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インボイス時代、みんな生きような

毎月月末に請求書やレシートを整理して経理の処理をしています。確定申告前にまとめてやると大変なのは目に見えているし、1か月くらい小分けにすればレシートの量もそれほどではないから、月末に経理をするのが日課というか月課になっています。

9月30日も例外なく、請求書とレシートをまとめました。

ここで、1つの時代が終わりました。

そして、新しい時代がやってくるのです。


確定申告ソフトで10月のタイミングで免税事業者から課税事業者に切り替えないといけなくて、なぜ10月という中途半端なタイミングでインボイス制度が始まるのか理解に苦しむけど、インボイス時代がやってくるわけです。3年間は2割特例でまだ極端に大きなダメージはないし、その後の3年間は簡易課税制度で事務的な負担は多少マシだけど、合計して6年の間に収支をどうにかしないといけないわけです。

少し前に、国としては副業を広めるみたいな方針があったけど、事務手続きを考えると副業はますますおすすめしにくいし、ましてやフリーランスなんで今まで以上に茨の道というかバグでクリア不可能の無理ゲーになってきます。

インボイス制度に反対する意見はわかるし、個人的にも反対なんだけど、何年も前に法律で定められたものを覆すのはかなり難しいはず。なので現実的には、売上が少ない事業者に対して2割特例の延長か、簡易課税制度の半恒久化あたりが落とし所じゃないかなーと思っています。

あとは、本格的に始まるまでの6年間で、業界単位で個人事業主への支払い額を見直すこと。「収入が少ないからインボイス制度で廃業せざるを得ない」という主張は、どちらかというと業界の問題です。むしろインボイス制度をきっかけに業界が金額を見直さないと業界そのものは潰れると考えて、発注先の方が本気で考えてほしいです。

このあたり、ウェブメディアは結構柔軟に対応してくれています。僕も、この1年あたりで物価高騰を理由に料金を5〜10%上げています。問題は、昔ながらの紙の雑誌。1ページあたりの固定額で、少なくとも10年間はまったく変わっていないところが多くあります。そういうところは、支払額を相対的に値下げしていると思われていると深刻にとらえてほしいです。

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