僕が”ここで闘う理由”

皆さんこんにちは。　
今回は、なぜ僕がこのチームにいるのか。
そして、その経緯と僕という人物を文章という形で皆さんにお伝えします。

下手な文章ですが、良かったら最後まで見てください。

まずは軽く自己紹介から
趣味はコーヒーを自分で淹れて飲むこと、読書、英語の勉強です。
特技は、、、いざそう考えるとサッカー以外に出てきません。笑
僕は栃木県真岡市出身で小中高は地元の学校に進学しサッカーは小学校から高校まで栃木SCのアカデミーでプレーしていました。
大学は運良く県内の作新学院大学に声を掛けていただいて進学し、勉学と部活動の両立の日々を送りました。

サッカーとの出会いは保育園の時でした。ヒロ（関戸裕希＊現栃木シティ所属）と同じ保育園で、入園したての僕はいつも泣いていました。笑
その時に「一緒にサッカーするべ！」って声を掛けてくれたのがきっかけでした。
それからもう1人の友人と毎日毎日サッカーをして遊びました。もちろんゴールなんてものはないので花壇をゴールに見立ててやっていました。
毎日毎日先生に怒られながら、、、笑
そんな感じでサッカーにのめり込んでいきました。
その頃から僕の夢は明確になりました。もちろんJリーガーです。
しかし、なぜか分かりませんが保育園の卒園アルバムには「ぼくは、しょうらいミルモになりたいです」って書いてました。。。
高校生の頃に、その夢は目標へと変わりました。夢だとなんか遠い存在な気がして嫌だと思ったんです。目標なら常にそれを達成するために逆算し行動できると自分なりに考えたんだと思います。

高校卒業時にはプロにいけなかったのでご縁があった作新学院大学に進学した訳ですが、大学では大きな壁の連続でした。
体の大きさや、一つ一つのスピードです。
それまでウェイトトレーニングとはほぼ無縁でしたが必死に取り組みました。
それが結果的に怪我をしにくい体作りにも繋がりましたし、体重も増加し見た目にも変化があったし生かされたと思います。
しかし、努力だけでは報われないのがこの世界です。実力もそうですが運も必要だと思いました。僕は運が良い方だと思うので大学卒業時にJリーガーにもプロチームにも入団ができなかったのはシンプルに実力不足と、サッカーで生活するんだ。という覚悟、もっと自分と向き合うことが足りなかったんだと思います。

僕は大学卒業時に「Jリーガーにもなれず、プロチームにも入団出来なきゃサッカーを辞めよう」そう思っていました。
そんな時に、現在もチームメイトの雄大が「CASAでサッカーをやる」と言って
「練習参加するから一緒に行かね？」ってめちゃくちゃフランクに誘ってきたのを覚えています。笑
正直僕はサッカーを辞めようと思っていたし、所詮県リーグだしって思っていましたが、とりあえず、、、の気持ちで行きました。
すると意外にもみんなサッカーになると本気だし熱い気持ちが伝わってきました。
CASAには良い選手が沢山いるんです。
社長の島野さんとも話して本気で上のカテゴリーに上がるんだ！ってことが伝わってきましたし、掲げるビジョンに賛同しました。
小山市は可能性で溢れていて、まだまだ発展途上だと思い、僕はここで小山市と、このチームの為にまた本気でサッカーをして、何かひとつでもこのクラブに貢献したいと思い加入を決意しました。もう一度、本気でサッカーができる環境に身を置けていることに感謝しています。

僕たちはプロチームではないですし、まだ大きなクラブでもありません。
自前のグラウンドもまだないですし、もちろんスタジアムもありません。
ほとんどの選手が平日の昼間フルタイムで仕事をして、夜に練習をして、週末は試合をしています。
仕事が休みでも練習や試合はありますし、練習や試合がなくても仕事はあります。
正直とてもきついと思います。好きなだけじゃ続けられないと思いますし、選手もスタッフも何かこのチームで成し遂げたいという強い気持ちがあります。
選手達の雇用先となっているパートナー企業はサッカーに支障が出ないよう理解してくださっていて、とても感謝しています。

"なんでこんなにも頑張れているんだろう"と考える時がたまにあります。
それは支えてくれる人がいるから。だと思います。
誰かの為に。ってなると人って凄い頑張れます。
僕は、僕のプレーを観てその人の感情を動かしその人の人生が少しでも豊かになって欲しいと思ってます。
試合を観に来てくれる方々、パートナー様、地域の皆様、友人、家族。
多くの方々に支えられて僕たちはサッカーが出来ていると改めて実感できました。

多くの人と出会い、本当に沢山のことを経験しています。
ここでしか経験できないこと、繋がり、苦労などは財産になると思います。
今年はこのチームに来て2年目ですし副キャプテンを任され、より一層このチームの為に闘わなければいけないと思っていますし、何かひとつでも多くのことをチームに還元できるように1日1日を大切にします。
昨シーズンは関東参入戦で悔しい思いをしているので今年こそは笑顔でシーズンを締めくくれるように頑張ります。

最後に、パートナー様、地域の皆様、そして応援してくださる皆様。
新型コロナウイルス感染症の影響で無観客試合が続きますが、SNSやHP等で情報をチェックして応援して頂けると嬉しいです。
これからもFC CASAの橋本七斗を宜しくお願いします。#16