産後記録①入院中

「母子同室・母乳育児で愛情を育みましょう。」


助産師さんからの産後の説明会でのひとことである。


第一子を出産した病院はいわゆる一般的な総合病院。


その方針に則り、愛情を育もうと、奮闘。

そして撃沈。

経験したことのない短時間で不規則な睡眠時間。

沐浴教室では赤ちゃんを湯船に落とす。

赤ちゃんは母乳を泣いて拒否。

退院時には憔悴しきって表情を作れなくなっていた。


自宅に戻ってからが暮らしの本番であるにもかかわらず、暮らせるメンタルではなかった。

そんな反省から第二子の出産時は最初から休憩を十分にとることを最優先に。
第一子の出産と同じ病院にて、4泊で9万円を支払い個室を選択。


そして、

「母子同室の方針は、重々理解しているんです・・・。」

というニュアンスを醸し出しつつ

「今、辛いんです・・・。」
俯き助けを求め、何度も病院内で赤ちゃんを預かってもらいました。


そのおかげで体力気力がかなり戻った状態での退院。


「母子同室の方が赤ちゃんの成長には良いのだろうな・・・」

とか

「何度も預かってもらっていて、無責任な母親だと思われているのかな・・・」

とか、メンタルがぐらつく。

が、しかし
そういった罪悪感や個室料9万円という出費をも差し引いても

退院し
自宅でのwith新生児暮らしがスタートした瞬間


痛感した。


入院中に休憩しておいて


本当によかった。

第一子のときのような
憔悴も少なく

日々はまた始まっていった。

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