欅坂46 - カップリング

今日はカップリングをちょいと拝見。

まずは1st「サイレントマジョリティ」のカップリング。

「手を繋いで帰ろうか」

作曲:Akira Sunset    編曲:Akira Sunset

構成はIntro- A-B-B'-C-C'    ここまで1:55

いきなりイントロからちょっと安っぽいアレンジ。「サイレントマジョリティ」とのギャップは凄い。この早口な感じは欅坂の特徴っぽくなっている。ダーーーーーッと頭から流れで作ったような曲。サビがキャッチーだからこのまま行っちゃえ!的な。Voも時間かけずにざっくり仕上げた感がある。特に何か感動できる部分は見つけられない。

「山手線」

作曲:福田貴史   編曲:福田貴史

構成はIntro-A-A'-B-C-C'     ここまで1:30

もの凄い昭和歌謡感。。。80sか?アレンジもそのままな雰囲気。Brassとかヤバい!これでOKなのね...アレンジの場所場所でのキメとか音色とかきっとそういうオーダーなんだろうなと。こういうのはファン的には嬉しいのかなー?と普通に疑問に思うわけです。Voはやはりざっくり仕上げてある。歌っているメンバーも意味わからないだろうなと。

「渋谷川」

作曲:中村泰輔   編曲:松浦晃久

構成はIntro-C-Inter-A-B-C     ここまで1:58

これはこれで歌謡曲感がある。でもアレンジも丁寧だし、前出の2曲とは明らかに何か違う。始まった瞬間からちょっとチカラ入っている雰囲気が感じられる。Voも丁寧な感じがする。サビ始まりでキャッチーなメロディで入り口はいい感じ。Bの追っかけ感もIIIm7にいく感じも悪くない。それからサビは転調して高揚感!王道な感じはする。おじさん世代には懐かさも感じられる曲。

「乗り遅れたバス」

作曲:SoichiroK、Nozomu.S   編曲:Soulife、後藤勇一郎

構成はIntro-C-Inter-A-B-C

そしてまたちょっとチープな楽曲へ。。。またまた歌謡曲。このデモテープみたいなアレンジでOKなんだね!という驚きを隠せないわけです。これストリングスは生でしょ。。。意味がわかりません。。。メロディも特にどうってこともない。

「キミガイナイ」

作曲:SoichiroK、Nozomu.S   編曲:Soulife、後藤勇一郎

構成はC-C'-Intro-A-A'-B-C-C'  ここまで2:05

これは良い楽曲。すごく良い。入り口から意外性があるメロディで現代的。アレンジは前の曲同様ちょっと安っぽいけど、メロディの良さは際立っている。Aメロのテンション感、Bの展開、サビのリフレイン感。最後のメロディの解決感も心地よい。こう言う曲がもっと沢山入っていれば良いのになと。若さとかフレッシュな感じとかが感じられて欅坂46のデビュー曲のカップリングとしては1番良い。2曲目で良かったのになと思う。


全体的には歌謡曲を前面に出したカップリング構成。どういう狙いかは秋元さんに聞かないとわからないけど、全体的にチープな感じがとても残念に思った。やっつけではないだろうけど、時間をかけていない感じは明らかである。壮大な裏切りをやってのけた?のであろうか・・・「キミガイナイ」は本当に良く出来ている楽曲。その他は「渋谷川」か。あとは記憶から消したい。「サイレントマジョリティー」があれだけ話題になっただけに何だかもったいないなと。


明日は2ndのカップリングをチェックする予定。


ではビルボードのチャートを覗いておこう。

1位は韓国の7人組グループiKONの「DUMB & DUMBER」。その他は3位に米津玄師の「LOSER」。この曲はそのうちチェックしようと思う。そして5位に宇多田ヒカル「道」宇多田ヒカルのアルバムはSam Smithのプロデューサーが手がけているらしく、UKそのもので悪くなりようがない。ただJ-Pop感は感じられないので、良い意味で現代的な戦略だなと。宇多田にしか出来ない方向性。その他はRADWIMPSが相変わらず強すぎるくらいで目立った動きはない。そのうちピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン」あたりが出てくるんじゃないかとヒヤヒヤ!する。笑




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