澱のように…


なんてタイトルをつけながら
澱って「おり」って読むんだな…なんて思ってる。

はじめ「よどのように」ってつけようと思っていて
自分の中では「よど=澱」と思っていた。
「よどみ」だと「澱・澱み」って変換できるけれど。

普通に「でんのように…」とも読めてしまうかもな。
「おりのように…」でも「よどみのように…」でもいいのだけれど
今の自分の気持ちでは
「おりのように…」が一番、しっくりとくる。


新しいことを始めたので
いろいろなことに戸惑っている。
日常的に摂取する情報量が急激に増えたり
自信を失ってみたり
それを後輩にまんまと見透かされたり
イライラしてみたり
身体のバランスを崩してみたり
変化が著しいこと、この上ない。

わかりやすいくらい
自分で選んだ行動に動揺している。



いろいろな人を見て接して
いろいろな言葉が頭に浮かぶ。
胸に生まれる。
あぁ言葉って、胸にも浮かぶんだな、って
今、こうして書き込んでて
自分で納得してる。


新しく気がつくこと。
やっぱりそうか、と再確認すること。
それはどうなんだ?と疑問に思うこと。
そうだったのか!と衝撃を受けること。
浮かぶ後悔とか。
吐き出したいけれど
誰にも言いたくないこととか。

そうした逡巡が逡巡する。
ためらいめぐる。
言葉として身体からアウトプットされなかった
言葉たちは
僕の身体の中に、静かに沈殿していく。
深く、深く…。


澱のように…。

そのときにしか形になれなかった言葉は
出番を失ったまま
どろりと溜まっていく。

でも
その澱から
いつか言葉が生まれることも知っている。

それが僕の物語になる。
僕のZINEになる。



今僕は、
深く深く、澱を育てている。

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