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「応援よろしくお願いします」が禁句なワケ

皆さん、こんにちは。
近藤 太です。ふとしと読みます。
最近、CASA(カーザ)のハイライトの解説やPVのナレーションなどで僕の声を耳にした方もいるのではないでしょうか。その声の人です。

今回は声ではなく、文章という形で僕を表現させていただきます。
背番号はCASAのレジェンド島野豊(代表)、昨年はエース川村誠也選手が背負っていた14番を今年は僕が背負っています。

簡単に自己紹介をします。
1995年、栃木県栃木市出身。幼稚園からサッカーを始めて、FC栃木に小学から中学までお世話になり、高校は真岡高校、大学は筑波大学に進学しました。
大学同期のJリーガーには戸嶋、北川、中野、野口選手がいます。
卒業後はオーストラリアのサッカーチームで2シーズンプレーをし、今年からFC CASAに所属しています。

島野代表との出会いは大学4年の試合を見に来てくださった時で、その時の第一印象は「怪しそうな坊主頭の人」でしたが、それが今や一緒に闘う仲間そして僕の上司となっているとは思いもしなかったです。

さて、本題に入ります。

「応援よろしくお願いします」

皆さんも、よくスポーツ選手がこの言葉をインタビューやSNS等の記事で言っているのをよく目にするのではないでしょうか。
実はこの言葉、Jリーグの新人研修で禁句だと選手たちに教えられているそうです。


僕がこのことを耳にしたのは大学生の時で当時はどうしてダメなのか深く考えることはなく、理由も分かりませんでした。
(Jリーグの新人研修を僕が受ければ本当の理由を知ることができるのかもしれませんが。。。→大誠教えて)

それから長い時が経ち、今シーズンCASAの選手兼ホームタウン営業部として、パートナー(スポンサー)の方々と話す機会の中で改めて、
「応援よろしくお願いします」が禁句とされているわけを考えるようになりました。

僕が辿り着いた結論から述べると

①そもそも応援はしたいからするもので、誰かにお願いされるものではない

②ファン、スポンサーもクラブの一員であり、一緒に闘う仲間である

大きくこの二つの理由から禁句と教えられているのではいかと思います。

①に関して、先日筑波の大先輩である三上昴さん(元FC琉球代表取締役)とお話しする機会がありましたが、その話の中で
「大事なのは、勝敗に左右され過ぎず、軸となるクラブの理念があること。そこに人は集まってくる」と仰っていました。

クラブは “商品”や”広告”を売るのではなく、“クラブの「理念」への強い共感” を売っているということ。(下の昴さんのnoteより抜粋)

要は、僕たちCASAというクラブの理念や選手の姿を見て、自然に応援したいと思ってもらえるかどうか。クラブの軸とそのメッセージがきちんと伝われば応援はお願いしなくても、勝手に人が集まってくる。
そういったクラブを目指すという意味も込めて、「応援よろしく」を禁句にしているのだと思います。

その姿勢の一環として、CASAの選手たちがどんな「想い」を持ってサッカーをプレーしているのかを伝えるため、今シーズンからnoteを始めました。


続いて②に関して、
CASAのスポンサー企業の方々と接していると
「昨シーズンはあそこのシーンでミスしなきゃな」とか「次の相手はこういう特徴らしいよ」とか「大会に向けて俺らでもっとできることある?」
など、まるで選手やスタッフ間での会話のようなものが度々生まれてきます。
また、今年の県知事杯で負けた際、僕があるスポンサーの方に「負けてしまい申し訳ないです。」とつい言ってしまったら、「何言ってんだ、スポンサー、サポーター含めた一体感が重要なんだ。」と一喝され猛省しました。

スポンサー、サポーターは言わば12番目の選手です。同じクラブの一員として闘っている方々に対して、「応援よろしくお願いします」は失礼ではないでしょうか。

以上の理由から、応援よろしくお願いしますは禁句にされているんだなと僕の中で解釈しました。
長くなってしまいましたが、とにかくこのnoteで伝えたかったことは


11月14日から始まる第54回関東社会人サッカー大会で優勝するために一緒に闘いましょう!

ということです!
FC CASAはこれで5回目の関東参入戦になります。
今年こそは関東リーグ昇格ができるよう、全力で闘います!
ご精読ありがとうございました。FC CASA #14 近藤 太

関東社会人サッカー1回戦


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