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崇道神社…平安時代から何も変わらぬ神社

京都の人ならまず近づかない神社で有名な崇道神社。映画陰陽師で悪霊として扱われた早良親王様を祀る神社になります。
早良親王は三大怨霊と呼ばれる菅原道真・平将門・崇徳上皇を上回る怨霊ととして、桓武天皇が平城京から平安京へ遷都したきっかけを作った人のようです…

私は年2回電車に乗ってとことこと崇道神社に参拝へ行きます。
よく「怖くないの?」と聞かれるのですが、私の場合神社に行くときは背景や歴史を知った上で行くので「別に怖くないよ~」と遠足気分で行きます。

私もそれなりに参拝してきていますが、この神社はご縁がある・ないがはっきりわかれます。私の友達の友達が行きたいというので5回ぐらい調整したことがありますが、予定を入れないようにしているのに前日、2日前に急な用事や仕事が入り行けなくなることがありました。さすがに「来なくていいということだと思うから止めとき~」と言って、別の神社で予定を組むと予定も入ることなくその神社へ行くことになりました。こういう話は何例かあり、この神社がご縁がある・ないがはっきり分かれるな~と感じています。

色々と知り合いに神社の背景を説明したうえで案内するのですが、初めての参拝の時は鳥居をくぐるとほぼ全員が”ピリッ”と感じるようです。2回目以降はやわらかい空気感で清々しいと口を揃えて言います。
紹介した9割の人は行って良かったと言うのですが、1割の人は鳥居の前で無理となって帰る人もいました。

人の相性と一緒で神社の合う・合わないがはっきり出るのかもしれません…

でも、この神社のいいところは、平安時代から現代まで何も変わっていないところです。なので、平安時代にタイムスリップした気分で参拝が出来ます。景観は平安時代のままだそうです。

不思議体験というわけではないのですが、怨霊などを祀る御霊神社は心を静める御利益があると聞いていたので、仕事やプライベートでボロボロになってしまい、心身共に疲弊している知人を「気分転換に行こか~」と言って連れて行ったことがあります。
そこで参拝してすぐに帰らずに、1時間ぐらい椅子に座ってぼ~っとしていました。すると、知人の顔が徐々に血が通い出したような感じになり、「お腹すいた~」と言うので、神社出た後、定食屋に入り刺身定職ご飯お代わりで食べてました。
「そんなに食べて大丈夫なん?」と聞くと、「うん、めっちゃスッキリしたらお腹が減った~」ということでそこから元気になっていったことがありました。
御霊系神社は心を静めるはあながち嘘じゃないかもしれません…

あと、芸能人の方も京都に来た際には参拝に来るそうです。
神社ではお守りなども売ってますが、宮司さんが色々な神社を受け持っているので数時間しかいません。ですので、お守りが買えるかどうかは運次第のところがあります。宮司さんと出会えたならある意味運がいいのかもしれません…

静かながらも威厳を感じる神社ですので、お近くにお寄りの際はぜひ参拝してみてください!



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