須田健太郎@㍿客家

株式会社客家の創業者CEO。 株式会社フリープラスの創業者元CEO。

須田健太郎@㍿客家

株式会社客家の創業者CEO。 株式会社フリープラスの創業者元CEO。

マガジン

  • 仕事に関する9つの嘘 ~現場から報告します~

    2007年に0から立ち上げた株式会社フリープラスを2019年度に売上高50億円総メンバー数360名にまでに成長し、2020年2月に同社を退職しました。 仕事に関する9つの嘘 NIN LIES ABOUT WORK を読み、過去の企業経営の経験を踏まえて株式会社フリープラスで起きた事例を紹介して行きます。

  • FREEPLUS、ティール組織導入物語(2019/06 ~)

    2019年6月3日の09:15amに、代表の須田が権限移譲の儀を行い、全メンバーに代表取締役が保持する権限を委譲しました。 正社員約130人、全メンバー360人で開始したFREEPLUSのティール組織はここからどこに向かっていくのか。

最近の記事

【2つ目/9つの嘘】最高の計画があれば勝てるなんて真っ赤な嘘🔥

このマガジンは データ分析の鬼才と巨大企業の住人による労働世界の虚構と真実を書いた本。 仕事に関する9つの嘘 ~NINE LIES ABOUT WORK~ という書籍を読んだ上で、株式会社フリープラスを経営した経験から、この9つの嘘と照らし合わせて、1つ1つの嘘の概要と当時現場でどのようなことが起きていたかをシェアし、読者が経営や仕事で今日から使える何かを無料で持ち帰ることができる太っ腹な記事です。 [前回のまでの記事] 【1つ目_1/9つの嘘】社長は映画の中の人理論 【

    • 【1つ目_2/9つの嘘】米だけじゃダメ理論

      このマガジンは データ分析の鬼才と巨大企業の住人による労働世界の虚構と真実を書いた本。 仕事に関する9つの嘘 ~NINE LIES ABOUT WORK~ という書籍を読んだ上で、株式会社フリープラスを経営した経験から、この9つの嘘と照らし合わせて、1つ1つの嘘の概要と当時現場でどのようなことが起きていたかをシェアし、読者が経営や仕事で今日から使える何かを無料で持ち帰ることができる太っ腹な記事です。 [前回のまでの記事] 【1つ目_1/9つの嘘】社長は映画の中の人理論

      • 【1つ目_1/9つの嘘】社長は映画の中の人理論

        今回のマガジンは、 データ分析の鬼才と巨大企業の住人による労働世界の虚構と真実を書いた本。 仕事に関する9つの嘘 ~NINE LIES ABOUT WORK~ という書籍を読んだ上で、株式会社フリープラスを経営した経験から、この9つの嘘と照らし合わせて、1つ1つの嘘の概要と当時現場でどのようなことが起きていたかをシェアし、読者が経営や仕事で今日から使える何かを無料で持ち帰ることができる太っ腹な記事です。 ウソ#1.「どの会社」で働くかが大事(本日はここ) ウソ#2.「最高

        • [ティール組織]導入約2ヶ月。何がおきてるか、聞いてみた。

          「須田さん、私、訪日旅行事業のバス仕入れチームに異動することにします。」 昨日、アシスタントに助言プロセスでそう告げられ、 「とても、良いと思います。」と告げた。笑 訪日旅行事業のチームに聞くと、1日でも早い異動が欧米豪マーケットへの業績に+に寄与するということだったで、 「じゃあ、すぐにでも後任を...」 と言っても、いないので。笑 もともと受付を担当していたこともあったので、準備をしていた自動化で受付業務の撤廃。弊社ではもうコーヒーは出てきません。笑 受け持

        【2つ目/9つの嘘】最高の計画があれば勝てるなんて真っ赤な嘘🔥

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        • 仕事に関する9つの嘘 ~現場から報告します~
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        • FREEPLUS、ティール組織導入物語(2019/06 ~)
          8本

        記事

          [ティール組織]独裁的独断 〜組織がフラットだから多数決?ではない〜

          「意思決定したいことに関して、いろんな人に相談をした結果意見が別れたら、 多数決で決めたらいいんですよね???」 それは全く違います。 ティール組織の "自主経営" における意思決定というのは、 「自分で全てを決めることができる」ということが定義です。 もちろん会社によってはその範囲を定めたり、緊急事態宣言によってCEOに意思決定権限が戻ったりするという 事例はありますが、大部分の意思決定権限がメンバーに委ねられているというのが基本的な考え方です。 そのため、多

          [ティール組織]独裁的独断 〜組織がフラットだから多数決?ではない〜

          [ティール組織]ティール組織化後、初の取締役会。

          本日は、ティール組織化後の、初の取締役会でした。 FREEPLUSでは、上場準備をしていたこともあり会社の運営体制は、 上場企業に準じた方法で運営していました。 そのため、バッチバチの規定類が山ほどあり、何年もかけてブラッシュアップをしてきました。 過去に作ってくださった方、ありがとうございます。おそらく神田さんと田中さんあたり。 その後、佐々木さんもありがとうございます。 そんなたくさんお世話になってきた、たくさんの規定ですが、 その多くと、バイバイしました。

          [ティール組織]ティール組織化後、初の取締役会。

          [ティール組織]権限委譲の儀、完了。ティール開始。

          弊社では内定式や入社式というような、儀式は通常ないのですが、 2007年から生き続けているFREEPLUSが、ティール組織化する。 全メンバーに、権限が行き渡る特別な瞬間。私たちの組織が進化する瞬間。 それを特別な時間にしたいと思い、"権限委譲の儀" を行いました。 非常にシンプルな内容で、私から、ティール組織導入に関する私からの魂のメッセージをお伝えし、 権限委譲の儀が終わると、この話を聞いている正社員全員が、 私と同じ権限を持つ。 ことを伝えようと決めました

          [ティール組織]権限委譲の儀、完了。ティール開始。

          [ティール組織]導入事前説明会終了。6月3日(月)の導入間近。

          昨年の11月に導入を決めたティール組織。 FREEPLUSとしての設計を行い、その内容の説明会を全社に向けて行いました。 現在FREEPLUSは、全メンバー359名。 今回ティール組織の対象になるのは、134名(取締役+正社員+試用期間中ゆえ契約社員のメンバー) おそらく、この規模でフレデリック・ラルー氏が定義づけているにティール組織を本格的に導入するのは、日本で初めてだと思います。 前回のティール組織のブログを書いてから、日本におけるティール組織について感じたことが

          [ティール組織]導入事前説明会終了。6月3日(月)の導入間近。

          [ティール組織]何時に出退社するか、いつ出社するか。全部自分で決めれば良い。許可いらない。

          2019年6月1日の導入に向けて、主にどのように導入をしていくのかを議論していくメンバーを募集しました。 新卒1年目から多種多様なメンバーが集まり、本日第1回目のミーティングが行われました。 たくさんのことを決めるというより、ほとんど全ての規則や手続きなどを廃止するので、 何か新しいことをたくさん決めるというよりも、 全部がなくなったところで、 私たちが尊重すべき最低限のことって、何だろう?ということを中心に話し合いました。 全ての意思決定を自分ですることができるよ

          [ティール組織]何時に出退社するか、いつ出社するか。全部自分で決めれば良い。許可いらない。

          [ティール組織]自分の "給与" は自分で決めてもらう。

          そもそもティール組織ってなに?って、 概要から解説をすると、だいっぶ時間がかかりますし、僕なんかよりも概要を丁寧でわかりやすく解説してくださっている 方がいらっしゃるので、"ティール組織とは" かなんかで検索していただくか、とりあえず下記のURLどうぞ。 ティール組織の原点を理解!3つのブレークスルーの実践上の繋がりを解説 https://nol-blog.com/what_is_teal_breakthrough/ 私はより実践的と言うか、解説ではなく、ガチで導入する

          [ティール組織]自分の "給与" は自分で決めてもらう。

          ティール組織化を実現させる強い意志と共に、FREEPLUSは壮大な実験を開始します。

          大学生の時に通学電車に乗っていると、 明らかに疲れ果てている、通勤が面白くなさそうな会社員の方で溢れていました。 いわゆる大人になると、夢を語ったり, 情熱をぶつけたり、熱く生きることを、失笑するような圧力を "大人社会"から感じました。 なんで、大人になると、全力で泣いたり、全力で喜んだり、そうやって生きることをしなくなるのかな?? 大人になるって、嫌だな。 そう考えていました。 幸い私は、仕事が大好きでした。 仕事楽しいなぁー!!ってずっと思ってました。

          ティール組織化を実現させる強い意志と共に、FREEPLUSは壮大な実験を開始します。