2021年を振り返り

上半期

目標としていたアジア大会に向けて練習する日々だった。焦りや不安はなく、初めての挑戦にワクワクしながらただダンスを磨く日々がめちゃくちゃ楽しかった。師匠とパートナーのお二人にスペシャルサンクス。

アジア大会の結果は2位で残念ではあったけど、別に悔しくはなかった。僕も頑張ったけど一位のペアの方が上手かったし、僕の足りてないところはちゃんと見られてたなって思った。チャンピオントロフィーは次絶対とる。

下半期

色々考えたのはアジア大会が終わってからの下半期だった。

大会までは「師匠やパートナーの言うことを聞いて練習する」これさえやっていれば目標に向かっていくことが出来たし、前進している実感もすごくあった。

ただ目標としていた大会が終わって急に目の前にいろんな可能性が立ち現れたとき、どうしていいのかわからなくなった。

本当にダンスで食っていくのか、どうお金を稼ぐのか、そもそも俺はレッスンしたいんだっけ、

今まで向かい合わずに目を逸らしていたいろんなこと。色々わからなくなって、まずは自分のことから考えることにした。

自分はどうして「ダンサーになりたい」と思うようになったのか、ダンスをしていて訪れる「とある瞬間」が好きで僕はダンスの道を選んだはずだ。だとすれば、その「とある瞬間」を生むために仕事をする方がいい。手段はダンスであれ他のジャンルであれ。自分がしたいことで、得意なことで、人に喜んでもらえることの交差点はどこにあるのかを色々と考えていた。

自分のしたいことが見えてきて、行動に移し始めたのが9〜10月くらい。いったんグループレッスンを全部やめたり、タンゴ部っていうコミュニティを作ったり、イベントをやり始めたりした。自己分析をしたことで、さまざまなレッスンやイベントが芯のあるものに変わっていってくれたなと思った。

2021年下半期は、自分というシナモノがひとまず形になった時期だったと思う。まだあんまり売れてない。

さぁ来る2022年、このシナモノをアップデートしつつ、今より多くの人に知られ、使ってもらえるようにしていきたい。要は、レッスンで食えるようになりたい。

あとは心ベースで物事を考えていきたいなとも思っている。迷ったら心踊る方を選ぶし、心が疲れたら休むし、自分と他人の心をベースに物事を判断したい。

2021年ざっくり自分の変遷振り返りでした。
良いお年を。