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ぶたい

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出演した舞台について文章を書きます。
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2023年12月の記事一覧

12月30日『亀のゆく年こない年』

今年最後の舞台。ライヴ喫茶 亀でのライヴもこれでお終い。らっこさん主催の音楽イベントに「ふたりバンド喫茶」として出演。途中ブッダマシーンをリズムボックス代わりに使ったり、昨日歌えなかった「恋のマジックポーション」をカバーしたりして、楽しかった。

夜は山が動く寺岡さんのミニライヴにもZeebraとして参加した。ワッハのレッスンルームが潰れる前の寺岡さんのソロライヴを思い出した。今年の亀を寺岡さんに

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12月29日『ヤバメンツオブザピーポー』

村橋ステム主催のライヴ。今週何回会うねん村橋くん、と思いつつ。我々ヤング今年最後の舞台だったので、何かネタ作るか、とサ店で無理矢理考えてそのまま演った。その後、自分ははやしさんのネタに参加し、一緒にパラパラを踊った。パンダドラゴンという爽やかなボーイズグループの歌で最近ティックトックで流行っている踊り、とのことで、何のこっちゃ分からんのだが、まだまだ新しいことにも挑戦したい私はここ数日暇さえあれば

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12月26日バンド喫茶@京都ネガポジ

車にサポートキーボーディストのはやしさんを乗せて京都へ向かう。西院のスタジオで他メンバーと合流、一時間だけ練習してネガポジへ向かう。リハの段階でPAの方に音作りのアドバイスなど聞き、その通り従う。音楽も数学のパズルみたいなもので、簡単に言うと音域別に上手く楽器の音色を当てはめていく作業なのだ。低音はベースとバスドラムに任せてギターで中高音域を上手く彩る。後はボーカルが埋もれないように、引き算のよう

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12月25日『くそいろクリスマス』

三浦マイルドさん主催、放送禁止の過激なライヴ。祇園花月という立派な吉本の劇場で、
タブー、エロ、グロ、差別、など何でもありのネタの祭典。また呼んでもらえて嬉しい。クリスマス当日、京都の街も浮かれているのか、やけに賑わっており、鴨川も先斗町もきらきらした様子で華やかな夜。こちとら、関係あらへん。今からくそいろでくそに塗れてくるんや。

出演者はこの日のための一回きりのネタをする人も多い。我々は普段の

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12月23日『鰻谷寄席』『クアトロ超特急~大阪漫才冬の陣~』

初めて心斎橋角座の舞台に立たせて頂いた。松竹芸能の持ち劇場である。その角座の昼寄席と夜のライヴに出演。松竹の寄席に他事務所の芸人が出ることは珍しく、ましてや我々のような個人事務所の人間が出れるものでは無いのだが、松竹の社員さんが面白がってくれたお陰で実現した。昼の寄席はお客が少ないときも多々ありますが…、と聞いていたが、結構入っていたし、寄席特有の和やかなムードが心地良い。暖房も効いている中での長

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12月21日『ドイツーズのスクラップライブ』

漫才師ドイツーズ主催のネタライヴ。ネタに定評のある何組かの芸人がライヴ喫茶 亀に出演。我々も漫才をふたつした。外は極寒で昼には雪もちらつく模様。暗くなるのも早いし、完全に冬。そういうときにも出来る漫才はあるはずで、結局は無理せず舞台を楽しむことが大事かもしれぬ。なるほどまだまだ気付かされる。ユンケルを差し入れで頂き、そのやさしさが嬉しい。終演後は皆で夜遅くまで反省会をした。色んな奴の漫才に対する持

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12月19日『カギョウ』

にぼしいわし主催のネタライヴ。上京してからもこうして当たり前のように大阪で主催を打つ彼女らの心意気は凄いと思う。中央会館には100人以上の客入りで、20組ほどの芸人が出演。本当のことなので一応書くが、つい先日、自分はいわしに無理やりキスされる夢を見た。押し倒されて、あかんて~あかんて~!と言う自分に、すんません!と言いながら馬乗りになるいわしと、何故か自分の手足を押さえつけるにぼし。そんな夢を見た

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12月17日『ヤングのきまぐれベストフレンド』『楽屋A頂上決戦』

ライヴ喫茶 亀で行う月1ヤングのトークライヴ。今回は訳あって夕方開演。いつも最後に新ネタをやるのだが、開演ぎりぎりまで何も思い浮かばず、「お前の腕を手羽先に見立てて食べるから鶏みたいな感じで」とだけ決まったまま、開演してしまった。

昨日も亀でライヴだったので、連日で来ていたお客も多かったと思う。2日も続けて来てくれるのは嬉しい。外は冷たい冬到来であった。何やかんや喋ったが、正直あまり覚えていない

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12月16日『ナイトオブコメディー』

今年最後のナイトオブコメディー。最後だし、久しぶりにあいつらにも出てもらった。相変わらずの愛で嬉しくなるし、やっぱり漫才が好きなのも伝わる。自ずとトークも楽しくなって、長くなる。我々の漫才は「ケンジ」。ごくたまに演る長尺物で、お気に入りのやつ。企画は「ヤング嶋仲検定」。最後にまた自分勝手なことをやらせて貰った。皆ちゃんと真面目に解いてくれるのが可愛い。今年はこれでお終いです。次回は1月20日。いつ

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12月15日『ケツタタキ』

何組かの芸人が賞レースに向けたネタを披露して、その後ゲスト講師の芸人がそれぞれのネタに駄目出しやアドバイスをしていく、というライヴ。自分はゲスト講師として呼ばれた。

本来自分のネタは、自分でやりたいこと、面白いと思うこと、を信じてただ演れば良いだけなので、他の芸人からつべこべ言われる必要も無いのだが、出演者は皆どこか迷走していたり悩んでいたり、何がやりたいのか、何を面白いと思っているのか、も分か

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12月10日『坐』

死ぬほど早起きして、急いで車で出掛ける。京都の伏見、海宝寺というお寺で『坐』というイベントであった。我々は総合MCと、最後に漫才をひとつ。他には、ライヴペイント、DJ、三線、アサラト(南アフリカの打楽器)、フリースタイルラップセッション、ブッダマシーン即売会、アパレル販売、アート展示、など…。立派なお寺の一室で繰り広げられる一日限りのカオスな空間に、来ていたお客も初めは戸惑いの様子であったが、最後

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