たり前のようにオフィスにきて仕事をして、会社の仲間たちと焼き肉を食べた。平成が終わるのだから少し豪華なものが食べたかったのだ。そして気がついたらカラオケにいて、平成の思い出を歌いまくった。 令和がはじまって最初の1日は、ひとつイベントを終わらせたあとに、会社の仲間と映画「キングダム」を観に行った。大好きな漫画であり、僕らの会社の課題図書でもあるのでオフィスに全巻が置いてある。再現性が高く素晴らしい映画で、観終わったあと