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ひとり反省会

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『私の人生は私の大好きな物語に対してあまりに貧弱なのだ』という台詞が好きなのですが、まさに実人生と理想とのギャップに苦しみそれでも前を向くためのひとり反省会コラム
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記事一覧

今できることに固執すると成長は止まる

立場上、よく面談をするし若い子たちと将来やキャリアについて話すことがある。 建設的なキャ…

広告のクリエーターってどうしてそんなに褒められたがるの?と質問されたときの話

『脚本家 坂元裕二』 「カルテット」「最高の離婚」あるいは「東京ラブストーリー」の脚本家…

「ひとはわかり合えない」ところから始める

ざっくり人間には3タイプいる。たとえば幸せをどこに感じるか、について (A)まわりから必…

新しいものと古いもの

「新しい」はとにかく人を惹きつける。 魅力的に感じたり、嫌悪感を感じたり、その両方のベク…

模倣ということ

ガッコのセンセの影響力これまで僕の人生に影響を与えた人の中に、小学校の時の社会の先生と、…

それは半分正しくて、ほとんど間違っている

それは半分正しくて それはほとんど間違っている という言葉は、Analogue Fishの『Sophistic…

オタクは手持ちのカードを最初に全部出してしまう件

#ブックカバーチャレンジ1日目 #ソフィカル(野崎歓訳)『#本当の話』 大学以来の旧友 K女史から回ってきたブックカバーチャレンジ。なんすかチャレンジって、なに挑戦するんすか。 電子書籍のこの時代にブックカバーって、おい、40過ぎた中年かつFacebook沼的なニッチ企画だな。 あ、それって俺ターゲットじゃん。 華麗なる人脈をお持ちのK女史があえて友達の少ない島崎にこれをぶん投げてくるのだろうからには、それなりの反応をしなきゃいけないと真摯に受けとめました。 どうせ

ことし9歳になる娘から凪良ゆう著『流浪の月』をプレゼントされた

#ブックカバーチャレンジ   『流浪の月』凪良ゆう これは、ことし9歳になる長女が僕の誕生日…

霊感の強い人は宇宙好き説

リサ・ランドールの『ワープする宇宙』 こちらは奥さんとの思い出の本です。 いや、ご本人は…

想像力とラジオと長男の話

いとうせいこう『想像ラジオ』 この本は長男が生まれた2014年に出版された本で、長女がまだお…

同じだけど違う世界がある恋愛という宇宙

5冊目の本は、鴻上尚史『ごあいさつ』です。 鴻上尚史さんといえばアエラドットの『ほがらか…