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雪の大谷と雷鳥

初のnote記事は雷鳥の話から。

2022/4/21  早朝出発!約6時間かけて立山駅に向かいます。
目的は立山黒部アルペンルート的ハイライト、雪の大谷ウォークですの。
長野側からだととんでもなくかかるので、立山駅からケーブルカー、バスを乗り継いで室堂に行くコース。室堂のみくりが池温泉は日本で最も高所にある温泉だとか。楽しみ楽しみ。

左半分だけで立山を満喫するプランなのだった。

カミオカンデ

途中、道の駅神岡にて、カミオカンデの模型を見学。
一番驚いたのは、この丸々の正体=電球で、これは人がガラスを吹いて作ったものだということ!紹介動画でリスのようにすんごい頬袋膨らませて吹いてるところが見られます。神なの?
後で調べたら、日本無線硝子株式会社の仕事らしい。尊敬!

でっかい円筒形一面にあるこの球体である
この電球、人が息で膨らませたガラスだって信じられん!!


立山サンダーバード

ずっとずっと気になっていたコンビニエンスストア。
鹿とか熊とか、変なおにぎりやサンドイッチを扱うお店なのだ。

登山する人を怪しい魅力で誘う。雷鳥だからサンダーバードなのか。
鹿・熊はともかく、アワビ・ウサギ・アポロ(チョコ)など、どうかしてる具材がいっぱい
行きには売り切れ、帰りにもう一回挑戦して買った「ほたるいかチャーハン」やばい美味さ。
「ハンバーグの昆布しめサンド」が絶妙な美味しさだった!
翌日再訪して食べた。「ホタルイカ炒飯サンド」 見た目はすごいが、旨い!

到着が12時前ということもあり、おにぎりの売り切れが目立っていたが、「熊とか食べたかったなー」と会話していたら、奥からにぎりたてのほかほかした熊と鹿のおにぎりが出てきたという凄さ。絶妙な塩加減で、美味!

立山へ

ものすごい傾斜のプラットフォーム〜!自分の水平がわからずふらふら。

鉄ちゃんでなくても萌えますわ。
雪の大谷!先にバスで通ってまさかのネタバレ!!
室堂到着!思ったほど寒くない。雷鳥はアイドル!
実際に歩いた雪の大谷!足元が白くないのが残念だが、その方が歩きやすいのだ。
大谷から室堂に戻る道は雪道。ボコボコで歩きにくかった

雷鳥との遭遇!


アルペンルートを全部!ではなく、立山側から登り、みくりが池温泉に一泊して下山するのが今回のプラン。
雲上の温泉、はじめはめちゃ熱くて驚いた!
二つあるうちの温い方と言っても、それでもこれは42度はあるな・・・

この時は熱くて仕方なかったけど、翌朝はちょうど良い温度で良いお湯でした。

HPより写真引用。みくりが池温泉は標高2410m、日本一高い場所にある天然温泉!

アチアチの温泉を出、ぼんやり横たわっていると、館内放送が!!
「ただいま雷鳥が玄関先に来ております」

なんとっ国の天然記念物様が玄関にいらっしゃるとな!!!!?
慌てつつも、靴下を履いて上着を引っ掛け、ブーツをもどかしく履きながら出ると、熱気をはらみつつ、シーーンとした人垣。

そして、野生の雷鳥のつがいがそこに!

おおお!これぞ雷鳥って感じのオス
メスだけだと鳩っぽい・・・つがいでこその雷鳥


この距離感ですよ。野鳥との距離なのにこの近さ!!

雪のなか早朝に粘って粘ってようやくみられるようなイメージだったけど、風呂上がりに玄関先で雷鳥が見られるって、どれだけ幸運なの!?

人は襲ってこないという認識なのか、目と鼻の先って感じの距離でも悠然としている。餌になるものを啄み啄みしながらゆるゆるといらっしゃる。

可愛い。
夏の雷鳥は地味だけど、冬は赤いワンポイントがなんともおしゃれ。

みんなのシャッター音には慣れっこなのか、そこはスルーなのに、
遠くの方で「ゲーー」という何者かの声が聞こえた途端、飛び去っていきました。

↓大体1分めあたりで、オスの雷鳥が飛ぶ姿写ってます。


夢のようなひととき。
全く期待していなかったのに、立山のアイドルに出逢えてしまって、大興奮でした。
明日は一気に金沢まで行きます。


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