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気持ちが動くと、身体が動く。

踊ることがずっと好きだ。
人前でしゃべることすら苦手なのに、人前で踊りたい。
踊る時だけあらゆるものから解き放たれた、自由な世界にいるみたいだった。自分が誰で、何歳で、何をしているのか、そういうことが一切関係なくて、気持ちのまま音に身体を乗せたら気持ちが良かったし、自分にとってはそれを見てもらうことが快感だった。踊るようになって自分のチャンネルは増えたし、新しい言語を身体が得たようだった。

スタジオや人前で踊るだけがダンスじゃなかった。
嬉しいときや悲しいときこそ部屋でばかみたいに踊ったし、歩いていて耳に届いた音楽が気持ちよかったら踊りたい(恥ずかしいから踊らない)。ライブに行ったら音楽に合わせて思いっきり身体を動かしたい。

本番で踊っている時に、ふといつかの「あの時の感情」がフラッシュバックするようなことがあった。あの時のあの気持ちがシンクロする。そんな経験をすると、これまであったどんなことも今踊るためにあるんじゃないか、と思えていろいろな事が全て自分に必要なことになった気がした。

若いころ、尊敬するダンサーに言われてずっとわからなかったことが、30歳を超えてやっと実感できるようになった。
「なんでここでこの手をこうしたのか、考えて踊って」
当時はただ振り付けを追うのに精いっぱいで、形、動き、流れ、どの音にハメているのか、きれいな形はどこか、そればかりに気を取られていた。その人は自分の気持ちを込めてその動きをしたのに。

東京を離れて、踊ることは少なくなった。部屋やダンススタジオでは時々踊っていた。小豆島で毎年イベントで踊る機会を得た。見に来た人もみんな自由に身体を動かす。小さな小屋に充満する熱気とエネルギー。みんな自由。踊るっていいな。

かっこよくなくていい
上手じゃなくていい
自分が気持ちよければいいじゃない

そんな気持ちで踊るクラスを月に一回やります。
ダンスを始めることは、英会話のを始めることとちょっと似ている。
身体が新しい言語を覚える感覚を楽しんでもらえたら…!

※コロナウイルス感染拡大を懸念して、4/15は中止となりました。
申し訳ございませんが、ご了承の程お願い致します。
早く収束して思う存分楽しめるようになるといいな。

マルテの学校

ちょっと体を動かしたいな~くらいの気持ちの人もどうぞ。
平日の夜に身体を動かして、気持ちよくビール飲みに行きましょう◎
3/4はSIRUPのLOOPをやる!と言ってたけど、もう少しテンポの良い曲に変えます◎

マルテの学校
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