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書くことを改めて考える

久しぶりに
自分のnoteを開いた。

日付を見ると
なんと、約2年ぶり。

月日が過ぎるのは
なんと早いものか。

当時は細々とライターをやっていて
駆け出し感丸出しのnote・・。

今見返すと
なんだか恥ずかしいけれど
そんな時代もあったのか~
と当時の自分にしばらく浸っていた。

なぜ今noteを再開?

なぜ今、noteを再開しようと思ったのか。
それは、言葉とちゃんと向き合ってみよう、
と思ったから。

実は2020年⇒2021年⇒2022年と
執筆数が雪だるま式に増え続け、
最終的に年間で1000本近い数を
書いていた。

そんなこともあって、
正直なところ
書くのが嫌になった。

嫌になったというより
燃え尽き症候群って感じ??

「もうこれ以上書けない・・・」

「私、なんのために書いているの・・」

そんな気持ちになってしまった。


しまいには書きすぎて
寝不足で交通事故を起こし
(といっても自宅の庭だけど)
修理代に・・チーン。

書けないスランプを乗り越えて?

このスランプが本当に厄介だった。
半年以上続いたかな・・

とはいえ、迫りくる納期。
有難いことに依頼は途絶えない。

もがきながら
締め切り前に必死に書こうとするも・・

書けない・・・

でも書かなきゃ・・・

書かないと締め切り来るよ・・

あー---

だから書けないんだってば。

それの繰り返し。

書くことを
ここまでシンドイと思ったのは
これが初めてだったかもしれない。


そんなながーいトンネルを
抜けられたのは、
意外なことだった。

なぜ書くのか、何のために書くのか

スランプに陥ってしばらくたったころ、
立て続けに人と出会う機会があった。

なぜか、どの人からも

「あなたはなぜ書いているのか」
「言葉や表現にどんな思いを持っているのか」
「ライターとしてのポリシーは何か」


そんなことを聞かれた。

そして、恐る恐る自分の考えを口にしてみると

「なぜ、その気持ちを発信しないの?」
「きっとその言葉に救われる人たちがいるよ」
「あなたにしか届けられないメッセージがあるよ」

と言ってくれた。

自分がなぜ物書きをしているのか。
どんな思いでやっているのか。

言語化するのが仕事なのに
今まで明確に考えたことが無かった。

でも口に出すと
点と点が線になる感覚があった。

言葉が世界を創る

『ペンは剣よりも強し』

これは父が幼いころによく言っていた言葉。

尊敬する神田昌典先生の
本にも書かれている言葉である。

言葉は焼け野原から立ち上がっていけるほど
強い力を持っている。

だからこそ、

言葉の使い手は扱うことに対して
慎重にならなければならない。

言葉のエネルギーはすさまじい。


極端なことを言えば
言葉ひとつで
人を殺めることもできる。


一方で、
人を幸せにしたり
笑顔にすることもできる。

あ、わたし
言葉で笑顔の連鎖を作りたかったんだ。

豊かな言葉で
日本が、世界が彩られたらいいな。


そう、言葉が世界を創るのである。
いつだって。
どんなときも。

これからも書いていく

今回のスランプは脱したけれど
またいつ壁に直面するかは分からない。

でも、確実に言えることは
私は書くことを辞めない。

これからも、
言葉とともに
生きていく。


(あれ?この言葉を使った某広告ありましたね。
この言葉すきです。あえて引用させていただきます)

そんな決意表明を
今日はしてみました。

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