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ソーシャルコンセプト作成!島ラブアカデミー3期【2nd week】

皆さんこんにちは!しまゆうです☺
先週のkick offミーティングから1週間。なんだかアカデミー生の表情が先週よりも柔らかくなった気がします。

よしもとラフ&ピースのちあきさんとたろうさんのアイスブレイクからスタートして、身体と会場が温まった中で2nd weekとしてのプログラムがスタートしました!


チェックイン

まずは、チェックインとして先週の振り返り&目標共有ワークをしました。
振り返りとしては、先週の学びと、参加してみてのアカデミー生の声を全体で共有しました。
自分の中にある想いと他の人が持っている想いを共有し合うことで様々な感情が交差した時間だったと思います。

「想い」を言葉にするって、簡単そうで意外と難しいものです。
前回のnoteでは、アカデミー生の思い描く未来や成し遂げたいことなどについてまとめているので、ぜひ気になる方は前回のnoteも覗いてみてください!


目標共有ワークでは、今日のプログラムに期待することや目標などを自分なりに設定し、ペアになって共有し合いました。
また、聞き手となっている人は話し手の方への応援メッセージを渡すことで、ギフトとして応援しあえる素敵なチェックインとなりました。

想いの共有

チェックインが終わった後は、よしもとラフ&ピース代表の和泉かなさんと岡田先生より、島ラブアカデミーとソーシャルビジネスに対しての「想い」を共有してくださいました。

和泉さんからは、地域と密着した仕事に取り組んできた中で、沖縄にある様々な課題に触れる機会があったそうです。よしもとラフ&ピースさんはイベントやお笑いが得意分野の中、ソーシャルビジネスはまだ取り組んだことがなかったので岡田先生と出会い今回の島ラブアカデミーの開催に至ったとお話してくださいました。

岡田先生からは、アカデミー生の皆さんに「ソーシャルビジネス」について知ってほしいとメッセージがありました。アダムスミスが提唱していたという「道徳感情論」について紹介し、社会や地域のためにという気持ちで取り組むことの素晴らしさに触れ、資本に偏ったビジネスとソーシャルビジネスとの違いについて共有してくださいました。

岡田さんのメッセージを受け取ったしゅんすけさんからはこんな質問が挙がりました。
「楽しみながらソーシャルビジネスに取り組むためには?」

この問いに岡田さんは、ソーシャルビジネスといっても”ビジネス”の部分は他と共通でいくつもの問題やリスクが生じる。それは当たり前であることを割り切った上で、課題解決のためのパッションや取り組む中で増えていく仲間を大切にすること、解決した先に生まれる笑顔などをモチベーションにすることで楽しみながら取り組んでいくことができると思う。
と回答してくださいました。

ソーシャルコンセプトのインプット

続いては、うむさんラボののぶさんより改めてソーシャルビジネスに取り組む際に大切にしてほしいことについて沢山のメッセージを伝えてくださいました。

ロジックを立てて取り組むことも大切。でも、それ以上にパッションをもって取り組んでほしいと熱い言葉もありました。

また、私が素敵だなと感じた部分があったのでシェアしますね。
ガンジーが「社会を変えるイノベーション」について言ったことだそうですが、

「最初は無視される。それから笑われる。それから叩かれる。そして勝つ!」

という言葉です。
ソーシャルビジネスに取り組んでいると、夢見がちだとかきれいごとだとか笑われたり叩かれたりする場面に直面することがあります。

そんなときには、この言葉を思い出したいなと感じました。

ソーシャルコンセプト作成

続いては、本日のプログラムのメインコンテンツ。
ソーシャルコンセプト作成です。

ソーシャルコンセプトを簡単に説明すると、誰のどんな問題であるかという【現状】と、それをこういう社会に変えたいという【理想】、そしてこういう方法で解決したいという【HOW】の3つで構成されているものです。

自身が取り組みたいと考えていることを、こういった形でまとめることで頭の中を整理することや他者に分かりやすく伝えるための手助けになります。

ここで、ちょこっとだけソーシャルコンセプトの共有の様子をお届けしますね。

りえさん
【現状】杖歩行である父が体力の低下ややりたいことの制限によって生じてしまっている父のやる気の低下やサポート環境の難しさ
【理想】父のような人たちが生き生きとした社会生活ができるような環境づくり、趣味ややりたいことを選択できるようなサポート
【HOW】誰でも色んなことが選択できて取り組むことができるような施設をつくりたい

ゆーさん
【現状】教員不足の原因として古い教育感と先生同士の会話が少ない
【理想】教員それぞれの得意が生かされたうえで、子供達のやりたいことに伴走できている状態。お互いが主人公である状態
【HOW】情報が自由にとれるデータバンクをつくること、リアルで繋がれる仕組みをつくること

お二人とも、自身の体験を通して感じた不便さや課題から解決したいという想いが生まれたのだということが伝わりました。

取り組んでいく中で様々な意見や壁にぶち当たることがある、と先ほど触れましたが、今回のワークで作成したソーシャルコンセプト含め、ぜひとも【自身の想い】を大切に持ち続けて欲しいと感じました。

以上が、島ラブアカデミー3期の2nd week、ソーシャルコンセプト作成編になります!

今回こそはコンパクトに収めるぞ!と思っていたのですが変わらず長編になってしまいました。笑

また来週も、皆さんにお会いできることを楽しみにしています!