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真面目だねってほめ言葉?

この前の「自己紹介、的なモノ」でちょこっとお話させて頂いたのですが、

「○○って真面目だよね」ってよく言われます。

これまでの自分の経験を振り返ってみると、小学生頃の三者面談の時も、「○○さんは本当にちゃんとしていて、言うこと無いんですよ~(笑)」って言われたり、友達と話していて自分の話が終わったあとに、ある子から「○○は真面目だもんね」って言われたり…。



みなさんは「真面目なひと」に対してどんなイメージがありますか?そして、どんなイメージで「真面目」って言葉を使いますか?


何事にも手を抜かない人?礼儀正しい人?しっかりしていて頼りになる人?信頼できる人?誠実な人?

完璧主義者?堅苦しい人?頑固な人?冗談とかを言わない・通じない人?おもしろくない・つまらない人?おとなしい人?


前者と後者に分けてみましたが、どちらかというと前者の方がプラスなイメージで後者はマイナスに思われるであろうイメージかな、と。


辞書的な意味としては、

1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「真面目な顔」「真面目に話をする」
2 真心のあること。誠実であること。また、そのさま。「真面目な人柄」「真面目に暮らす」

なんだそうです。(goo国語辞書より引用)

どうでしょう??イメージと本来の意味ってかなり違いますよね。たしかに共通している部分はあるけれど、本来の意味にはマイナスな要素が無いですよね。だからといって、辞書的な意味を知っておくのが大事・本来の意味以外で使うな!って言いたいわけではなくて。




本来の「真面目」の意味にはないものが、真面目の意味・イメージとして使われてしまっているからには、


そう簡単に「真面目だね」って使っていいものではないんじゃないかなと思うんです。

そして、言われる側も、言われるがままに「真面目だね」を受け入れてしまわない方が良いんじゃないかなと思うんです。



一言でたくさんのイメージを持つ言葉なのに、その中のどれなのかを言わずに一言で片づけてしまったら、

言葉を放った方は誉め言葉として良いイメージで言っていたのに、

言われた方は勝手に悪いイメージで受け取ってしまうかもしれない。




私はこれまでたくさん「真面目だね」って言われてきた身として思い返してみれば、昔は嫌だなあと思っていたんですが、いつの日からか、そうなんだよねって返せるようになったんです。

周りの人がどういうイメージで言っていたのかは分からないんですけどね。


でも、そういった言葉で形容される性格的なものってそう簡単には変えられないと思っているんです。

これって過去からの積み重ねで、

私は昔から、ルールとか期限とかを破るなんて怖いと思ってしまうし、よほど気を許した人じゃないとだらけた自分は見せられないと思ってしまうし、嘘つくなんてそんなリスク背負えないと思ってしまう。などなど…。

そうやって生きてきたから。

自分はこうなんだ、って認められた部分は、たぶんその人の中で、簡単には変えられない・譲れない部分で、それって「自分自身にうそやいい加減がなくて誠実な部分」=「その人の真面目な部分」なんじゃないのかな、と。


そうなると、真面目な部分ってどんな人にもあるんじゃないですかね?

(書いていて気付いた発見でもあります笑)



だから、言葉が含むイメージが様々に考えられる場合はとくに、

自分の中のイメージと他人のイメージは違うってことを知っている必要があると思うし、だからこそ、その言葉を使う前に立ち止まってみる必要があると思うんです。


そして、言われた方は、自分の良いように解釈しちゃえばいいと思うんです(^^)



この文章を書く前に、「真面目 イメージ」で検索してみたんですが、

イヤな書き方の記事が多いなって感じたんです。真面目って言われた人が検索することが多いはずの検索ワードのわりに、全然スッキリする記事が無くて(^^;

そんな時は、そんな時こそ、自分自身に耳を傾けて、自分の認められる部分を素直に、ゆっくりと認められたらいいのではないかな?と思います😊



今回もお読みいただきありがとうございました。

それでは。みなさん素敵な一日になりますように。



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