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片付けとは奥深きもの

先日こんなツイートをしました。

心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ

ということで、図書館で借りてきたのは「心の中がグチャグチャで捨てられないあなたへ」という本。なんともいまの心情にピッタリで、すぐさま手に取りました。著者はブルックス・パーマーというアメリカ人の片付けコンサルタント。わりと短めなので読みやすかったです。

著者は片づけられない顧客を訪問して、その原因を探りながら片づけを手伝うというコンサルタントです。人にはそれぞれの片づけられない理由があるそう。

夫とのコミュニケーション不足、仕事の悩み、失った恋人、子どもの巣立ち、仕事の不安、孤独感、忘れてしまいたい過去。そんなあらゆる感情がモノをため込むひきがねとなるとか。

そしてどの相談者もいまの生活に満足していないように見えるとのこと。私も孤独感のせいかも。そのせいでモノを捨てられずに、どんよりした気分です。

心のガラクタが外に現れる

心にたまったガラクタは、徐々に本物のガラクタになっていくのだとか。本の中では8つのガラクタを紹介していました。その中で当たっているなと思ったのは、

・理想に執着すること
・未来に対して不安を抱くこと
・先延ばしにすること

以前立てた目標がなんだか合わなくなってきている。未来に対して「この先大丈夫かな」と不安がおおきくなることもある。モノが多すぎることにより、雑念が多くて素早い決断ができない。この3つはピッタリでした。


ではどうしたいのか

著者のアドバイスは明快です。見て気持ちよくないモノは家から外へ出す。気に入って購入したモノでもいま使わないのなら処分する。自分が快適に過ごせないほどたくさんのモノを持たなくていい。

そうなんですよね。いつか要るかもなんて大事にしまっておいても、ほとんど使わない。さらに数年たてばもっと性能のいい商品が安く買えたりする。

やっぱり本を読むのはいい。もやが晴れてやる気がもらえました。ごちゃごちゃした部屋はイヤ。この先も毎日どんよりしたくないので、片づをスタートします。

めんどうなのはモノが不要かどうかの判断をすること。なれないと決断に時間がかかる。まずは迷ったときは残しておいて後で考えることにしよう。ずいぶん前に断捨離したときには専用のノートを作り、捨てたいモノと処分したモノを記録してました。進捗具合を確認してやる気を出してたなあ。

理想に執着すること、未来に対して不安を抱くこと、先延ばしにすること。片づけは自分がどう生きたいのかを考えることにつながる。とっても奥深いことのようです。


今日の記事は旅野そよかぜさんのアドベントカレンダーに参加しています。
旅野そよかぜさん、飛び入り参加させていただきありがとうございました。おかげさまで、2020年は部屋の片づけがスタートしそうです。

旅野さんのアドベントカレンダー企画はこちらです。


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