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自然や文化が好きな学生さんは、国境離島の対馬へ行こう!

今回、おすすめする島は、九州と韓国の間に浮かぶ対馬(つしま)。
対馬は九州と韓国の間に浮かぶ島で、船だと九州に行くより韓国へ行く方が近い島。日本にいながら、韓国を眺めることもできる場所です。

対馬について 

島というと小さいイメージを持つかもしれませんが、沖縄本島の半分ほどの面積で、約700km2もあるんです。
*700km2とか言われても、ぴんと来ませんよね。日本の列島の中で10番目に広い面積なのて、とりあえず大きいということ。

対馬は長崎県対馬市となり、有人離島が6島、100を超える無人島で形成されています。5つの島は埋め立てや橋で繋がっているので、車で行ったり来たりできちゃうんです。

日本で10番目の大きな島で南北に細長いので、北部と南部は車で片道2時間が必要。一番端から端の集落はなんと車で片道3時間!
対馬に訪れる際は、飛行機やフェリーがあるので、到着場所をどこにするかで、移動ルートが決まるといっても過言でもないかも知れません。

アクセス
飛行機:博多空港 or 長崎空港 発着で30分
高速船:博多港との往来  厳原港  2時間15分
フェリー:博多港との往来 厳原港 4時間45分 比田勝港 5時間50分
*壱岐経由なので、途中で壱岐旅もおすすめ


なぜ、自然や文化好きな学生さんにおすすめなのか?

対馬は島の80%が森林などの自然がたくさん!豊な自然には豊富な自然で暮らす動植物たちが!
ツシマヤマネコ、日本ミツバチ、イルカなど日常ではお会いすることができない動物ばかり。シカに至っては人口の倍近く生息しているんだとか。対馬に訪れた際に、お会いした人は皆、狩猟の免許(罠)を持っているという。若い女の子も、「昨日、罠仕掛けてきました」と話す感じで、中々シュールな瞬間も。

蜂洞(はちどう) 一家に数個は所持して、島の人は蜂蜜かってる買ってるがベーシック
いたるところに原木しいたけの栽培

おすすめな人たちや景観に出会える場所

対馬には魅力的な場所がたくさんありすぎるのですが、その中でも2つに絞って今回はご紹介!

1 株式会社 対馬地球大学さん

2021 年春から旧佐護小学校を拠点に、地域づくりや交流拠点づくりに取り組まれています。2023 年度には、地域に学ぶことで、より持続可能な社会に向けた学びを提供する教育機関「対馬地球大学」を開校予定。

代表の高野さんは、今では地方創生の島で有名な海士町が有名になる前から海士町でフィールドワークをされていました。お話を聞かせていただき、地域の人とのお話がいかに大切かを教えてもらいました。

佐護笑楽校 廃校を活用した地球大学さんの地域拠点

学生が訪れて、短期滞在したり、長期滞在したり、対馬を感じ学べる場所です。ゲストハウスと食堂もあり、食と住処には困りません。訪れた際には、インターン生もいたり、1ヶ月滞在した学生さんもいたので、島の自然の中で、同世代の刺激もあり、新しい価値観を養うにはもってこいの場所。

旧音楽室が食堂とワークスペースに

2 一般社団法人 対馬里山繋営塾さん

教育と旅行業を行っているのですが、ただ対馬に旅行に来るのではなくて、対馬を知ったり感じたり学ぶためのツアーを行われています。インターンに来た学生さんが就職したり、大学のOGの話を聞いて学生さんがわざわざ対馬に訪れるほど魅力的な場所のようです。

自然を活かした教育や旅行業を行う 対馬里山繋営塾
志多留地区は昔ながらの木造建築で見るもの全てが新鮮
かつては全て水田で稲作が盛んに行われていたとか。
この水田の自然があることで、生態系が保たれ、ツシマヤマネコも暮らすことができていた。

2つとも対馬の港からは少し距離があるため、移動手段については要検討が少し必要になるかもしれません。興味の湧いた学生さんは、ぜひ対馬で学びをふやしてみてください。


おわりに

対馬は南北に分かれて大きく、面積80%の自然島!まだまだ未知との遭遇があること待ちがいなしで、筆者も定期的に通いたい島の一つです。

比田勝港で食べたアナゴの刺身は美味しすぎて驚きました。


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